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U_sanのいいんですよ。それで。 |
■ 2014/08/30 (土) 嫁の苦労 |
低所得だと嫁さんにも働いてもらわないと生活が成り立ちません。
家に帰ってきてもイライラしてることが多いようですが、 じっと我慢しています。たまに仕事のことを聞いても イライラがつよくなるからと話したくない様子。 何気なくネットの履歴を見ていると「お局様」なるワードが 目立ちます。よくあることですが、お局様の新人いびりがひ どいんですね。なにかをきいても無視、仕方がないので他の人 に聞きに行くと血相変えてやってきて怒鳴り散らす。そして 周囲に口きかないように圧力かけていく。行き場をなくした 新人は嫁さんの元にくるんですね。他に頼りようがないから。 でもですね。そこまで追い詰められた新人が精神的にまともで あるわけがないですよね。恐怖と不安に支配される。まともに 仕事なんてできないですね。何度も同じミスを繰り返す。 だんだん嫁さんもうんざりしてくるんですね。 「何度もいってるでしょ。確認してから行動しなさいって。」 「一つの仕事を必ず終わらせてから次の仕事に移りなさいって。」 ついついきつい口調になってしまう。 やがて新人をけなすようになってくる。 本意ではないがつらくあたらざるを得ない。 それがつらいから、家に帰っても塞ぎ込んでいる。 ネット履歴で「お局様」なるワードが多かったのはそのためだ。 ふと自分の施設のことをおもった。あの人お局様だったんだ。 お局らしきのが二人いて覇権を争っている。まったくタイプ ちがうけど、共通してることは「自信がない、評価されてない」 ってこと。あと他人に厳しく自分に甘いってーのもある。その人 がやらなければならない業務を忘れているようだったので 表ざたになる前にそっと教えてやると「それぐらいあなたがや りなさいよ。なに考えてんの?」と怒声を上げる。周りに人が いるっていうのに。そもそもその人の立場が悪くならないように 配慮してそっと教えて上げてるのに。この人たちは評価されてな いことに憤りを感じているんだな。評価されないから自信をもて ない人たちなんだな。自分の評価できないから周囲の評価できない。 自らを由(よし)とするから自由、この人たちの心に自由はない んだな。それでいて彼女たちは自覚している。その至らなさを。 自覚はしてるがどうすることもできない。コントロールできない。 そのことがまた彼女たちのイライラを増幅させる。 なんとも哀れな。だから目をつぶってやる。見過ごしてやる。 そうしてやったことは彼女たちにも確実に伝わる。何故ってそれを 欲しているから。やがて態度は軟化していく。 私は私の欠点を自覚している。そして治せないことも承知している。 しかし私はそれも含めて受け入れてほしいと思っている。 だから彼女たちのこともまた、欠点も含めて受け入れる。 妥協点を見つけなければいけない。彼女の意思を知らなくては いけない。私の意思も知ってもらわなければいけない。お互い 門前払いを繰り返したところで仕方がない。 嫁はどう行動し、どう解決するだろうか。楽しみで仕方がない。 本部は嫁に期待をしているようだ。いざとなると本部も動くだろ うか。自ら「王佐の才」と断言する嫁に期待したい。 |
名前 内容
うーさん 補佐するに足る人材がいない状況で、どう対処するのか興味があるのです。ゆくゆく参考にしたいんですね(^^) (14/08/31 05:52)
村雨 王佐の才 組織を運営する際に、その長となる人の能力を発揮させようとするならば、必ず、その人を補佐することのできる人物を傍らに配置することが肝要です。要するに右腕ということですね。 (14/08/31 01:21) |
■ 2014/08/25 (月) スタンドに襲われる?? |
今日は母親の病院につきあってあげた。
