２０後半元PGもうITウンコとの闘い

モテないと嘆く前に
君は本気で人を好きになった事があるのかい？



なんつって！なんつって！

数日前の話。
　明るくて優しい美人と備品を掃除している時色々話す。
　年を聞かれたので自分の年齢を話すと美人は「お姉さんは18歳だけどね」と言う。
　このボケを逃してはいけない。俺はすかさず「いやぁ・・・俺には17歳に見えますけどね。」って言った。
　自分の事をお姉さんと言う辺り、20後半くらいだと思ってた美人はどうやら30ちょい過ぎっぽい。女性は見た目で年齢が分かりづらい。化粧するから。友人の見舞いに行ったときの姉ちゃん看護士も30前後かと思ったけど二十歳だったり。（老けているという事じゃなく、大人っぽいと感じたため。　本当か？）
　美人が「○○さんってアザくんのコレ？」と言って小指を立ててきた。美人のくせに品の無い聞き方やな。隠す必要も無いので堂々とする。
　その後、ナァナァな感じになって、明るくて優しい美人が明るくてあまり優しくない美人になってしまった。

　
　昔の美人の方がが良かった。備品の掃除なんてするんじゃなかった。

　まぁ、でもええわ別に。今は目の前の人を気に掛けるのに精一杯だし、それが何よりも難しい。

ノロケ話ばっかりで。
いや、ホントすいません。

「こたつがかりでしようか。」なんて言えるわけが無い。
嫌われたらどないすんねん。嫌われたら死ぬんだぞ。
そんな事しなくても一緒に飯を食うだけで充分。
後ろからパンチされたり、駅で腕をパタパタさせながら待っていてくれるだけで充分ですよ。
そもそも部屋にこたつが無い。俺の部屋にも彼女の部屋にも。
こたつなんかいらねぇ！！いらねぇんだ！！

（この日記を書く前日に、こたつがかりの季節ですね。という日記を某所で書いていた。）


彼女は派遣なので期間が終了という事で現場にもういないので寂しい。
飯も一人で食ってる。一人で飯食ってると・・・段々辞めたく・・・


休憩時間はロンゲのナイスガイとメタル談義（と猥談）。
帰りも駅までメタル談義（と猥談）。40過ぎの方なので昔のメタルの知識が半端ない。
元バンドマンなので曲のテクニックの方の話も出来て羨ましい。
「楽器が出来る人は凄いすよ。自分出来ないすから。歌は下手じゃないんすけど。」
というと
「え？そうなの？じゃあ、今度バンドやろうか。」
とお誘いが掛かってしまった。
やるかどうかは分からないが。
でも、バンドやってみたいわ。大槻ケンヂじゃないがポエムと歌には多少の自信があるので。
まぁ、私のポエム見てくださいよ。


ポエム


大きな空を　眺めたら

白い雲が　飛んでいた

友達なんか　いないから

みんな僕を　笑うから

たった一人でハイキング

今日は楽しい

今日は楽しい

ハイキング

更衣室で作業着から私服へ着替えていると、声を掛けられた。
どうやら余のデスメタルバンドパーカーとデスメタルバンドTシャツに反応したようで。
声を掛けて来た人は、なんと女性の方で黒髪のロングヘアーが似合う高木美保似の超美人！
という事はなくロングヘアーのナイスガイだった。見た目40前後だろうか。
彼はメタルバンドでギターを弾いていた事があるらしい。
余は歌は下手ではないものの楽譜というものが理解出来なく、楽器なんてからっきしである。
昔、ギターに挑戦した事はあるものの数日で投げ出してしまったので楽器弾きを結構リスペクトしていたりする。
彼女が言うには、歌が達者な人間は音感もいいので楽器もそれなりにいける。らしいのだが、今からギターをヘドバンしながらギャンギャン弾けるまでにどれくらいの時間と労力を要するのかを想像すると、その時間を原稿に割いた方が有意義なのでは？とか思ってしまうのだ。
ナイスガイは、世代が違うからメタルと言えども聞くバンドは違うかな？というが、そんなことはありませんよと。
漫画でも映画でも何でもそうだけど、好きな作品があれば作者に興味が湧くし、作者の頭の構造も気になるわけで、作者の今まで見てきた作品とか影響された作家を掘り下げる作業を始めるよね。
そういう理由もあって余は70年代〜最近のバンドまで聴いている。癒しのために聴き始めたメタルだけれども凄い事になっているのだよ。
そんな感じでメタル談義に華を咲かせた。月曜からまた仕事が楽しくなりそうだ。

ちなみに、壁に頭を打ちつける程ストレスが溜まっている時はグラインドコアかデスメタルを大音量で聴くといい。
単調なスココココというスネアドラムと何を言っているか分からない重苦しいVoを聴いていると頭に溜まった蟲みたいなモノがスーッ退いていくんだ。
もっともそんなストレス状態になる事は最近ないのだけれども。

本日はカラオケイングであった。
ソングというものはヴィブラートとか気にしながらソツなく歌っても何も面白くはないのである。
歌が達者な奴は上手く歌いたがるのだが、そういう人間の歌は暇にならぬのだが・・・
特ソンなら特撮魂を込めなくてはならないし、メタルならばメタルを込めなくてはならぬ。
ここ数ヶ月の余の歌い方は歌の頭から尻尾まで走り続ける事である。息が切れる事を考えずに最初から全力で走るのである。
魂を込めるので余のポエムが本来の歌詞をぶち壊すこともある。



