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日々の記録 |
■ 2006/02/28 (火) 2006年最初の日記(長文) |
2.26事件からちょうど70年目の日も過ぎて、もう2006年も2月が終わろうとしています。そしてトリノオリンピックも閉幕し、スポーツにおける世界的に大きなイベントであるサッカーワールドカップドイツ大会まで後3ヶ月近くになりました。今回のトリノオリンピックについても夜の7時代に放送していたダイジェストや朝方ないしは深夜の放送など割と多く観た印象があります。女子フィギュアで荒川静香選手が金メダルを獲得した事はここ最近というか大分感動する事から遠ざかっていた自分ですが久しぶりに感動したと思っています。同じフィギュアの村主章枝選手やモーグルの上村愛子選手、スピードスケートの岡崎朋美選手などはあともうちょっとでメダルに届く所にいただけに惜しかったと思いました。
今や日記と言うより気分次第で書く雑記帳のようなものと化した当日記ですが、本年も昨年同様継続して書いていきたいと考えています。私がいわば自分が生きた記録を何らかの形で残したいと思い書いた日記ももう2年目になりました。書いてきた事は殆ど不甲斐なさの連続でしたが、その不甲斐ない日常も時間が経過すれば歴史の1ページになるのではないかと思っています。 しかし今年も2ヶ月が過ぎようとしている今、職探しはおろか日々の生活を送る事に脱力感と倦怠感を同時に感じています。普通の日常生活でも朝7時までに起床し、夜は12時ぐらいには就寝するある意味社会人としては当たり前の生活パターンというものがなかなか身につける事が出来ず、まともに出来た事など数える程度しかありません。朝7時に起きる事が出来ず、7時50分だったり8時過ぎに起きてしまって親から注意を受けるとその日一日どんな事に対しても気力が出なくなる事もしばしばあります。おまけに毎日毎日今日もまた何らかの失態をやらかすのではないかという怯えも感じる生活であったりします。 私はどうも人の話をしっかり聞いて理解するという能力に欠けているようで、そのせいで学習障害じゃないのかと親ですら疑ってしまっています。好きな事だけはやれても、自分の好まない事(世間ではこちらの方が多いと思っていますが)が出来ないというのは社会人以前に人間として失格なのでしょうか。しかし自分が一種の知的障害者のように思われる事には嫌悪感を抱いています。自分が失態を犯してその事を注意されて激昂して家の壁を殴ったり自室の床に平積みしているコミックや文庫本、単行本などを蹴飛ばしたり投げ飛ばしたりなどする事は相変わらずなのですが。 私が嫌悪感を抱くものとしては知的障害者に思われる事と並んでこのままだと河原行きになる、要するにホームレスになると言われたり、もう都会ではやっていけないと言われたりする事もあります。自分はまともな日常生活がこなせないという事がひいてはホームレスへの一本道を歩んでいるという事だと思っていますが、ホームレス一直線も社会生活不適格呼ばわりも私にとっては言われたくない言葉の中に入っています。今までの人生を振り返ってみても自分は将来に対してほとんど妄想以外の何物でもなかったのですが、「とにかく大物になる」とか「トップエリート」になるといった事を夢見ていました。現実には努力らしい努力をして来なかったため今のような惨状があるのですが、とにかく社会の上層部に就けば今まで自分の事を低く見ていた連中も見る目を変えてくれるとも考えていました。かのライブドアの堀江元社長が証券取引法違反で逮捕され六本木ヒルズの高級マンションから東京拘置所の3畳ほどの狭い独居房に移ったニュースを時間が経ってから考えると、確かに法を犯すような事をやった罰は受けなければならないにしてもつい数週間前まではマスコミが過剰に持ち上げていたとはいえ「時代の寵児」だった人間が一気にここまで落ちてしまう様には憐れみに近い感情を抱いてしまいました(最近のニュースを見ると、どうもライブドアは脱堀江色を強めているそうで、堀江氏のIT業界への再帰がありうるのかどうかは見当がつきません)。以前はさほどライブドア関連の話題に興味を持っていたわけではないのですが、堀江氏の逮捕もさる事ながら結局夢で終わってしまった有人宇宙飛行計画のように宇宙に関する話題があった事など私の趣味に近い事もあって最近は幾らか興味を持つようになりました。ちなみに東京拘置所は私がよく利用する私鉄の沿線にあり、東京方面に出る時には電車の車窓から建物が見えますので「あぁあそこにホリエモンは拘留されているんだなぁ」と思ったりします。 