それはおいといて、 帰ってきたのは16時頃。何気にパソコンに手をのばすが 眠いので寝ることに。ベッドに横たわりうとうと・・ やばい、そろそろ洗濯物たたまないと。嫁が帰ってきたら がっかりするよ。起きなければ・・あれ〜?おかしいな〜? 首がねじれてるぞ〜?寝違えたかな〜? 元に戻んないや。どうしようか?とりあえずおきちゃえ! なんか力が入んないだよね。ずっと天井しか見えてない しさ。 床に足を放り出し起き上がろうとするが・・ 床がまったく見えないじゃん。怖いな〜。首を元に戻してか ら起き上がれば・・うーん、戻んない・・困ったな〜。って いうか首に全く力が入ってないんだけど。お尻を後ろのほう にひいてこういうふうにふってやれば床も見えるんじゃない かしら?お尻をうしろにひいて右にプリッ!すこしうえに プリッ! やばい!!天井しか見ることができない。どうしよう? ねじれた首のまま、へっぴり腰スタイルで、かつ天井を見据 えたまま・・意を決して立った。2歩すすんでおっかなく 感じた。そのままベッドに倒れこむ。 「もしやスタンドに襲われたのでは?」 スタンドの能力は、相手の首をねじらせてから視界を天井に 固定させるというもの。いったいなんのために? わからないが私ならこの能力をどう使うだろう?相手は天井に 視界を固定されているしまっすぐに立つこともできない。歩く こともままならないだろう。とすれば攻撃はいたって容易。どこ か物陰に隠れて下肢を攻撃すればすってんころりん。あとは楽勝 だろう。地味ながら恐ろしいスタンド。しかしそれを実践しよう とするならスタンド使いはかなり近くにいるはず。私は丈太郎ほ どの洞察力はもちあわせてはいないので間違っているかもしれな いがスタンドに攻撃能力が備わっていないとすれば必ず近く にいるはず。 どこに潜む?ベッド下か?ありえない。隙間は15cmしかないか ら。子どもでも無理だ。だとすると押入れ?よく考えれば我が家は 風通しをよくするために押入れのふすまは全撤去している。 とすると「居間・・」 ドアの向こうか?間違いない。いったい どんな奴だ?どうせスタンド使いになるのなら近距離パワー型の スタンドをもちたかっただろう。オラオララッシュに憧れた ことだろう。かわいそうに・・なんとも風変りなスタンド・・ しかし、そんなやつにやられる私っていったい?? そういえばベッド横に小さい本棚があった。ここをつかめば立ち上 がることができるぞ。ほら、立ち上がった(^^) でも視界は天井に固定されたままだ。どうするか?? もう一度寝よう!そして寝入ってしまう(-_-)zzz 目が覚めるとすこぶる爽快だった。今日ずっと痛かった首の痛みが うそのように消えている。 ファンタスティック!! そうだったのか。スタンドの能力は、相手の睡眠中に体の凝り固 まってるところを脱力させてとても良い状態に回復させるという ものだったのか。ありがとう。誰かはわからないけど。 私は救われた。すこぶる気分がいいです(笑) さて母ですが。 抗がん剤治療中ということもあって強力な精神安定剤を服用して おります。まぶたが相当に重いようです。なにも知らなかったら なんとも無気力な人間と思うことでしょう。髪の毛が抜けたり 突然高熱に襲われたり、急に喉に激痛がはしったり、抗がん剤の 副作用は多岐にわたるようです。そして想像以上に苦しい。 精神安定剤のおかげでなんとかもっているっていってました。 24時間ほぼウトウトしているって。だからなんとか耐えられ るって。 現在、私の姉のところで世話になっているようですが、表情が 悪いと罵られるのがつらいといってました。あとトイレなので すが、尿意があってトイレに行こうとしても間に合わないことが 多いといってました。抗がん剤と安定剤の影響で力が入らない んですね。そして「おしっこが臭い」ともいわれると。それで トイレに行くのが怖くなって、誰かがいるときはじっとこらえる のだともいってました。 さて、今回スタンドと母のはなしで2つでしたが、なんとなく 施設入居者(介護される側)の気持ちがわかった気がしました。 ちゃんちゃん。 |
名前 内容
うーさん ┐(´∀`)┌ヤレヤレだぜ。 ← 村雨さん、使い方がうまいね(^^) (14/08/26 21:23)
