アラ還の愚行記。

最近あまり聞かなくなったが、勝ち組／負け組という閾があって、それにこだわる奴がいた。
そんな奴に、一体何にどうやって勝ったのか、何にどうして負けたのかと聞いてみたいが、その機会はずっと無いままだ。
あえてその判定基準を定義するなら、最終的な役職や年収、資産や持ち家、年金額など数値で振り分けるのはさもしい奴の発想で、自分的には本人が楽しかったと思えれば勝ちだし、その反対は負けというところかな。知らんけど。

自分は高卒で就職し、転職したり経営側になったり自営業者にもプータローにもなったりして、その都度わだかまりや後悔、敗北感を味わってきたのだが、還暦になってそんな過去がリセットされたような気がする。まぁいっかというカンジで。

今は安泰とか悠々自適とかにはほど遠いが、崖っぷちでもない。
この先、おもしろおかしく生きていけばOKだと思う。