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U_sanのいいんですよ。それで。


 ■ 2014/11/05 (水) 大行進


前回、母が精神的におかしいみたいなことを書いたが
まあ似たり寄ったりなのだ。私も。

定年という名の社会からの追い出しにあい
暇な時間を持て余し
なんとなく動かなければと気が向いたかのように動き
そしてさぼり
「なんか楽しくない」と愚痴をこぼし
老い先短くなって
知っている人が一人、また一人といなくなって
まだまだやれると自分をだまし続け
気がつけば想像以上に老いた肉体に愕然とし
息が詰まるような思いを日々味わうのだろう。

ほぼ見えている。
しかし、そんな老い先、私は嫌だ。
だから死ぬまでやることを見つけなくてはいけない。
それが見えない。
狸の皮算用なんていらない。
大切なのは意志だ。
老後なんていらない。
今を続けなければいけない。

今日も窓から見える風景をみて
「地球って面白いなー」
って思った。
いつまでもそう思えるよう・・
今のうちに種をまいておきたい。


名前

内容



 ■ 2014/11/02 (日) 逃避行


朝、はやくに目覚め、母親の元へ行く予定だった。
実際は行かなかったのだが・・
いざ、動こうとすると吐き気と腹痛と・・
心因性のものだ。
会いに行こうとするときはだいたい起こる。
行きたくないというのが本音なのだが・・
行くとか行かないとか考えることも止めて大人しくしてた。
時間がどんどん無くなっていく。
15時を過ぎたらもう無理、あきらめよう。
吐き気と腹痛がさらに増していく。
電話をしないと・・
決心がつかない。
夕食を終え、一息ついて電話した。

母親を好きとか嫌いとか、そんな思いはもうない。
ただ、体が拒絶反応を示している。

母親はボーダーっぽいかんじがする。
境界性(ボーダー)パーソナリティー障害。
実によく当てはまる。
しかし、高齢者は境界性パーソナリティー障害のくくりには入れない。
高齢者はほとんどその傾向にあるから。
多くの喪失体験とかがそうさせるらしい。
私の記憶では、母親は30前半の頃から異様だったので
ボーダーのくくりに入れてもよいような気がするが。
治療法はないに等しいのでうまく付き合っていくしかないが。
気が重い。

もう治療はしたくない、いざとなったら週末病院でやすらかに逝きたい
などというので「もう治療はしないんだね?決心したんだね。」と問う
と「それは先生に相談してから。」という。誰も信用できない、病院も
先生も信用できないといってる先から・・自分で決めることはできない
し他人に委ねることもできない。

やはり引導を渡すのは自分なのか。死を受容することの難しさ、そのへ
んの思いを電話で話した。その上で自分の人生は自分で決めるしかない
と。甘い言葉は渡さない。

そして僕は寝入った。よく眠った。逃避行の天才だ。


名前

内容



 ■ 2014/11/01 (土) 夢をのせて


夜、空を見た。星がきれいだった。
朝目覚めた。朝焼けがとてもきれいだった。

仕事場に行った。
女性ばかりの職場。すっかりなじんでしまった。
2人の女性とさよならをした。
1人はやめていく人。
社交辞令のあいさつをした。
複雑な思いである。
相手もたぶんそう。表情で見て取れる。
もっと一緒に仕事したかったな。
いつの間にか通じるものができあがっていたのかな。
お互いに精いっぱいの感謝の気持ちを込めて挨拶をした。
そして精いっぱいの笑顔を頂いた。
嬉しかった。
もう一人は別ユニットに移動する人。
僕がローテンションのときはいつも元気を分け与えようと
声かけてくれた。
挨拶にきた。社交辞令のあいさつをした。
何か伝えたいが言葉が思い浮かばない。
僕は、これからも仲良しでいてほしいみたいなことを伝えた。
彼女の涙腺がゆるんだのを見逃さなかった。
こんな僕にも
これほどの反応をみせてくれるなんて。
嬉しかった。

僕の感謝の気持ちは伝わっただろうか?
今日、二人の存在が僕の宝物の一部であることを認識した。

彼女らの存在が僕の人生の糧になったように
僕の存在も彼女らの人生の糧になっていることを願う。


名前

内容

うーさん そう願います(^^) (14/11/02 06:00)
村雨 一緒に仕事できてよかったと相手にもきっと伝わってますよ。 (14/11/01 21:21)


