このところ、長らく低迷を続けてきた日本経済が中国(及びアジア)特需にわいています。
急成長に、素材・部品供給能力が追いつかず、その価格急騰のため、ものによっては、中国より日本で生産した方が安い製品も出現し、工場の日本への帰還も部分的にはじまっているようです。
中国やアジアの人々が購買力を高めたことから、ブランドとしての「日本」も大人気です。
秋葉原にやって来た彼らが、"made in japan"しか買わないことは有名ですが、国際競争では絶対に不利と言われてきた、日本の農産物(とりわけ、イチゴ、リンゴ等)は、安全な食材として、上海で飛ぶように売れているとのこと。
中国南部や台湾の人々は、「雪国北海道」への大きなあこがれを抱き、この冬は空前の北海道旅行ブームだったようです。
活発な経済活動を支えるだけの船も足りず、日韓の造船所もフル稼働。
さらには、洪水防止のため、中国の木材伐採が規制されたことにより、高くて粗悪との定評ある日本産木材さえも、せっせと中国に輸出されているとか・・
市場としての、中国・アジアの急成長、及び日本志向は、とりもなおさず、日本の仕事を増やし、雇用情勢の好転に寄与する可能性があります。
ある程度、警戒の目で見る必要もあるとは思いますが、私は期待しています。
その辺の話題について、ご意見があったらどうぞ。
投稿者 : 韮山 日時 : 04/04/20 20:02