日本の崩壊が始まっている。
自殺者が12年連続3万人となり、もう自殺大国となった日本・・・
私はそもそも、このような社会になったのは、日本の雇用がすぐにクビ切りできる雇用環境、つまり労働者派遣に基づく雇用があまりにも広まりすぎたことが原因であると考えている。
2010年は自殺者が過去最悪の数になることが予想され、特に首都圏では人身事故の多さが目に付くようになっている。
不況だから、派遣で安く雇い、さらに不況が深刻になったから派遣からクビにする・・・
こんなとんでもない社会で、果たして日本の将来が見えてくるのだろうか?
私は、労働者派遣法を撤廃し、まずはアルバイト・パートでも良いから、直接雇用での雇用が何よりこの国の社会の安定に必要だと考える。
直接雇用で無いから、よそ者という意識が派遣に対しては広がり、自分さえ生き残れれば、他人が死のうが関係ないという人が余りに多くなったのが原因ではないだろうか?
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2010年1月31日(日) 午後9時00分〜9時58分
総合テレビ
無縁社会
〜無縁死 3万2千人の衝撃〜
自殺率が先進国の中でワースト2位の日本。NHKが全国の自治体に調査したところ、ここ数年「身元不明の自殺と見られる死者」や「行き倒れ死」など国の統計上ではカテゴライズされない「新たな死」が急増していることがわかってきた。なぜ誰にも知られず、引き取り手もないまま亡くなっていく人が増えているのか。「新たな死」の軌跡を丹念にたどっていくと、日本が急速に「無縁社会」ともいえる絆を失ってしまった社会に変わっている実態が浮き彫りになってきた。「無縁社会」はかつて日本社会を紡いできた「地縁」「血縁」といった地域や家族・親類との絆を失っていったのに加え、終身雇用が壊れ、会社との絆であった「社縁」までが失われたことによって生み出されていた。
また、取材を進めるうちに社会との接点をなくした人々向けに、死後の身辺整理や埋葬などを専門に請け負う「特殊清掃業」やNPO法人がここ2〜3年で急増。無縁死に対して今や自治体が対応することも難しい中、自治体の依頼や将来の無縁死を恐れる多くの人からの生前予約などで需要が高まっていることもわかって来た。日本人がある意味選択し、そして構造改革の結果生み出されてしまった「無縁社会」。番組では「新たな死」が増えている事態を直視し、何よりも大切な「いのち」が軽んじられている私たちの国、そして社会のあり方を問い直す。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100131.html
投稿者 : 派遣反対(30代男) 日時 : 10/01/28 13:13