 ■ 2014/10/27 (月) 散髪屋にて


貧乏人に白髪染めは痛いのではありますが、まあ接客業ですので・・
たいした客の入りではなかったように思ったけど、なかなかお声が
かかりません。ムフフなのです。店内のマンガをじっくりよむチャン
ス、このまま声がかからなければいいのにね。10分ほどでお声がかか
りました。白髪染めをしてくれた男性がね、どうにもね、動作の一つ
一つがイライラする。白髪染めを容器に入れてかき混ぜてる音だけで
イライラ、店内を歩いてる動作を鏡越しに見るだけでイライラ。そし
て作業が始まった。なんともていねいな下準備、他の店員そんなこと
しないって。そして白髪染めを塗り塗り、なんかリズムが心地よくな
い。ていねいなのはわかる。しかし、あまりに集中し過ぎではないか?
鏡を見てわかった。彼は白髪染めに没頭するあまり私の存在をほとん
ど気にしない。視野が狭い半径10cmの白髪の部分しか見えていない。
まあいいやと目をつぶって、時折目を開けると、白髪染めが入った容
器が私の頬5cmまで接近している。きっとこいつ職人肌に違いない。
それに比べとなりの男性スタッフは、とても動きがソフトでなにか洗
練されている。「店員さん」ってかんじ。この職人君、下手くそだった
らどうしようもないぞ。言葉もていねいだし、まっすぐに向かっていく
姿勢は◎ものだが、あまりに客をみてないぞ。
それにしてもなんでこんなにイライラするんだろう?そもそもこいつは
本当に駄目なやつなのか?なにか得るものがあるんじゃないか?
しばし堪能することに。それにしてもいちいち凝ったことをやりやがる。
ここまで押し通すとはすばらしいね。同僚も別に気にも留めてない様子
だし。すでに認められているのか。やるね、こいつ。髭剃りタイムに
入った。白髪染めのときは荒々しく塗られたのだが、髭剃りは極めてソ
フトだった。もしかして小心者?なんて思ったりしたけど、剃られてい
くうちにそのていねいさに驚き、鼻毛もなにもいわないで処理してくれ
たし、なかなか良いやつじゃ。その後、洗髪からセットまでもていねい
なものだった。最後にシャツを見栄え良く整えてもらいまして、なぜか
わからん500円引き。

来月もいてくれるといいけどね、職人肌の兄ちゃん(笑)


名前

内容

うーさん 村雨さん、自分でやると半月くらいしかもたないんです。たぶん倍以上もつと思いますけどね。カットも自分好みに仕上げてくれましたよ。 (14/10/28 20:59)
うーさん 関東方面隊様、「愚直」という言葉がぴったりな方でしたよ。まっすぐというのは気持ちがいいですね。 (14/10/28 20:57)
村雨 白髪染めはいい感じになりましたか? (14/10/27 21:37)
関東方面隊 イイのか ワルイのか… きっとイイんでしょうね (14/10/27 20:40)


 ■ 2014/10/21 (火) 中年男性


こないだ「素敵な笑顔ですね。」といわれびっくりしました。
これもきっと無職期間中に鏡の前で顔トレした成果でしょう。
そう思いニンマリしときました。
もともと表情のない顔立ちだったと思うけど、変わればかわ
るもんですね(^^)

ここから耳の痛いはなし

「あの人、3日も同じ制服着てる。臭いから注意するんだけど
全然駄目。ただでさえむさ苦しいんだから身なりぐらいちゃん
としてくれればいいのに・・・」

○○さんは40代♂、おデブ、あぶらぎってる、むさ苦しい、
動作がおそい、堅苦しい、視野がせまい・・そんなかんじの
方ですが、

中年男性ならほぼ全員、臭い、むさ苦しい、動作がおそいと
いった印象を女性からもたれてるとおもいます。
だから身なりだけは最低限気にしておいた方がよいかと思わ
れます。

