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日々の記録


 ■ 2004/12/24 (金) ブラック・クリスマス


 最近この日記も一月ぐらい放置しているように感じてならないのですが、気が付けば今日はクリスマス・イブ。しかし私にとって12月24日、25日はここ数年は鬱屈とした日々であった事しか記憶にありません。大学院も4年も在籍して、その中では幾人かの素敵な女性とゼミで一緒になる事もありましたが、結局私は嫌われる事もなければ好かれる事もありませんでした(内心ではどう思っていたのかは分かりませんが)。彼女達に萌えまくっていても私自身の中身は幼稚園児並でしたので、恋や愛なんてものは成就しなかった事を痛いほど実感しています。しかしながら肝心の本業をないがしろにしていた事の方が遥かに問題であったとしか言い様がありません。私にとってクリスマスシーズンは、ホワイト・クリスマスなどではなく“ブラック・クリスマス”以外の何物でもないと思っています。

 もう今年も残すところ後1週間となってしまいましたが、今年を総括してみると結局自分が学生時代は自分を虚構というか妄想の世界に置いていたようにしか思えない一年でした。50近くも企業や団体職員、大学職員に公務員と受けてきましたが結果はことごとく「貴意に添えません」、つまるところ「あなたは我が社に不適格でしたので不採用に致します」というものばかり。ちなみに私が一縷の望みを託していた自分が住んでいる所の市役所の採用試験も同じ結果でした。要するに無職の一年でした。まだいくつか年明けに何箇所か採用試験待ちの所もありますが、それらが良い結果となるかはまだ分かりません。

 また私は今年一年アルバイトもせずに就職活動一本で弛みきった学生時代以上に力を注いで来ましたが、そろそろ限界が来ているのではないかと思えてなりません。こんな事していられるのもせいぜい来年3月までだと思っています。それでも私は母校の就職課はもちろん、六本木にある学生職業総合支援センターにも積極的に出かけるようにもして、必要あればセンターの相談員の方と話す事もするようになりました。自分の親や面接の時以外にも必要な事を喋るという事は大切だと思いますが、まだ親と話すとなるとどうも無駄話や過去の愚痴が多いように感じてしまいます。

 この日記の中でも私の愚痴に対して批判を頂きましたが、それでも家で親と会話をすると何時の間にか自分の愚痴や屁理屈のオンパレードになってしまいます。どうも私は自分にとって都合の良い答えが返ってくるまで粘りつづけてしまう癖があるように感じられますが、御都合主義的な性格をなんとか変えたいとは思ってもなかなか変えられません。小学校に進んで以来約20年、親や学校の先生やクラスメートの厳しい忠告よりも、芸能人やアニメやコミックの登場人物の発言や台詞に耳を傾けて必要以上に重要視していた人生の大きな負債が自分にのしかかっているといえるでしょう。学習能力皆無ではなく、ましてや悪意を持っている訳でもないのに他人に失礼な事を繰り返しやらかしてしまう事は今年一年かけてもなかなか直る気配が無く頭を悩ませています。
 
 最近もそのような事をやらかしてしまっては、怒りがふつふつと湧き上がって破壊願望に近いものを持ってしまう事があります。下手に暴発させてしまえば一生私は社会の底辺以上に底辺の所を這いつくばらざるをえなくなってしまうと思うと、感情の爆発を思いとどまりますが、他人に自分の短所を受け入れてくれる、それこそどこまでも広がる青空や海のようなおおらかさを求める事などもっての外なのでしょうか。時々思う事なのですが、アニメやコミック、小説の登場人物(とりわけ美少年か美少女)がヘマをやらかしても厳しく注意される事無く、笑って誤魔化したり、あるいはやけに優しい周囲の人間が水に流してそれこそ「なかったこと」にしてしまう例が少なからず存在しますが、現実に置き換えてみるとそう上手くはいきません。というよりも現実世界とありもしない虚構の世界を比べても何にもならないのでしょうか。自分の失敗は素直に認めるのが正しいのかもしれませんが、同じ失敗を何度も繰り返していると自分に過失があったというよりも何らかの不可抗力で失敗したと思いたくなる事すらあります。
 

