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日々の記録


 ■ 2008/07/26 (土) 暗澹たる気持ちが募るばかりの日々


前回の書き込みから早2ヶ月以上が経過してしまいました。まだ春真っ盛りだった前回書き込み時から季節は本格的な夏になってしまいました。もう学生は夏休みに突入した頃でしょう。それどころか今年も半分が終わり下半期に突入しました。今年の上半期は1月から3月末まではアルバイトとはいえオフィスでの勤務をしており、それなりに充実した日々を送っていたと思います。ただ4月からの次の就職先が決まらなかった事を除けば。それから約3ヶ月、就職活動を継続しているものの暗澹たる日々が続いています。今になるとオフィスの中で働いた事など単なる退屈凌ぎに過ぎず、これっぽっちも自分自身のステップアップにはならなかったのではないかと思う事があります。

年齢的な問題を含めもう今の自分は正社員としての仕事に就かなければならなくなっており、正社員登用有のアルバイトから純粋に正社員募集という所まで応募して面接に臨んでいますがことごとく鳴かず飛ばずに終わっています。昨年5月以前と比べれば幾らか勤務経験があり、実際の仕事のやり方や他人とのやりとり等理解している所もあって、こういった事を応用・活用させる事で一ランク上の仕事におけるステップアップにつなげていこうと思ってはいるものの現実にはこれといって役に立てられるものではなかったりするのではないか、と不信感を覚えたりしています。

大分前の話になってしまいますが、今年のゴールデンウィークも昨年同様あまり楽しいものではありませんでした。21世紀に入ってからというもののゴールデンウィークが楽しかった年など全くありません。5月半ばからのアルバイト勤務が決まった昨年は「来年こそはいいゴールデンウィークを過ごすぞ」と思っていたのですが、一年経ってみた結果は変化無し。昨年は翌年こそは今までとは違う日々を過ごせるようにしようと思って一日一日を充実したものにするべく勤めましたが、年度変わって一月以上が経過した今を見ると昨年から今年3月末日までの努力も大した役にも立たなかったとしか思えてなりません。毎日がゴールデンウィークあるいはお盆かつ年末年始状態というのも本当に飽き飽きする以外の何物でも在りません。私の場合は一緒にどこかに出かける事の出来る親しい友人もいないだけに休みに出かけようが平日に出かけようが変わりが無いというつまらない日常に外ならず、何時になればこのような日々から解放されるのかと嘆きたくもなります。

それどころか今年の夏も去年同様に楽しいものにはならないような状態が濃厚になっています。上記のように現在の所私は親しい友人が誰一人としておらず、また恋人に至っては論外という有様です。親といる時間があまりにも多くて、親以外の人との会話もほとんどが事務的なもの(ハローワークの求人受付等で)ばかりで腹を割って会話の出来る相手がいないがために精神的な苦痛になって仕方がありません。大学院時代にゼミで一緒で一応親しくお付き合いしていた方々も今やどこか別世界の人という感じになってしまい、自分以外(当たり前ですが)で心の支えとなってくれる人は誰もいません。精神的にも暗澹たる状態が続いており、一体どうすればこの状態から抜け出せるのかいいやり方が見つからず日々鬱屈としています。

自分のヘタレ過ぎる所やお粗末過ぎる所を見ていると、イライラする事この上無いのですが、実際自分のやっている事がこういった要素に見事にフィットしている現実があるので、ますます暗澹たる思いになります。30になっても年齢に応じた事がやれていないというのが元凶だと思っているのですが、脳内で想像している自分の姿と現実にある自分の姿のギャップが甚だしくそれもまた自分の精神に大きな負担を及ぼしています。