実をいうと○○さん、それなりに身ぎれいにしております。し
かしながら女性陣からの評価は辛辣です。なぜかというとむさ
苦しいからです。そういう顔立ち、そういう体質なのです。
努力して身ぎれいにはしたけれど評価されない。本人はいじめ
と思うかも知れません。そう思ってしまうと表情に出てしまい
ます。そのことは確実に相手にも伝わります。そうすると関係
はさらに悪化。そろそろ辞められるかもです。

私が思うに○○さんの欠点は2つ。ひとつは動作がおそい。そ
のため時間内に終わらせられない。周囲が手助けするか仕事量
そのものを減らしてやるしかない。しかし○○さんはそれに対
して感謝の気持ちがない。あるのかもしれないけど伝える術が
ない。そしてもう一つは笑顔がないこと。これが致命的だと思
う。はたから見たらふてくされてるようにしか見えない。

ごくまれに○○さんとお話しすることがあります。同じ中年男
性だからということでしょうか。私としては若い女性職員と喋
っているほうがよっぽど楽しいので、あんまりお話ししたくは
ないのですが、内容は不平不満です。「なんで自分だけ」「誰
さんにこうしないさいといわれたからそうしたのに・・」

気持ちはわからなくもないですが、○○さん自身が変わるか辞
めるかの2択でしかないのです。辞めたら拾ってくれるところ
はたぶんないでしょう。中年男性も大変なのですよ。
ねえ、女性諸君!

施設内に不定愁訴外来でも開くかな。








名前

内容

うーさん 関東方面隊様、お互い注意しましょうね。まあ、私の色眼鏡のせいかも知れませんから。彼のよいところを探してみたいと思います(^^) (14/10/28 21:11)
関東方面隊 他人ふりみて我がふり…でありますね 自分も注意であります (14/10/27 20:38)
うーさん お互いきをつけましょう(^^) (14/10/22 18:31)
光砂今 私も中年なので気をつけます。 (14/10/21 23:16)
うーさん えーっ!!!!なーんてね(笑)どっちか一つでもかわればうまい方向に転がっていくって思うんですけどね。○○さんは。 (14/10/21 19:26)
村雨 〇〇さんの欠点、私にも当てはまるところがあり、人ごととは思えない。((((;゚Д゚)))) (14/10/21 17:02)


 ■ 2014/10/13 (月) 平穏すぎる


こないだ人の悪口を書いてバチがあたったか、どうも気分的に
のらぬ日が続いています。
毎日が平穏すぎて、だんだん緊張感が失われていってるみたい
な・・
このままいくとやばそう・・

今日はユニット型特養について書こう。
個人的に思ってることだから正しくないかも知れないけどね(笑)
まあ爺さん婆さんに個室を与えて、少ない利用者を少ないスタッ
フで面倒みるって施設ね。承知の通り、今は財政赤字が半端ない
のであるけど、理由は社会福祉費の増大によるね。主に年金なん
だろうけど、国はできるだけ出ていくお金を抑え込みたいよね。
ユニット型ってとっても非効率だと思う。そして非常にゴージャ
ス。ではサービスの質はというと、きわめて悪い。なんだそりゃ
と思うでしょうが、そのようなところが多いようです。なんでそ
んな施設を国は推進するんだろう?建設族が幅を利かせているの
かしら?建物に莫大なお金をつぎ込んでさ。
病院なんかもそうらしいけど、規制がうるさいらしいね。廊下の
幅はこれくらいにしなさいとかお部屋は○○平米ないと駄目とか
古い建物を使うとか改修して使うとかできなくしてるらしいんだ
ね。
効率よい施設を目指せばいいのにって思うんだけど、従来型に
戻した方が絶対にいいと思うんだけどね。あとよけいなことは
どんどん省いていくとかさ。レクとか行事とか生活に関係ない
でしょ。そんなの大抵サビ残で準備してんだからさ、職員は。
書類だってけっこうサビ残でやってんだよね。仕事中はそんなこ
とやってる暇ないからさ。そんなだから離職率が高いんだね。

とここまで書いて(笑)
日本はプチアメリカを目指していると思う。
それは社会保障の切り捨て。
完全には切り捨てない。ごく一部だけを救済する。
そうすることで国の体面を保つ。
少ない費用に抑え込むことができる
ここから選別がはじまる。
誰もが入れるわけではない。
元公務員とか元銀行員とか・・
介護保険制度でひろく徴収しておきながら、そこそこの身分の人
に使っていくのだろう。
溢れた人たちは、全く使えないか、週に何回かの訪問介護・・

