ダメカッパの日記

　大奮発して関西屈指の歓楽街、福原に行った。実に5年ぶりくらいかな？怪しげな客引きや、クルマの前に立ちふさがって必死に食い下がる店員も影を潜め、非常に健全な街になっていた。

事前にウェブで色々調べたが、やはり店が多いのでどこへ行けばいいのか迷ってしまう。何十件とあっても行けるのは１件のみ、失敗はしたくない。
ある案内場で兄ちゃんに聞いてみた。俺が目星をつけた店は熟女が多いとか、サービスは悪いが女の子は若いとかナマの情報を多数聞いた。兄ちゃんの勧めでとある1件に決定、ウェブ上の価格より2千円安くしてくれた。

案内された店は確かに良かった。丁寧な案内、きれいな泡姫・・・、清潔な部屋だった。久しぶりのせいか挿入後すぐ暴発、懸命なサービス空しく2回戦いかずタイムオーバー。残念であった。

ラーメンを食って帰途へと着いた。

本厄なんで馴染みの神社で厄払いをしてもらった。
近くに厄払いで有名な寺があるんだが、商魂たくましいトコロなんであえて避けた。寺と神社の厄払いの違いは分からないが、俺の場合は宮司が祝詞をあげて、巫女が舞う、そんな感じだった。

宮参りの人と一緒にやってもらった。ありきたりの願望、心身共に健康でありますようにと祈りながら・・。

若いつもりでいるが、俺も40歳かぁ。世間ではオッサンの称号で呼ばれてるんやなと思うと、ちょっとショック！！

俺に欠けていること、色々あるが、最大の欠点は現実を直視しようとしないことだろう。特に厳しい事態、辛いことを避けようとする。まずはそれらをきちんと受け止めなければいけないのに、それをしないで逃げ道を探してしまう。

いつまでも夢みたいなことを言って、絶対ありえないのに「逆ナン」を待ってたりする。基本受身なのかな？社交性、協調性に乏しく、そのくせ孤独や孤立を嫌う節もある。

老いていく親父の姿、不安定な雇用状態に今自分が置かれていること、それら全てが「真実」であること。

　生産減に伴う金曜日休み、つまり週休3日のシフトが始まった。

およそ生産とは関係ない雑用で一日が終わる、俺は何しに会社に来ているのか、ふと疑問がわく。スポットのバイトしてるほうがマシやん。

今の状況ではボーナスなど期待できるはずもなく、今はただ我慢するだけなのかな。
スキルのある人間がうらやましい。馬鹿大学とはいえ、卒業させてもらって学費を出してくれた親を思うと胸が痛む。