私は現実から逃避して、脳内で自分の事を軍高官や政府高官と思い込んで脳内ストラテジーゲームに耽るなんて事はしていませんが、現実の自分のやる事なす事ヘタレ極まりないだけに現実を認めたくないと思う気持ちで一杯です。家では空気の読めていない言動を繰り返して親から注意を受けるたびに、たまたまそういった事をやっただけで本当の自分はそんな事をしないと言いたくなる事が多々ありますが、脳内美化された自分のイメージが先走っているといえるのでしょうか。自分でも理解しがたい所があったりします。

先月頭の秋葉原の通り魔事件や最近の八王子の啓文堂書店での殺傷事件の凶行をやらかした連中だったり近所ともいえる川口の父親殺しの女子中学生に近いという事を言われるといささか嫌な気分にもなりますが、自分も凶行までには至ってはいないもののきつい事を言った相手に殺意に近い感情を抱いたりする事があるのでギリギリの所で踏みとどまっているとも感じられます。しかしながら自分とは無関係の人間を自分の人生が上手くいってないという理由だけで殺害するというのはしょうもない奴だとしか言いようがありません(勿論自分の肉親や知り合いを殺めてしまうのも同じですが)。そういった連中は独裁者的な絶対権力を手にしたいという気持ちでも持っているのではないかと思う事があります。自分も鬱屈とした現状に嫌気がさしている事もあって、社会の下の下にいるよりもスペースオペラものに登場する宇宙艦隊司令官や軍参謀長あるいは国家の最高権力者といったものに対する憧憬が強かったりしますので色々と考えたりする事が度々あります。またネット右翼やネット弁慶と呼ばれているネットでは強気な態度をとっているけれどリアルではどうしようもないという方々に対しても同様ではないのかと思ったりもします。

私は両親と旧公団(現都市機構)の団地に住んでかれこれ20年近くが経過しましたが、私があまりにもヘタレ過ぎるばかりに団地から一戸建てもしくは分譲のマンションにも住む事が出来ずに、いずれ親が定年を迎えて退職するかで家賃も払えなくなり出なければならなくなると思っています。天下に大号令を発するくらいの大人物になりたいと妄想していた人間のなれの果てが家を潰すという事は情けない事に他なりません。SFやアニメ、漫画にひたっていたのも妄想を巨大化させることによって脳内武装するためだったと思えてなりません。純粋に趣味と割りけれなかったのかもしれません。

2004年3月に大学院を修了しておよそ4年4ヶ月、その間は昨年5月半ばから今年3月末まで某大学にて事務補佐員としての就業経験もありましたが、ほとんどが不毛の就職活動の日々でした。おそらくこの日々はまだしばらく続く事になるでしょう。恋人はおろか親しい友人も居らず、SFや宇宙関連の書籍に漫画、趣味関連のネットを心の支えとして陰惨な現実に対する不満解消の手段としてきましたが、そういった事もやれなくなろうとしています。以前の日記にも書きましたが、10代や20代といった時期を自分の好きな事にうつつ抜かして棒に振ってしまった事のツケは非常に大きすぎました。若い日に犯した過ちが故に、多額の損害賠償やら慰謝料を請求されてしまいその支払いに残りの人生全てを費やさなければならないといった状態にも感じられます。事実大学院時代に借りた奨学金の返済が未だに出来ていないというのも、そう感じられる所だったりします。大学の事務補佐員としてのアルバイト勤務でもほんのしばらくの間の自分の生活費や年金関連の貯金にしかならず、まとまった収入が欲しいのですがその収入を得るための仕事が見つからないという辛い現実が重くのしかかっています。

昨日と今日にわたって今月に応募した所から不採用の連絡を受けました。このままでは今年の夏は今まで以上に暗澹たる夏になりそうです。


名前

内容

記入なし 今、何どうしているのだろうか? (11/11/27 16:33)
(´・ω・`)しょぼんぬ お久しぶりです(´・ω・`)ノシ長いので、また印刷してじっくり読ましてもらいます。楽しくするのもしないのも、全て自分しだいです。楽しみがやってくるのを待つぐらいなら自分から何か楽しそうなことをやってみる。 (08/07/27 13:12)


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