ホームレス日記

　ボクがなぜ、ホームレスの道を選んだのか。

　ホームレスになる前の前職は、事務であった。
確かに給料も文句なく貰っていた。しかし、対人関係にウザイと思ってきた。
細かいことに文句を言われ、人の性格まで煩く言われた。

ボクは思ったね。人間関係に触れない社会に行きたいと。そこで思ったのがホームレス。まさに正解だった。ホームレス仲間はのんびりとしていて殺伐としていない。昭和時代は良かった。のんびりしていて。

　平成時代に入ってから、うんざりする事件など世の中はおかしくなっている。勿論、こういったネット社会でも、各人間の生き様は変化している。今後もおかしくなるであろう。

　ホームレスをやっていて、毎日が楽しい。人間社会が嫌だったけど、このホームレスの人間は常に暖かい。だから、ボクも気持ちを１２０％出せる。

　毎日、嫌な仕事までの通勤、８時間以上は嫌な環境での暮らし。それで安月給で生活、段々ときつくなる社会的出費。

　ボクはこういったことを考えると、やはりホームレス社会がいいね。ホームレスはまさに関係ない。その日ぐらしだが、楽しい。

久々の日記。

　今は漫画喫茶にいます。

　秋葉原の事件は有名だね。彼のやったことは悪いと思う。これは皆そうであろう。
しかし、現代社会でのすさんだ心がこういった事件を起こしていったのであろう。

　原因は職場での作業服が無かったこと。普段から社員同士がコミニュケーションを図っていれば、『俺の作業服しらない？？』と言えるぐらいの出来事であろう。それで済む。

　流れ作業であるから、会話もないし、黙々と作業しているだけの仕事。それならば意思疎通はないのであるから、勘違いがこういった大きなものとして現れる。

　我ら、ホームレスは常に意思疎通は図っている。今日の出来事をまんべんなく語る。そして雑談になる。だからお互いの性格もわかれば、愛称（あだ名）で呼んでいる。

　こういった世の中がいいんだよ。事件とは無関係だしね。