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れんしゅう |
■ 2004/09/20 (月) 豹変する人たち |
人は豹変する
あるとき、突然、、に、なんの前触れもなく。 ある豹変にはちゃんと理由がある。 人が豹変するというのは怖いことだ。 鬼になる。 ある組織を抜けるとき。 それは当然かも知れないけど。 中には、気持ちよく送り出してもらえることもある。 中には、追い出されることもある。 豹変するというのは、裏切られたと感じるからか。 裏切られたと思うその人にとっては、それは紛れもない裏切りなのだ。 だが、本人は裏切ったつもりはない。 それ以上その環境にいたくないと思ったのだ。 その環境に費やす自分の時間が惜しいと感じるから。 もったいないと思うから。 単純にそこにこれ以上いたくない、という思い。 あるいはお互いの問題かもしれない。 片方の立場に立つと一方的な問題だ。 駅前で、声をかけられた。 絵を見に来てくれないか?と。 いや、「絵を見に来てくれ」彼女は多分そう言っただろう。 のこのことついていく僕も僕なのだが。 10平方メートル、4,5階建てくらいのビルだっただろうか。 照明を落とし、画廊らしい雰囲気を演出していた、、 というか、画廊なんだろうけど。 絵を見ながら彼女と当たり障りのないお話タイム。 しばらくして、 この中であなたの好みの絵はどれ?と聞かれ、てきとーに答えた。 彼女に少し待つように言われた。 しばらくして、別の女を連れてきた。 営業タイム開始!! 「この絵に目をつけられるなんて、あなたの感性は素敵だわ」 「この絵があなたのお家に飾ってあったらいいと思わない?」 「部屋に絵を飾ることによって毎日の生活が変わるわよ!!」 などなど、 さまざまなことを言われた。 僕もこんなところにいつまでもいないで、、 「かえる!」 と一言そう言えばよかったんだ、、 だが、興味本位で話続けた。 そして、絵を買うことはできないということをマジで伝え続けた。 「絵に費やすお金なんてありませんよ。」 「みんなそうよ。月1万円でローン組めば大丈夫よ」 「そうするだけで、あなたの生活が素敵になるのよ」 「いや、無理です」 「ねぇ、じゃあ無料だったら、この絵、あなたの部屋におきたいと思うでしょ?」 「言え、タダでもいりません。」 そういった瞬間その女は豹変した。 言葉こそ選びはしていたが、、その音はとても冷たく、 恐怖さえ感じるものだった。。。 「すぐに、お帰りください、これ以上あなたがここにいる理由はありませんから、 すぐに、帰ってください!!」 その女の怒りがこもっていた。 趣旨を考えれば、そうなんだが、、、 だが、招待したのはそっちだ。 そっちが、話しかけ、引き止めるから僕はつきあったにすぎない。 ずいぶんな言われようだった。 僕は黙って帰った。 あ〜、怖かった。 画廊ってあんなとこだったんだ。 なんかイヤラシイ。 ヤツらは仕事なわけだ。 金にならないヤツはいらん!!!! ハズレくじを引かされた気分なんだな。 もう、なんだかやり方が強引なんだよ。 自分の思うようにいかないと、怒り狂う。 どっちが悪いわけ? そんな事情を無視して相手をその気にさせた僕? あぁ、、これってアレと同じだね。 女の子と目があったり、、やたらと、自分に話しかけてきたり、、 あれれぇえ、このコ僕に気があるのかなぁ? って、思わせぶりな態度。実はなんでもなかったり、、 その気になった男の子はショックでかいよね。 こんなときって、思わせぶりな女の子が悪いのか、 勘違い男が悪いのか? どう思います? |
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