自分はメディアによって作られた存在であろうとなかろうといわゆる「ヒーロー」と呼ばれる人間を賛美したり尊敬の念を抱いたりする事は出来ても、自分がそのような高い地位に就くような事はいくら残りの人生が50〜60年近く存在していても、まず可能性は相当低いと思わざるを得ません。というよりも自分の大学院時代を思い返してみても、私よりも遥かに優秀な方々を幾人も見てきましたが、そういった方々であっても世間で言うところの「有名人」にはなりにくい(将来においてはどうかわかりませんが)事を思うと、有名になりたいという願望はそう持つべきではないのかもしれません。10代、20代とたいした努力をせず日々ダラダラ過ごしてきた人間などもっての外という事なのでしょう。 後数週間で私の誕生日がやってきます。その間における東京大空襲の日である3月10日は母方の祖母が亡くなってからちょうど1年という日になりますが、死去した日ないしは自分の誕生日から1年を振り返ってみても自分のダメ人間ぶり以外に思い浮かぶものはありません。もう20代も後僅かになりましたが、その後僅かな残りの時間でありとあらゆるものが好転するようには思えなかったりします。人生の区切り毎に済ませていく宿題を先送りに先送りを重ねた結果が現在の惨状であると感じています。いまだに家の問題処理に私は加わるだけの能力も無く、全て親が処理するという現状です。 最近私は親から農村でも行って優しいご隠居さんの所で農業について一から教えてもらう事で修行して来いといった事を言われますが、この言葉を聞くと自分は家にとっての癌(それも末期に近い状態)になっているのではないかと思ったりもします。また人付き合いの苦手な私にとって都会生活というものは非常に辛いものがあり農村からその人付き合いも学びなおしたほうが良いという理由もあります。こういう事を聞くとこれも殆ど妄想かもしれませんが将来は東京や横浜の一等地に居を構えたいと思っていた自分が今住んでいる埼玉東部の街ですら自分にとっては不適格だったと否応無く思い知らされた気分になってしまいます。公立中学といういわば一般社会の縮図みたいな場所で適応する事が出来ず、高校は東京の多摩の方にある私立高校、大学でやっと東京中心部に位置する有名大学に通う事で優秀で優しい人達に囲まれる事で心の安泰を得たのはいいのですが、その時代は自分にとっては転落の時代でもありました。しかしもう自分の転落人生は日記において嫌と言うほど書いてきたので、ここではもう書くつもりはありませんが、普通なら人生の汚点として心の底に閉まっておきたいと思う事を私の場合は親との会話で親があきれるくらい喋りまくったり、文章にして半永久的に残そうと思っている事は過去にしがみついているように思われるのでしょうか。自分は親との会話の中で注意される事には、話をきちんと聞く事よりも自分が喋る事を優先し話を全く理解していない事やいちいち自分で説明したがるといった事があります。学生時代の同期の人とは在学時にはそれなりに会話したりしていましたが、修了後は付き合いが疎遠になり学外での友人が一人もいない私は相当な孤独を感じています(ネットでつながる事が孤独を解消するとは思っていません)。 SFやコミック、ネットなどに逃避するのも孤独感を埋めたいのではないかと思う事があります。これだけ人生全てに上手くいっていないと心のバランスが取れなくなり、モノに囲まれている事が心のバランスを取ってきていましたが、自分の部屋は親が見ても嫌悪感と絶望感を抱くくらいもう長い間整理されておらず親戚をはじめ外から来た人間が見たら間違いなく私の評価はガタ落ちするような状況です。我が家はもう10年近く親戚を含めた外部の人間を招待する事無く暮らしてきましたが、そういった暮らしもそう長くは続けられなくなっています。しかし私は部屋を整理整頓する事が朝7時までに起きて夜は12時までに寝る事と同様に苦手だったりします。この生活の基本が出来ていない事が、私の現在と未来に対しても大きな影を投げているように思えてなりません。始めの方に私が毎日怯えながら生活しているという事を書きましたが、これは生活能力の著しい欠如から来ています。私は他人に対してこれといって秀でた能力や分野を持っておらず、出来る事といえば自分の趣味や好きな事に関する知識を集めて自己満足に浸る程度しか無く、それが全然といっていいほど日常生活に役に立っていない事が日々の生活をつまらないどころか辛いものにしています。創意工夫が足りないという事は小学生時代からの欠点でありますが、大学院時代4年かけても大した論文が書く事が出来ずただだらだらと自分の趣味や興味のある事に埋没してしまっていたのも創意工夫が欠けていたからなのかもしれません。