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放蕩騎士の徒然語り。


 ■ 2009/05/08 (金) 「私は 回りの空気ごと移動するのだ」


 今日友人に言われたのだが……「お前……恋愛とか興味ないん?てかもっと露骨な表現で言えば性欲ないわけ?」
 友よそなたはいつも鋭いな。まったくそのとおりだ。暗い我が居城には姫はいらぬ、公子もいらぬ、音楽と書物と、友と交わす手紙があればいい。
 
 私は外を歩くのが好きだ。垢抜けない辺境の町々を歩くのが好きだ。山奥の小さな道を竹藪を朝日に輝く廃墟を歩くが好きだ。

 されど 我が楽しみの中に、恋することや、一夜を艶く焦がれる姫との情事ははいっておらぬのだ。
 生々しい、リアルな関係は我が望むものではない。


 しかし……散歩や建物観察や読物や音曲や道楽学問に興味を示すのは……子供の時分に戻ったかのようだ。思うに……男は25を過ぎれば趣味が昔に戻るのではないかな?
 
ニコニコ動画でも最近は料理番組しか見ぬからの。ゲームを見ない辺り本当に心がガキに戻っておるのやも。


 しかし友よ、私はそなたの その快活さと 何事も全力で取り組める勇士の如き活力が少々羨ましい。
 私が トリックスターを気取っておるのは 本気になれぬからだ。



名前

内容

由良 おはよごじゃいます、卿。何か面白いことが見つかるとええね。きっと卿は欲張りでないんだな(≧∇≦)b由良は欲の皮突っ張っちょるから猪みたいなw何でもかんでも望んでみるw本気になれることって滅多ないけどさ、焦るこたないっすわ^^ (09/05/11 08:45)


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