 11月の日記にも書きましたが、今年は自分の趣味や嗜好とはほとんど無縁に近い一年でした。あまり最新の音楽に夢中になった訳でもなく、テレビアニメを毎日のようにチェックした訳でもなく、パソコンのゲームソフトも全く購入せず、ましてや何らかのイベントに出かける事もありませんでした。SF小説やコミック関連は古本屋やたまに新刊で購入はしましたが(最近買ったものとしては「まほろまてぃっく」の最終巻と「星界の戦旗」の第4巻<12月20日発売の最新刊>)、大抵の本は図書館での貸出で賄っていました。2000円はおろか、1500円程度の本にすらなかなか手が出せないという日々が今も続いています。図書館に関していうと今年だけでも5回くらい返却を催促する電話を受けてしまいました。一日でも早くまともな読書生活を送りたいという気持ちはあります。それでも私の趣味が、読書と音楽鑑賞、ネットサーフィンの3つしか存在していないという事はあまり快いものとは思えません。もっとアウトドアの活動的な趣味を見つけるべきなのでしょうか。

 年内にあと一回くらい書けたらいいなと思っています。




名前

内容

ぽん太 はじめまして!私ごときが貴方くらい優秀な方に意見するのはどうかと思いますが、やはり私以前にレスしてくれている皆さんの言うとおりだと思います。きっと良い年齢に達しているでしょうから、もう少しご自分という物を冷静に見極められる目を養った方が良いかと思われます。気分を害されたらすみませんが、私はそう思います。 (04/12/27 00:25)
大人の少年 とりあえず週一回でもいいから日記を書く頻度をふやしましょう、内容は何でもいいと思います。それから「今年は自分の趣味や嗜好とはほとんど無縁に近い一年でした」とありますが行動的には確かにそうですが貴方の心と頭の中では、決して無縁ではなかったと思います、結果としてそれが貴方の就活、または労働するという事を邪魔したのでしょう・・ぺけぽむさんの仰ってる事も一理あると思います。今年はあと数日で終わろうとしています、来年は行動の年にしてください、就活、バイト、とにかく働く事に重点をおいてください、いつまでも親のすねをかじっている場合ではありませんよ、せめて年金や健保などは自分が働いて得たお金で支払うようにしてください社会人としても最低限の義務は果たしましょう。 (04/12/26 00:01)
ぺけぽむ なんというか、私が言うのも難なのだけれど、同じところをぐるぐる廻っていて、まるでそこから自分で出たくないようにしか見えないです。本当に重要なことは趣味をどうするかじゃなくて仕事をどうするかでしょ。でも貴方の日記では、どうすれば仕事にありつけるかをまじめに考えた文章はまったく出てこない。趣味云々に話を狭めて本当の課題を考えないようにしてるでしょ? ほんとは働きたくないんでしょ? 働きたくない自分を知るのがいやなんでしょ? 就活してればそれが隠れ蓑になるからね。本当に働かなければならないという「尻に火のついた感じ」がまるで出てないです。散々進められたのにバイトしなかった理由の分析をここでやってみなさいよ。要するに自分の理屈で身を守れない世界に入りたくないんでしょ? バイトしたら確かに理屈なんて一発で吹き飛びますね。自分の理屈より仕事の論理のほうが優先されるんだから。性格を変えるなんて空疎なこと言ってないで、環境を先に変えたらどう? 単純作業のバイトか塾講師ぐらいしかあなたにできるバイトはないと思うけど、それが現津でしょ。どれだけ今の自分が他人の眼から見てしゃべれない、使えない人間か、それがどうすれば改善するかってのは、他人の反応から学習するしかないけど、貴方はその機会を今全力でつぶしている。さらに悪いことに、仕事と関係ない趣味の話に掏り替えて、そのことに踏み込まないようにしている。いくら理屈が達者でも、その能力が自己欺瞞にしか使われないようでは、一旦見抜かれたが最後、馬鹿にされて終わりですよ。自分で自分を馬鹿な人間にしていることに気が付かなきゃね…。 (04/12/25 14:25)
韮山 結論。 もっと自信を持ちましょう。 (04/12/25 01:47)
韮山 漫画のキャラクターがなぜ「許されるのか」あなたの思考力をもって論理的に解析してみたらいかがでしょう。 この世界では○○だから××は許される、など、社会的な環境(設定とも言うが・・)との関わりで考えた場合、現実への応用が必ずしもできないものとは思いません。 (04/12/25 01:47)
韮山 クリスマスがロマンチックなものだなんて誰が決めたんでしょうね。・・などというと、ひがみに思われるかもしれませんが、現実はドラマとは違います。「正しいクリスマス」なんてありませんよ。ちなみに、韮山の今年のイブは、男四人でバドミントンダブルス3時間ぶっ続けでしたww。 (04/12/25 01:43)
幸運を祈る う〜んどうなのでしょうかね。読書でも外に散歩して公園で読書するとかやってみてもいいかもしれませんね。この季節寒いですけどね・・・ (04/12/24 20:01)


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