現在も家の手伝いをしてもこの創意工夫が無い事でただ惰性でやっているだけの事もあります。よく母親から深夜までダラダラやらずに朝の5時6時に起きてやった方がいいと言われていますが、自分ではまだそういった事は出来ていません。確かに今の季節深夜遅くまで起きているという事は、光熱費を無駄に使ってしまう事になりますのでなるべく早く寝る事は意識しています。 近頃は「下流社会」、「下流くん」といったような言葉を聞くようになりましたが、自分はその「下流」と呼ばれる社会の底辺のそのまた底辺に位置しているのではないかと思ったりもします。2月中旬に正社員への昇格があるアルバイト・契約社員のとある求人に応募し面接に行ったのですが、そこで私は「友達はいますか」とか「スポーツは何をやっていますか」とか「趣味は何ですか」といったような就職とは関係あるのかと言いたくなるような質問をされ、なんとか切り抜けこそすれ結果は不採用に終わってしまいました。自分は非常勤・アルバイト的な仕事ですら採用されないという現状に余計うんざりしてしまいました。自分にとって普通の企業の社員ないしは団体の正職員になる事がいわば公務員試験の国家T種や司法試験のような世間で難関といわれている部類の試験にて合格するくらいの難しさになっているのではないかと思っています。社会と私の間には巨大な壁がそびえ、それをよじ登っていく力が全く備わっていない、という現状であると考えざるを得ません。 p.s.昨年におきましては、日記を読まれた方々より様々なご意見を頂きました。私は皆様の御意見なりアドバイスには感謝の気持ちをもっています。自分が不甲斐ない所もあってレスなどをつける事が出来なかったりする事も多くありましたが、これからもよろしくお願いしたく存じます。 |
名前 内容
ぺけぽむ 司法とか一種とかの人間と自分を比べる発想がまずダメ。というか、それがパッと出てきてしまうような時点で視野が狭いということに気がつかないと、普通の会社では通用しないよ。自分が相変わらず客観的に見れていないよね。この日記だと、「ここのところしばらくあったことを報告」「自分の感じたこと」を一生懸命書いた「作文」みたい。夏休みの宿題の。どこでも手に入るニュースのことなんて誰でも知ってるから書いても意味がない。自分のことじゃないだろそれは。どうして自分と向き合うのを避けるのか? 客観的に言えば、あなたは今回の日記で気がつく前にとっくに下流です。文系院生の失敗パターンに当てはまっていることにはとっくに気がついているはずなのに、それを忘れたのかと思ってですこしびっくりしました。 (06/04/02 10:15)
(´・ω・`)しょぼんぬ 久しぶりに足を運んでみました。その後調子はどうですか?3月ももう終わりなので、これをいい区切りに何か始めて見るのもいいかもしれませんよ。 (06/03/23 20:55) --- 良い暮らししてますね。無理してシゴトしなくてもいいのでは?衣食住全く問題ないもんね。 (06/03/14 14:26) @@@ 少し気になっているのですが、今はどうやて現金収入を得ているのですか?それと就職活動の具体的な記述(例えば、面接に行った)が最近日記には、全くない様に見受けられるのですがどうなのでしょか?もしこの内容を不快に思われましたらお詫びいたします。 (06/03/12 00:41) ・・ うーん矛盾だらけの現代社会で農業というのは矛盾が少ないかもねえ 自然と触れ合うことでなにかが変わるかもよ 母親もそのへんを思ったんじゃないか?君のことを心配してるんだよ (06/03/06 11:31) th1969 あなた本当に変わらない人ですね‥‥‥。 (06/03/06 00:29) 通りすがり 見下してるから見下されるんだよ。いい加減ぐだぐだ愚痴ってないで行動起こしたら? (06/03/05 14:12) y 同じことを延々と書いても何もならないよ。とりあえずバイトから始めなさいよ。それとあなたが今こうなっているのは誰のせいでもないですよ。障害とかほんといい加減にしときなさい 失礼だよ (06/02/28 22:19) 雅 極力レスは書いた方がいいと思いますよ。出来ないならコメント機能をオフにすればいいんだし。感謝の気持ちの態度としてやっぱ意見を下さった方には返してあげるのが常識なのでは? (06/02/28 20:09) |
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