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30代 デモドリ無職


 ■ 2010/10/31 (日) 歴史


なぜ私は私なのか不思議な気がする。 いつの間に?
五年前であったなら 十年前であったなら
いや ちょっとしたボタンの掛け違いなだけ現実は変えられる。
周囲の人間に環境に左右されてしまう。 私こそが最も組織に望まれる型どおりの
人間かもしれない。 今の構成に足りないものは? より合理的に結果を得るには?

 幼少のときの記憶、あまり裕福でなかった青年時代、疎外感を恒常的に感じていた
成年期、好んで得た知識、考え方それら全ての積み重なりが私を形づくってきた。

 そんなものに価値はさほどない。 価値があろうとなかろうと残るものは自然と
残る。 余分な拘りや虚栄心、プライドを捨て去るのにどれほどの勇気が必要だろうか?
 いかばかりでもなかろう。 本当に自分が望んでいるものを理解したい。

 バカバカしい。 俺が今まで拘ってきたものにいくばくの価値もない。
ずっと傍に人はいたんだ。 もう独りではない、今までも独りではなかったのだから。



 ■ 2010/10/24 (日) 迷い


 オレという人間はどこまでも忘れやすいようだ。 ついこの間まで同じ立場で苦しんでいたというに

 なぜ助けてくれない? 先に帰ってしまう? 手助けとなるようなマニュアルがない?
 毎日溜息をつき、辞めたい辞めたいと心で囁く そんな毎日。
だが、今思えば周りの人は今自分が彼らにしてくれている以上のサポートをしてくれた
のかもしれない。 精神的には

 人を遠ざけてしまう。 なんと余裕のないこと。 元々愛想がないだけさ

俺が出来ることは自分の時間を削って、彼らの盾になること。 そういう風にしか
守れないならそれでいいのではないか。 間違っているのかもしれない。
 決して彼らは私が思っているような見返りを与えてくれることもないだろう。
ほのかな期待、願望、待ち焦がれるものは私のやり方では手に入らないのだ。 いつでも。
 それでいいと割り切れないのに割り切ろうと諦めようともがく。 いいんだ。
それでいいんだ。
 私はたまたま、能力をもってしまった。 それを望んだから。 富めるものは責任を
負わなければならない。 大げさに考えることもないだろう。 私の力なら楽々と
片づけることが出来る。 それで忙しい、人生の時間を削られているなんて思うのこそ
普通の感覚とずれている。

 大きな力になってくれる手下もいる。 もっと有効活用していけば十二分に勝機は
ある。 問題は彼らだ。 無駄に居座られても邪魔なだけだな。 引き受ける条件と
して用がないなら帰ってもらおう。 邪魔なだけだ。

 さあ計画を立てよう。 きっと上手くやれる筈だ。 きっと・・・・・

 決して仕事に逃げるわけじゃない。 自分の人生も誰の、何のせいにすることもなく
自分自身で切り拓いていくんだ。 大丈夫だ。 落ち着け、大丈夫だ。



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