国が本気で取り組むならば「ユニット型」の選択はありえないと
思う。介護難民を増やすだけだZ。








名前

内容

うーさん もっと懐事情にあった介護すればいいのにって思う。人件費が高いっていうならやるべきことを絞ってそこに人員さかないとねって思います。 (14/10/17 07:39)
村雨 平穏はいいことですよ。レクと行事、毎回準備は大変、省くのは賛成。利用者の中にも不要という人もいるだろうし。 (14/10/16 19:23)


 ■ 2014/10/01 (水) 薄情者が田舎の町に〜♪


なんとなく、
脳ってなにかに捉われてないとないとやっていけないのか。
いつも同じところをぐるぐるかけめぐっているような気がする。
成功した人たちのぐるぐる思考ルーチン
成功しなかった人のぐるぐる思考ルーチン
多くの時間、どっちも同じところをぐるぐるかけめぐっている。
成功した人たちはラッキーで、そうでなかった人はアンラッキー。
運でしかないのだろう。
アンラッキーから脱出しようと思うなら捨て去るしかないのだ。
その思いを。
そこだけ捨て去られたらよいが、悲しいかな、人生の多くの時間
をその反復に費やしてきた。消し去ろうと思ったところで強固に
補強された、いくつものバイパスにより網の目のように張りめぐ
らされた回路を消し去るなんて到底不可能。
それでも人は「忘れる」という能力をもっている。口にしないこ
と。思わないこと。だから多くの人は封印するのだろう。
封印してしまえ。
新しい回路をつくること、それは新たな経験を得ること。
新たなチャレンジに脳は混乱する。
だから、取りやすいところから取る。
それは成功体験を得ること。
動かなければ始まらない。
自発的に動かなければ何も得られない。
私はまっとうな人間でもないし、優れているわけでもない。
「私は間違ってない。今まで一生懸命生きてきた。」
そう鼓舞することで自身を奮い立たせるというのもわからなくは
ない。けれど、やがて息詰まる。
「私は駄目人間だ。なにやっても無駄だ。」
あきらめようとしてもあきらめきれない。やはりあきらめるとい
うことは難しいのか。
許してしまえばいい。
それは「受け入れる」ということにつながっていくだろう。
自分を許せないという人は、他人をも許せないんだと思います。




婆さん、夕食を食べながらの一言。
「すみませ〜ん、朝食はまだですか〜?」
思わず、眉間にしわがよる。
利用者主体?個人の尊厳?知らネ。
「申し訳ありませ〜ん、すぐにお持ちします。」
「ところで○○さん、いま何をされてるんですか?」
「なにって・・早く持ってきてくださいよ。」
「なんにも食べてないんだから。」
「すぐにお持ちしま〜す。」

最近、個別ケアとかユニットケアとか嫌いになってきた。
個人の尊厳とか知らネ。
仕事は粛々とこなせばいい。
効率よく回せばいい。
個人的な感情など混乱の元。
感慨に浸る暇があるなら仕事する。
感情は消し去る必要はない。
勝手に消えていく。
だから、無理しておさえこまない。
そんな必要はない。


名前

内容

うーさん ほんとは嫌なんじゃないと思いますが、難しいと思うならそれは考えないほうがよいかも・・ (14/10/02 22:42)
村雨 自分自体が嫌なので、自分を受け入れるのは難しい。 (14/10/02 11:18)


 ■ 2014/09/18 (木) よかったこと


最近、よかったということを上げてみる。

1.女性社員Aから「うーさんと同じ部署でよかった」といわれたこと
2.女性社員Bの愚痴をきいてやれるようになったこと
3.お局様と仲良くできていること
4.新人君が成長してること

意外に少ない(笑)

お局様と仲良くする秘訣は「受け入れる」こと
良い部分も悪い部分もまとめて受け入れる
力仕事はなるべく手伝う、それだけで大丈夫

新人君は成長したなって思う。お局様方の罵詈雑言に打ち勝つ精神力
を身につけた。「この仕事は面白い」って真顔で言う
半年後には抜かれてそう、こっちも気合が入る(^^)

