http://www.nhk.or.jp/bsdebate/0408/index.html
<若者が理解できない?>
いま、仕事、結婚、家庭に関する若者の意識や行動が、大きな社会問題になっています。特に、次の二つは、身近な問題です。
● なぜ、若者は、フリーターになってしまうのか?
● なぜ、若者は、結婚しないのか?
皆さんの家庭でも、こうした問題について、親子で話し合ったことがありませんか?
そして、子どもたちから、「大きなお世話!」、「勝手でしょ!」と言い返されたことはありませんか?
<仕事や結婚は個人だけの問題か>
どんな風に働くか、結婚するかしないかは、もちろん個人的な問題です。
しかし、ある規模を超えると、それは社会の問題になり、国の将来を左右しかねない大問題になります。例えば
大問題:「フリータが417万人にも増えた」
親世代:「ちゃんとした職につけよ」
子世代:「スターになりたい」「やりたい仕事が見つからない」「正社員になれなかった」
政府の心配:「技術のない低賃金労働者が増えて、将来の税収入や社会保障は大丈夫か?」
大問題:「ニート(無業者)と呼ばれまったく働こうとしない若者が70万もいる」
親世代:「ええっ、本当か?(ショック)」
子世代:「あいつもそうだ」
政府の心配:「緊急事態!」
大問題:「25〜29歳の女性の半分以上が未婚だ」
親世代:「なんでだ?」「早く結婚しなさい!」
子世代:「結婚したい相手が見つからない」「結婚に魅力がない」
政府の心配:「家庭は社会の基礎。基礎がなければ、国は滅びる」
<親子の意識はなぜ違うのか>
親世代と子世代の間で、仕事や結婚、家庭についての意識が大きくズレているのです。
これでは、親がいくら叱っても、なだめても、若者に対して説得力を持ちません。しかし、このまま放置しておけば、国を揺るがす大問題になりかねないのです。
投稿者 : 記入なし 日時 : 05/03/10 11:11