うーさん もしやまりあさんのスタンドでは?無職界の癒し系はやっぱまりあさんだがね!とするとそろそろ私にもスタンドが発現するかも知れない。 (14/08/26 21:19) 村雨 ジャスティスに似たスタンドかもしれませんね。┐(´∀`)┌ヤレヤレだぜ。 (14/08/26 10:24) まりあ ゴゴゴゴゴゴ…ドドドドドドド…そんな遠隔操作型の癒し系スタンド使いがどこかにいらっしゃるぅぅぅ(゜o゜) いえ、うーさん、きっとあなたの素敵なスタンドのパワーよ。。きっと。。。。お母さまにも伝わっているわ。スタンドと人は共鳴しあいますからね^^私もなにかスタンドをつかってみようかなぁ^^ (14/08/25 22:52) |
■ 2014/08/18 (月) におい |
大のにおいと小のにおい・・
どっちも臭いけど、私は小のにおいが大嫌い。 ムカムカするし吐き気をもよおす←オーバーすぎます?(^^) 小のにおいはたいしたことないと思われるかも知れません が、小を吸い込んだおむつに長時間接触しているお肌は 腐敗した小のにおいがしみついているのです。鼻が曲がります。 入浴でにおいがとれても2日もすると臭い。まあ人にもよるん です。あまり臭わない方もいます。とんでもなく臭う方も います。臭う方がお部屋で失禁あるいは放尿しようものなら お部屋はずーっと小のにおいがツーンと鼻にきます(TT) 大の方は臭いのですが、なぜか慣れてしまうようです。出勤 して臭いと思っても数分でふだんの空気とかわらなく感じてし まいます。また悲しいかな、近づいて大のにおいを感じると やおら気合が入ります。「よし、やったるで〜!」おむつ交換 後、ほぼ習性のように自分の手が臭くなっていないか嗅いで しまいますね。 介護業界なんで、ぱんぱんおむつをかえるほどお金はありません。 ぱんぱんおむつをかえるほどの時間もありません。ほぼきちきち のスケジュールで流しています。入浴も週2回のところが多いん ではないですかね。毎日いれるだけの人員なんていませんから。 そんなお金なんてないってことです。 某国(米国?)の人が「週2回しか風呂にいれてくれないなんて 信じられない。」といってたそうですよ。あの何事も自己責任の 国がですよ。 私が施設で働きだして思ったことは、やっぱ自宅が一番ってこと ですね。そして長生きはしたくないってこと。たぶん、においと かはそのうち慣れてしまうんでしょうが、ひとつだけ耐えられな いものがあります。それはかゆみです。老人になると皮膚が脆く なります。皮膚がうすくなります。血管(毛細血管も含む)も 脆くなります。皮脂量、水分保持量も落ちます。そこへ吸い込ん だオムツに週2回の入浴です。さらに・・(教えません) 頻回にかゆみを訴えるようになります。優秀な介護で寿命が30 年のびたとしたら30年かゆみに苦しまなければなりません。 なんたる拷問か。幸せってなんだろう?考えさせられます。 しかし、私は施設で働くことに喜びを感じています。明日また 会えることを嬉しく思います。ずっと今日が続けばいいななんて 思ったりします。そしてはたと気づくのです。自分のためだけに やっているって。相手のことを思うのなら何かを改めないとい けません。何かがわかりませんが・・ 施設介護には限界があると感じています。よりよい人生を送りたい なら施設に入らなくていいよう努力すべきです。今日1日を大事 にしましょう。長生きなんて考えないことです。今を生きましょう。 今日はでかくでましたよ(^^) |
名前 内容
うーさん まりあさん、某国は自己責任のお国なので認知症介護の6割は自宅で暮らせてるらしいですよ。介護を受けるのが幸せなのか、一概にはいえないかな。某国は親の面倒をみるのはふつうらしいです。日本は・・そして私は・・ (14/08/21 08:46)
まりあ 刑務所へボランティアに行った時、現場の方に聞いてみると入浴は週3回あるとおっしゃっていました。。考えさせられますね。。。。某国(米国?)では介護も受けられず亡くなる方も(とても格差があるので)。 (14/08/20 21:57) うーさん 村雨さん、とにかく認知能力なくてもかゆいときはかきむしるんですね。ただでさえ弱い皮膚がさらにぼろぼろに、そして皮膚病に。北海道以外にもいろんなとこ行きましょうね。 (14/08/19 20:46) うーさん 光砂今様、大も小もですか!ご愁傷様m(__)m 私の希望は65歳です(笑)程々寿命・・ (14/08/19 20:39) 村雨 介護の仕事では避けられない悩みですね。年取ると、あらゆるところが脆くなるんですね。あまり長生きせず、ピンピンコロリとお亡くなりしたいところです。 (14/08/19 00:52) 光砂今 私は大も小も苦手です。介護やってると程々の寿命で死にたくなりますねw (14/08/18 23:58) |
