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In monochromeAuthor:ゆーと ( Profile ) |
■ 2011/08/08 (月) Dear ... |
金曜日、彼女の娘が入院した。
急に出た喘息の発作が酷く、収まらないため。 仕事をバタバタと終わらせた後病院に向かう。 酸素を送るチューブを鼻に付けてぐったりとした姿が痛々しかった。 土曜日の朝、彼女に会って絵本を渡した。 「お見舞い持ってくるよ。何がいい?」 そのリクエストが絵本。 朝はややこしい親戚が来てるとかで病室には行かず。 夜にもう一度病院へ。 チューブをつけたままとはいえ、酸素飽和度、脈拍ともに安定した数字。 少し息苦しそうだけどぐっすり寝てるその寝顔を見ながら彼女と話をした。 日曜日、かかってきた電話の彼女の声の向こうからもう1つの声。 「バナナ食べたいー。バナナ買ってきてー。」 かなり回復した様子のその声を聞いて、僕は笑った。 一緒に遊びにいく予定が流れたことを彼女は気にしていた。 僕にとって大切なのはそういうのだけじゃないよ と伝えた。 ただ横にいて、静かに話す時間も大切だよ。と。 彼女は僕にとって大切な人。 その彼女の宝物である、彼女の子供の寝顔を見ながら話すその時間。 それもまた愛しいものだと、僕は思う。 彼女にとって大切な存在、それは僕にとっても大切だから。 あの子が退院できるまでは、もう少しかかりそうではあるけれど。 |
名前 内容
ゆーと >通りすがりさん 色々あります。結局退院まで殆ど毎日仕事の後病院に行ってましたよ。今もまだ色々です。バタバタしてます。 (11/08/21 22:23)
通りすがり うん。イロイロあるみたいだけれど、向き合ってる感じがするね。自然にそのまま いられるといいっすね。 お大事に。。 (11/08/08 00:59) |
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