お局様からの女性社員A,Bへの圧力は相当なものらしく
ストレスが物凄くたまってる
たまに抜いてあげないと可哀想だ
やるべきことはストレス軽減だ。愚痴聴いて
手伝って、笑って・・
笑ってやることが一番いいみたい

ほんとは会議準備するつもりだったんだけど
ここ数日、Aさんかなりまいってる様子だったんで
Aさんのフォローにはいる
そのことを気にしたF先輩が、Aさんのフォローしてくれる
ようになる
F先輩の仕事がつまってきたのでF先輩の仕事を
フォローする
会議準備しようとパソコンあるところまでいったけど
お局様が使用中、仕方なくフロアに戻る
Aさんがお局様を探してる。業務がとまってるみたい
「あっちの業務かわってやっておきますよ」
とお局様に伝え感謝され、Aさんからも感謝され
最後、食事介助を手伝ってタイムカードを押した

そこから会議準備にはいった
3時間がんばった。終わらなかった(TT)
明日やる




名前

内容

村雨 近日中に書かせていただきます。 (14/09/29 20:20)
うーさん 疲れがとれたら北海道のはなし聞かせてください(^^) (14/09/28 22:07)
村雨 気遣いうまいですね。私だとお局様の機嫌を悪くさせるのは必至。 (14/09/27 21:03)
うーさん ありがとうございます(^^) まだまだですね (14/09/18 22:01)
光砂今 上手く立ち回っていますね!素晴らしい! (14/09/18 15:03)


 ■ 2014/09/05 (金) 欲しいものはなんだろう?


小さいころから、自ら行動して何かを得るということをして
こなかった。そういう努力をしてこなかったということにな
るかも知れないけど、半ばあきらめてたんだと思う。自分自
身に。なにも満足感がないのでなにかを買ってそれを補う。
小さいころだったら駄菓子とかおもちゃとか。

働くようになってもその傾向はかわることなく、何かを買う
ことで一時的に不満・不安からの解消。でも何も得られな
かったと思う。「何をやっても成功しない。そんな人間。」
そう決めつけていた。そのせいか小さいころにどんな人生を
送りたいかときかれたら「町工場にはいって働いてただ暮ら
せればいい。」と答えてた。小学校低学年でだ。

小さいころの私の頭の中は「脱出」しか頭になかった。とに
かく現状をなんとかしなければ。このワンダーランドから抜
け出さなければ私は暗黒の魔物たちに食いつぶされてしま
う。息をひそめなければ。感情を押し殺さなくては。すべて
を押し殺さなくては。

私は社会人になるとともに脱出した。社会の理不尽さは小さい
ころに味わったそれとは比べ物にならないほどぬるかった。
ある意味、魔物たちのおかげといえなくもない。
私はおそらく社会不適合に分類される人間だ。そのように何度
もいわれてきた。しかし、それがなんだというのだ。私に権利
があろうがなかろうが私は私の望むように生きていく。

今、欲しいものはときかれても物欲はあまりなく、かといって
やりたいことがあるわけでもない。それでだ。私は幸せを感じて
います。働いて、休日は家から一歩もでないことも珍しくない、
家では寝るかネットをみてるかのどちらか。

夕食時、嫁さんがテレビをみて笑っていた。一言二言はなしかけ
る。たわいもない会話をしお互い満足する。皿洗いは私の仕事な
んだけど、皿洗いしながらたまに嫁のほうに視線をおくる。嫁が
気を抜いてテレビを観ているのをみてほっとする。

欲しいものはよくわからない。たぶんない。そしてすでにある。
では何を望むかというと今が続くこと。「働いてただ暮らせればい
い。」町工場ではないけれど、そこは大同小異。私は小さいころ
に望んだものをようやく手に入れた。

お金とか家とか社会的地位とか。そんなものでなく本当に欲しいも
のって、たぶん心の安らぎなんだろう。人生って、何もしなければ
本当に退屈で気が滅入ってしまう。だから何かをしてないとおかし
くなっちゃうね。人が何らかの仕事を欲するのはそういうことなん
だろう。






