さよなら

携帯電話、ハイブリット自動車・液晶テレビなど、これらに共通する金属は何か？
それこそレアメタルなのだ。


地球上に存在する量が少なく、鉱物から取り出すのが難かしいのでレアメタル＝希少金属と呼ばれています。
例えば、液晶ディスプレーには、インジウム、リチウムイオン電池にはコバルトなど、最先端の製品が高性能を発揮するにはレアメタルが素材として必要不可欠。日本は世界中のレアメタルの約３０％を消費する世界最大のレアメタル消費国です。

しかし、２年前に中国がこのレアメタルの制限をしたため、急激に高騰しています。
理由は急激な経済発展の為、物が不足しているのです。この為に、海外への輸出を制限しているのです。しかも、世界中の鉱山を買いあさり、このレアメタルの備蓄をしているのです。
つまり、このまま行けば、資源を持たない日本は車や携帯電話や液晶テレビが作れなくなるのです。

作るためには、このレアメタルを買わなければなりません。
かなりの不利な条件でしか買うことができません。彼らの目的はお金ではなく、日本の技術なのです。これらが奪われれば、本当に日本には何も残らなくなります。

何もかも不利な日本・・・何とかしなければならない。