韮山城籠城記

近頃の、身の回りの状況、社会の情勢・・
様々な問題が渦巻いている中、重要だと感じるのが「察する」ということ。
老若男女、貧富を問わず国籍を問わず、誰しもが自我を通すことに全力だ。

国際情勢を論ずるなら、例えば領土を巡る日本人の感情を理解できない中国人、逆に彼らの考えを理解せずに非難する日本人。
もちろん、看過できない事態（例えば上陸事件）が発生するなら、場合によっては実力を行使する必要性もあろうし、時として反撃、反論をする必要性もあるだろう。
しかし、相手の心の動きが分からない、分かろうとしないという態度だけは、絶対に慎まなくてはならない。
どんな立場や価値観も、それを全否定する不毛な衝突で滅び去ることはないし、無駄に両者が苦しむだけだ。
言うなれば、今自分がどのような立場にあるにせよ、問題を認識し、相手の立場を「察する」ということが、人生のあらゆる場面において重要だと思うのである。
それができないために、大きいものから、小さいものまで、社会にはとてつもなく多くの問題が生じてしまった。
イラクにおける米軍しかり、今般経済状況における労使関係しかり・・・

翻って、韮山本人はどうだろうか？
最初に勤めた会社についていうならば、職務上の能力不足も大いにあったろうが、ことに「社内交渉力」が幅を利かせるといわれる社風。
社内において、相手の立場を「察する」ことができなかったのは、きっと、退職に追い込まれた大きな理由だろう。
更にいえば、職務上の能力＝営業力についても、もっと相手を「察する」ことができたなら、結果は違っていたのかも知れない。
２番目の会社についていうならば、これは絶対に社内での周囲（主に労組関係）の気持ちを「察する」ことができなかったのが、退職の理由である。

そして現在、わき上がる様々な感情を押し殺しつつ、仕事に取り組む自分がいる。
しかしそれとても、謙虚さを忘れれば、過去を繰り返すだけだろう・・・
自分は、これからも頑張る。それだけ。

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みなさんレスありがとうございます。ｍ（_ _）ｍ
私が日記を続けることについて、批判的な意見があることは以前よりよく存じております。
ただ、無職の人間が職を得たら、それで卒業と本当に考えられるのでしょうか？
私自身は、このサイトに来る度に、「初心を忘れない」「過去の失敗を二度と繰り返さない」ことを肝に銘じています。
個人として、自らを誇ったり、他者を傷つける表現をしたつもりはありませんが、不適当な発言があれば、ご指摘頂けると幸いです。

しかし、私自身については、このサイトの存在はまだまだ重要。
極端なことをいえば１０月の試験などより、ずっと重要なのです。
節度は守るつもりですが、今後も続けさせてもらえるとありがたいと思います・・・