名前

内容

うーさん きのうネットみてたら「ありがとう」といえる人、手助けしようとする人は周囲から信頼されやすいとありました。←仕事を楽しくするコツでもありますよ(^^) (14/09/06 08:11)
うーさん 私としては仕事って、お金を稼ぎたい、体を動かしたい、頭を使いたい、人と交流したい、笑いたい、、そういうのを満たしてくれるものなんだろうと思ってます。暇つぶしなんだけどね。 (14/09/06 08:01)
村雨 暇つぶし=仕事?仕事は仕事で苦痛で、お金があって、毎日休みも苦痛。 (14/09/06 00:32)


 ■ 2014/08/30 (土) 嫁の苦労


低所得だと嫁さんにも働いてもらわないと生活が成り立ちません。
家に帰ってきてもイライラしてることが多いようですが、
じっと我慢しています。たまに仕事のことを聞いても
イライラがつよくなるからと話したくない様子。

何気なくネットの履歴を見ていると「お局様」なるワードが
目立ちます。よくあることですが、お局様の新人いびりがひ
どいんですね。なにかをきいても無視、仕方がないので他の人
に聞きに行くと血相変えてやってきて怒鳴り散らす。そして
周囲に口きかないように圧力かけていく。行き場をなくした
新人は嫁さんの元にくるんですね。他に頼りようがないから。
でもですね。そこまで追い詰められた新人が精神的にまともで
あるわけがないですよね。恐怖と不安に支配される。まともに
仕事なんてできないですね。何度も同じミスを繰り返す。
だんだん嫁さんもうんざりしてくるんですね。
「何度もいってるでしょ。確認してから行動しなさいって。」
「一つの仕事を必ず終わらせてから次の仕事に移りなさいって。」
ついついきつい口調になってしまう。
やがて新人をけなすようになってくる。
本意ではないがつらくあたらざるを得ない。
それがつらいから、家に帰っても塞ぎ込んでいる。
ネット履歴で「お局様」なるワードが多かったのはそのためだ。

ふと自分の施設のことをおもった。あの人お局様だったんだ。
お局らしきのが二人いて覇権を争っている。まったくタイプ
ちがうけど、共通してることは「自信がない、評価されてない」
ってこと。あと他人に厳しく自分に甘いってーのもある。その人
がやらなければならない業務を忘れているようだったので
表ざたになる前にそっと教えてやると「それぐらいあなたがや
りなさいよ。なに考えてんの?」と怒声を上げる。周りに人が
いるっていうのに。そもそもその人の立場が悪くならないように
配慮してそっと教えて上げてるのに。この人たちは評価されてな
いことに憤りを感じているんだな。評価されないから自信をもて
ない人たちなんだな。自分の評価できないから周囲の評価できない。
自らを由(よし)とするから自由、この人たちの心に自由はない
んだな。それでいて彼女たちは自覚している。その至らなさを。
自覚はしてるがどうすることもできない。コントロールできない。
そのことがまた彼女たちのイライラを増幅させる。
なんとも哀れな。だから目をつぶってやる。見過ごしてやる。
そうしてやったことは彼女たちにも確実に伝わる。何故ってそれを
欲しているから。やがて態度は軟化していく。

私は私の欠点を自覚している。そして治せないことも承知している。
しかし私はそれも含めて受け入れてほしいと思っている。
だから彼女たちのこともまた、欠点も含めて受け入れる。
妥協点を見つけなければいけない。彼女の意思を知らなくては
いけない。私の意思も知ってもらわなければいけない。お互い
門前払いを繰り返したところで仕方がない。

嫁はどう行動し、どう解決するだろうか。楽しみで仕方がない。
本部は嫁に期待をしているようだ。いざとなると本部も動くだろ
うか。自ら「王佐の才」と断言する嫁に期待したい。


名前

内容

うーさん 補佐するに足る人材がいない状況で、どう対処するのか興味があるのです。ゆくゆく参考にしたいんですね(^^) (14/08/31 05:52)
村雨 王佐の才 組織を運営する際に、その長となる人の能力を発揮させようとするならば、必ず、その人を補佐することのできる人物を傍らに配置することが肝要です。要するに右腕ということですね。 (14/08/31 01:21)


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