■ 2014/08/13 (水) 昆虫軍 |
昨夜、母に電話。
「あさって行けなくなったから明日いくわ。」 「じゃー、悪いけど先に家に行って換気しといてくんない?」 しばし考えて 「わかった。」 母は今、抗がん剤治療をうけていて、いろんな副作用がでる らしく、一人では不安ということで姉のもとに身を寄せている。 なんでも病院に行って、姉の家にもどって、それから実家に 戻ってくるという。 朝方、風呂につかりダラダラと時間をつぶす。行きたくない というのが本音だが、2週間以上留守にしてたということは 家も相当荒れているに違いない。重い腰を上げ実家に向かう。 庭と庭に接する道路にけっこうな落ち葉がたまっていた。 家のすべての窓を全開し、庭と道路の落ち葉ひろい。クソ暑い。 日中34度はダテじゃないですな。日焼けしちゃうじゃんか よー。外で働く人たちはえらいなーと思った。そして庭の 蜘蛛の巣回収。ほうきでばっさばっさと払い落としていく。 そしてふと家の外壁に目をやると(@@)・・ エイリアンのような蝉の抜け殻が1個、2個、3個、4個、・・ 全部で12個ありました。ほんとエイリアンに侵略されたかの ようなショックをうけました。きもすぎる! そして室内にて、仏壇の掃除、座敷の掃除、居間の掃除、廊下 の掃除、階段の掃除。ようやく終わったと思いトイレに行くと 何故か便器の水がたまってる部分にスズメバチの死骸が(@@) いったいどっから侵入して水欲しさにお亡くなりになったのか? 謎ではあるがどっちかというと怖い。巣がなければいいんだけど。 そして再び庭をチェック。なぜかゴミバケツのふたが裏返って おり、そこに雨水がたまりボウフラが。そして無数の蚊が・・ 生ごみボックスのふたがなぜか開いており、そこに雨水がた まり腐敗した生ごみが。そして無数の蚊が・・ ボウフラとか蚊とか気色悪いなーと思っていると突然左手親指 にちくっとした痛みが。ふっと目をやると皮が富士山型に盛り 上がっていってる。ダニ?やばいと思いとっさに皮ごと引っこ 抜く。一部皮がなくなってヒリヒリしてる。でもそれ以上の悪化 はなさそう。っていうかなかった。 久々に会った母はテキパキとよく動いていた。姉にきいたら 昨日とは全然違うといって驚いていた。やはり自分の好き勝手 に動ける環境というのはどんな人にも必要なのだろう。世話して もらいすぎると人間どんどん駄目になっていく。自分の好きな ように動ける喜びを感じられるのなら多少の危険は目をつぶって もいいかなって思った。 今日、私は実家の掃除を一人でやった。それは誰もしなければ 母が一人でやってしまうから。抗がん剤治療中ということを考 えるとあまり無理はさせられない。だからといって母の生きる 意欲を掻き立てる掃除すべてをかわってやろうとも思わない。 私は掃除ベタなので私が掃除したあとくらいが、母にとっては ほどよい掃除開始となるであろうと見込んではいました。 母は予想通り、庭の掃除をやりはじめました。当然私が終わら したよりきれいになりました。母が喜んでくれたことと母の毎日 の日課の大変さを思い知った1日でした。 明日は仕事、がんばろう! |
名前 内容
うーさん Gはみなかったですね。きっとお隣のほうがおいしいものいっぱいあるんでしょう(^^) (14/08/15 07:50)
村雨 害虫のターゲットに指定されてますね。Gは大丈夫ですか? (14/08/14 10:50) |
■ 2014/08/13 (水) ザル |
あまり人間関係で悩みたくはないのですが・・
