小泉政治はファッショだ!こんな事を言う人がいるがわたしは違うと思う。
政策実現には、権力を持たねばなならない。
政策には、理論、理念、理想が重要だが、権力を獲得するのは
権力闘争でしかない。
そこには、気迫やテクニカルな手段や籠絡があるわけで、
権力を獲得するという戦略目的のためには人事権の独裁的行使といった個々の戦術が必要である。
要するに、理念・理想を実現するためには、力が必要なのだ。
権力闘争自体は理念や理想ではないのである。
ちなみに、私のこういう意見自体をファッショという人もいるらしい。でも、その人は現実の世界を見ていないだけだと思う。
現実の世界は、きれいごとだけでは済まないものである。
あと、理由をつけない価値判断、要するに好き嫌いでの批判もある
ようだが、そういうのは「理論」による批判とは言わない。
理由のない「理論」はあり得ない。
なので、理由のない価値判断による批判に対しても、それはあなたの好き
嫌いを言っているだけだろうとしか、答えようがない。
小泉政治がファッショであるという方の、理由付けのある「理論」による
主張や批判が聞いてみたい。
少なくとも、書き手なりの筋が通った主張が見てみたい。
わたしは、上記の理由により、ファッショだとはまったく思っていないし、自分の主張がファッショと批判されるのも、好き嫌いで批判されている限り、まったく当を得ていないものだと考える。
投稿者 : 記入なし 日時 : 06/01/18 15:37