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爺放談


 ■ 2008/10/05 (日) 波乱万丈


私は生まれて間もなく親から捨てられました。
引き取って育ててくれた家族は子供が3人で私を入れれば6人家族、それはそれは貧乏で私などを引き取る余裕などあるはずも無いのにも関わらず、引取ることを決めたのは、長女が引き取ってと、母に泣いて頼んだそうです。
私と義理の兄弟である長女は20歳離れています。
どういう経緯でこの家に来たかは今も知りません、ただ幼かったが私の断片の記憶が、私を再度施設に戻そうとしている両親に、長女が物凄く泣きながら私の手を取り「私が責任をもって育てる」と言っている様子の記憶があるのです。
その時の様子のことを、私は現在の家族に話すことは一切したこともありませんし、また、家族の誰もその時の事を話題にしません。
しかし私は幼い記憶ですが確信しています。
それからは極貧な生活でしたが私はこの家族から本当の家族以上の愛情を貰いました。

日記などをはじめて書きますが、おおよそ日記とはかけ離れた無いようですが、伝記として残してみたいと思い、続けてその後も書いていこうと思う。


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