「大人ニート」増加 25〜34歳が6割を超す
2006年 3月 4日 (土) 08:17
仕事も通学もしていない、いわゆる「ニート」が05年は64万人と4年連続で64万人台で、横ばい状態にあることが3日、厚生労働省のまとめで分かった。特に25〜34歳が増加し、6割を超えた。総務省がまとめたフリーターは201万人で減少傾向にあるが、25〜34歳が半数を占め、いずれも「高齢化」が浮かび上がった。
厚労省はニートを「若年無業者」とし、15〜34歳で、就職活動をしておらず、家事も通学もしていない人、として集計。00年は44万人だったが、02年に64万人となった。
内訳は、15〜24歳が02年の29万人から05年は25万人と4万人減ったのに対し、25〜34歳は35万人から39万人に増加。景気回復で新卒者の就職状況が好転し、ニートになる人が減る一方、バブル後の不況で就職の機会を逸した若者が、ニートのままで年齢を重ねている可能性が高いとみられる。
一方、総務省がまとめた05年の若年フリーター(15〜34歳のパート・アルバイト、女性は未婚者に限る)は201万人。前年より13万人減ったが、年齢別では15〜24歳が11万人減に対し、25〜34歳は2万人減にとどまり、フリーター全体に占める25〜34歳の割合は46%から48%に増えた。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060304/K2006030303840.html
投稿者 : 記入なし 日時 : 06/03/04 16:41