さすがに亀裂がはいるのもまずいので少しは考える。 Aさんという新人がはいった。未経験、若い。 素直でどこにでもいる普通の人。 コミニュケーションもふつうにとれるし 私が思うに「不可」のない人。 だからとりとめて気にする必要もなかったんだけど 今、そのAさんが苦しんでいる。 先輩たちの性格のきつさ(←私も含む)にかなり まいっている様子。そこまでいわなくてもというよう なことまでいう。使えない奴は容赦なく叩くってかんじ。 と、ここまで書いたならAさんの方を持つんだろうけど 私的に、その性格のきついBさん、Cさん、Dさん、E さん、Fさんとは仲が良く、またそれぞれに尊敬できる ところを見出しているし。 まあ、Aさんだけでなく私も同じように扱われているし 「強い心をもってほしい。」としかいえないのですが いつかAさんにつたえてあげたいと思います。 「男はやっぱり器だよ。ザルだろうが欠けていようが 器は大きく構えなくっちゃ。選んでとってちゃ駄目よ。 確実にとかこれならとれるとか一歩一歩とかどうでも いい言葉だよ。全てを受けきる覚悟で挑みなよ。そうし ないと見えてこないよ。みんなあなたの仲間だよ。 人は完璧じゃないよ。人に大人の理想像をおしつけちゃ 駄目だよ。あなたが苦しんでるのと同様、葛藤している よ。どうして人をつぶしてしまうんだろうって。不安が 不安をよんでいるんだよ。あなたが不安だから先輩たち も不安になる。まずあなたがかわりなよ。苦しかろうが なんだろうがまずは周りを信頼してください。そうして 心の平穏を保ってください。ほとんどのことは時間が 解決してくれるからあせらずあわてずやっていけば いいよ。とりこぼしていいんですよ。ひろえなくていい んですよ。ただね、器だけは大きいの用意しましょうね。 最初から小さい器だとはなしになんないからさ。」 |
名前 内容
うーさん 私は器はでかくないんだろうけど、気持ちだけでかい器を用意しております。それでいいではありませんか! (14/08/19 20:48)
記入なし 器をでかく 身にしみました (14/08/19 00:22) うーさん おー、やはり面倒臭いですよね(^^) でも前の会社に比べると全然マシなんですね。Aさんはいい人だから残ってほしいです。 (14/08/13 20:05) ななし 面倒くさい職場ですね自分ならすぐ蒸発します(*^_^*) (14/08/13 15:29) |
■ 2014/08/02 (土) 断砂利って無理か〜 |
[捨てられないもの]
以前はいったボランティア先でもらった折り鶴。 ついさっきあったことを忘れてしまうおばあさん。 テーブルに座り、朝から晩までひたすら折り鶴を 作り続ける。となりの席に座ると「あなた誰?」 「今日だけボランティアの○○です。」「嬉しい わ。これもっていきなさい。」折り鶴を数羽いただ く。2分としないうちに「あなた誰?」「今日だけ ボランティアの○○です。」「嬉しいわ。これを もっていきなさい。」折り鶴を数羽いただく。 「先ほどいただきましたよ。」「あら、そうだった かしら?じゃー私の部屋にいらっしゃい。ベッドと タンスしかない殺風景な部屋タンスの上に所狭しと 埃のかぶった折り鶴が敷き詰められている。「まだ あるわよ。」とタンスを開けるとまた折り鶴。」 休憩時間に職員に聞いた。「あの方は前の施設で折り鶴 を教わって、それ以来ずっと作り続けているの。うち の施設にきて6年になるけど入所以来ずっとつくり 続けているわ。」休憩がおわりフロアに戻る。 「あなたちょっとこっちにきなさい。」「なんですか?」 「あなたにこれを差し上げるわ。」「ありがとうございます。」 「そうそう、私の部屋にいらっしゃい。」 けっきょくのところ帰り際にそっとタンスに戻して 記念に10羽ほどいただくことにした。 いまだに私の部屋に存在している。広告のチラシでできた 折り鶴。この鶴をみるたびに人生ってなんだろうって 考える。ただ鶴を捨てるというのはこのおばあさんの人生 の一部を捨ててしまうような気がしてなかなか捨てきれずに います。 |
名前 内容
うーさん 意外なところで大切なものってできていくんだなーって思いました。 (14/08/13 20:07)
村雨 そういうふうに考えると、かえって捨てづらくなりますね。 (14/08/08 01:36) |
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