例えば、恋のミクル伝説ではこうなる。

ミッミミラクル　ミックルンルン
ミッミミラクル　ミックルンルン（ハードコアで歌うかのように力を込めて）

素直に好きと　言えない君も　勇気を出して
恋のまじない　ミクルビーム　かけてあげるわ
〜略
あげますように　（みかんのうたを歌うかのように）

カモンレッツ　ダンス　カモンレッツ　ダンス
ベイベー
空の彼方へ　EHHHHHHHHHHHH！！！！！！！！（太陽と月を破壊する勢いでシャウト）

スペシャル　ジェネレイション

セリフ「いつになったら・・・　DIE!! MOTHERFUCKER!!!」（誰が目の前にいおうがお構い無しに）

ミッミッミダグル！！ミッグルッッ
・・・ッ。。。ッ　　ミッ・・・ッ（デスメタルライブ後半の声の枯れたヴォーカリストのように）



最初から突っ走る事を覚えたおかげでプリーストのペインキラーを歌えるようになったし、全然歌えなかったマンソンもなんかいけそうなきがするーである。
こういう事を書くと余は歌が下手なのでは？と思われそうだが、自慢じゃ無いが下手ではない。
ロブ・ハルフォードが歌唱力100で福山○○が10だとすると9くらいはあると思う。

風邪で二日休む項の電話を入れたら責任者が来てないと言われ、この部署じゃないと言われ、建屋が違うと言われ、非常に質面倒くさい。

隣の元運太郎の態度が肋骨に悪くなったり、新しく入ったオッサンが飯野賢治に似ていて笑いを堪えるのに必死だったり。
小室、小室騒いでいるから小室友里の事かと思っていたら凄い方の小室だったり。

でも、そんな事気にしている余裕は無いよね。
目の前の人を気に掛ける事で精一杯だよね。


でも漫画は描くがな。

http://www.adana.co.jp/

　アクアリウム・・・というか生き物が好きで色々飼っている。蠍、ゴキブリ、蛙etc
アクアリウムをやっている人間なら知っていると思うがADAという有名なアクアリウム用品のメーカーがある。
ここは、ADA主催でアクアリウムのレイアウトデザインコンテスト等もやっていて世界レベルで有名なのだ。まぁ、サイトADAの覗けば全部分かる知識だけど。
新潟にあるADAの本拠地にはギャラリーがあるのだが、前々から行ってみたいと思っていたので、この機会に行ってみたというわけだ。彼女と行ってみたわけだ。

　で、旅館に荷物置いて早速ADAに向かった。行きしなに何かあれば寄るかなと思っていたが・・・これが恐ろしい程何もないトコで。セブンイレブンがあったくらいで。
ギャラリーは非常に素晴らしかった。ハイセンスなアクアリストのレイアウトは素晴らしい。90cm水槽でも遠近法を用いて奥行きを持たせているものとか、樹海のようなものとか。
どうしても自分の水槽を比べてしまい凹んでしまうのだが、きっとズゴックとかアッガイを水槽に入れるのが悪いのだろう。

　ギャラリー鑑賞後は飯と風呂だ。なんとかそばとかなんとかもちとかを食う。ひたすら食う。飯は旅館にあったパンフレットを見て新潟名産のモノを食わせてくれる飯屋を攻める。
なんとかそばが非常に美味かった。なんとかそばが。寺があったので寺にも行く。寺好きなので。ナチ好きでもあるが。ナチというかヒムラー好きだが。
　旅館に帰ってきたら風呂。ひたすら風呂。風呂だ。旅と言えば風呂だ。本当か。
　そして寝る・・・布団で・・・寝る。寝るのだ。

　ここで、不思議な体験をした。俺が布団を捲ると、なんとそこにはアングラのホーリーランドの入り口があったのだ。旅の途中だ、いくらホーリーランドでも行くわけには行かないと堪えたが身体全体が吸い込まれてしまう。
気が付いたら心地いい光を放つ草原にいた。草原には天使の像が立っていて小鳥が囀る中で歌を歌っている。


　ホーリーランド　聖地はすぐそこに・・・

　ホーリーランド　聖地が全て・・・


　草原の向こうから草を踏む音が聞こえた。なんと・・・マトスが立っているのだ。マトスは長い髪を掻き分け俺にこう言った。

　「君も・・・キャリー・オンしに来たのかい？」
　「君ならキャリー・オンできるさ。」


　誰かがここに

　使者を遣わした

　大昔に消えた聖地を

　よみがえらせるために


　「太陽と月の合体のように・・・キャリー・オンするのさ。」
　
　マトスはそう言い残してスゥと消えていった。
　ハッと気が付いた時は布団の上だった。あれは夢か幻か。でも、今でも鳥の囀りと天使の歌は頭に残っている。


　帰りは彼女を俺の趣味につき合わせてしまったので、東京に寄って（というか乗り換えで寄らなきゃ帰れないのだが）ブクロの乙女ロードと中野と秋葉原に寄る。
　彼女は中野はよく知らないらしいのでタコシェを紹介する。タコシェに訪れてショックを受け戸惑う顔が・・・素敵だ。というかごめんさい・・・
　俺はプラネッツ5号を買う。彼女は秋葉原とブクロでドリーム同人を買っていた。
　

　帰りの常磐線の中でもまだ歌声が聞こえた。