さよなら

・私は人に仕事は教えない。

なぜなら、苦労して身に付けた技術を、そう簡単に教える必要はない。

「この人は教えてくれない」と、陰口を叩いているようだけど、それは間違い。
仕事は盗んで覚えるもの、教えて欲しければ、それなりの事をしなければ、絶対に教えない。

・私はミスを指摘しない。

なぜなら、管理者は別にいるのだから、私には関係ない。

指摘して嫌な顔をされるのであれば、言わない方が良い。
責任を取るのは、責任者とそいつだから、私は関係ない。

・批判は徹底的にする。

なぜなら、人を蹴落として自分の評価を上げる事ができるから。

できない奴をかばう必要はない。
能力が無い方が悪い。

・人の手伝いはやらない。

なぜ、仕事の速い私がのろまの手伝いをしなければならないのか。

技術と要領の良さがあればできるはず。
相手を楽させるほど、お人好しではない。

・私は人に教えを問う。

なぜなら、仕事ができる事しか考えていないから。

分からない事は、遠慮なく聞く。
そうする事で、情報が入りデーターとして使える。
それを分析して、良いものは取り入れ、悪いものは省く事をしている。



人に仕事を教えるような、馬鹿な事はやらない。
教えれば、私は要らなくなる・・・それなら教えないで、ミスも指摘しないで、上司から、やっぱり「○○(私)じゃあないと・・・」と思わせた方が良い。
そうやって、自分の居場所を確実に確保できるから。

仕事が遅いのは技術がないから。
技術職で技術がなければ使えんね・・・わざわざ疲れる事をする必要はない。
そんな事をするより、自分の事に費やした方が得だ。

分からない事はなんでも聞いて、自分ができる事を考えなければならない。
私と同じ能力の人間がいるなら、どちらかが要らなくなるからだ。

私は、他人に気遣いをするほど、お人好しではない。
私は、利用もされないし、損をする事はない。
私は、全てに対して結果を出し、高い技術を持つ事ができる。
私は、人より良い生活をし、人より旨い物を食い続ける。

それが私だ。