綴っていく

今夜はコリンとLINEでチャットした。

話題はハンター×ハンター(笑)

ハンター×ハンターのキャラに例えると俺はレオリオに似ているそうだ。
コリンはビスケ(小)に似ている。

ハンターの話題で1時間程チャットした。

そんな８月の夜。

ｺﾘﾝと映画に行った。

俺もｺﾘﾝも夜勤明け。
夕方の約束の時間にｺﾘﾝ宅到着。

映画の前に二人で夕食を済ませることにする。
ｺﾘﾝのリクエストで回転寿司へ。

食事をしながらｺﾘﾝが、「光砂今さん辞めちゃうんでしょ？」

俺「俺から話そうと思ってたんだけど・・・言いだせなくて。」

俺「もう噂になってるんだ？」

ｺﾘﾝ「クソ野郎さんから聞いたよ。私も辞めたい。もう介護はいいや〜。」

食事を済ませショッピングモール内の映画館に移動する。
事前に席を予約しておいたので発券しておく。

映画はレイトショーである。
まだ時間があるので雑貨屋を二人で見学する。

雑貨屋の前にセーラームーンのガチャガチャがあり、ｺﾘﾝが何度も回している。
ｺﾘﾝはｾｰﾗｰﾑｰﾝが大好きである。
コレクターの血が騒ぐ！などと言いながらガチャガチャにハマっている。
俺も何度も回して５体（だったか？）のフィギアをコンプリートできた。

ｺﾘﾝ「光砂今さんありがとう」

俺「俺も楽しかったよ。やっぱ全部揃えたいよね。」

ショッピングモール内を歩いていると、ｺﾘﾝが俺に自信の過去（登校拒否とか）を
話しだしてきた。

いつも不思議なｺﾘﾝには暗く悲しい過去があった。
俺は彼女のことを少し知ることができた。

「生きてりゃ傷の一つや二つ持ってるもんだよ」

俺は意味不明な事をいってしまった。
彼女を励ましたつもりだったのだが。。。

ｺﾘﾝ「この話すると暗くなるから、もうやーめた」

上映時間が近くなってきたので映画館に移動する。

映画は「思い出のマーニー」って作品。


映画が終わって二人で感想を語り合った。

ｺﾘﾝの過去の話を聞いた後だったので少しだけ重なった。

ｺﾘﾝ「今度はルパン観に行こうね♪」

俺「うん。絶対に行こう！」

ｺﾘﾝを自宅に送り届け帰路についた。


結局、今回も俺は気持ちを伝えることができなかった。

次の夜勤が終った日にｺﾘﾝと４回目の映画（レイトショー）に行く。
俺はどう動けば良いのか？
ｺﾘﾝが何を考えているのかサッパリ分からない。


以前から、○美、肉�A、俺でLINEのグループチャット（？）をやっている。

俺が辞めることを話して以来、よく３人で会話する。

○美：「△階通るとき、何気に○○（光砂今）が居ないかちらっとのぞくもん。
それがなくなると思うと寂しくなる・・

俺：「○美〜、俺に惚れたな？」

肉�A：「私も 覗く󾬆(笑)(2ハート)」

〇美：「気づくの遅いよー　○○（光砂今）！」

俺：「じゃ結婚したら、○○○美だな。」

○美：「なんかシックリくるね」

○美：「私トロイけど広い心で待っててね󾌰○○○美ってリアルになんか可愛いね󾌲」


○美って凄くピュアなんです。

ｺﾘﾝを好きでいながら、○美も好きな俺。
ｺﾘﾝがダメだったら〇美、って考えている俺。
ｸｿ女の事を言えたもんじゃない。
俺だってｸｿなのだ。

ｺﾘﾝ、○美、メガネっ娘、肉�A、クソ野郎、俺で花火を観に行った。

車で２時間ほどの現地に朝から向かう。
現地のホテルで食事して駐車場探して場所取りして、花火が始まるまで少し観光した。

参加者で俺が退職するのを知っているのは○美と肉�Aだけ。

夜空には雲が少なく月が良く見える。
俺は月を見るのが好きだ。
皆でレジャーシートに座って花火を楽しんだ。
ｺﾘﾝは俺の隣に座っている。
俺たちの場所には観客が殆どいない。
途中からみんな寝っ転がった状態で鑑賞してた。
俺の隣でｺﾘﾝが寝てる。
生足のｺﾘﾝは凄くカワイイ（笑）
ｺﾘﾝは、「カラフル〜！」とか「キレイ〜！」ってはしゃいでた。

花火を見ながら俺は退職願を出したことを後悔していた。

当たり前だけど、ｺﾘﾝとも○美とも離れることになるのだ。
無性に辛かった。花火を見ながら悲しい気持ちでいたのは俺だけだろう。

辞めること、皆に話そうかと思ってたけど話せなかった。
帰りの車中、今度はどこ行く？とか来年も行こう！って話題にも俺は沈黙。


ｺﾘﾝとはまた映画を観に行く約束をしている。
その時に気持ちを伝えよう。

退職願を出した。

「次は決まっているのか？」だと。

「決まっています」と答える。

ただそれだけのこと。

9月から無職。

１０月からまた仕事。