無職28号

痛くはないのか？
苦しくはないのか？
何もかも投げ出し逃げたくはならないのか？
辛くはないのか？
怖くはないのか？
腐りきり挫けて諦めたりしないのか？

黙っていても朝がきて日が昇る
罪だ
永遠に闇の中で、時間の止まった中で過ごせたら最高だ
しかし、それは不可能だ
歩き続けなければならない
足腰が立たなくなるまで・・
時には走ることも必要だろう
憂鬱になることもあるだろう
核のボタンがあれば喜んで押してしまいたい
これも不可能だ
我々に明るい明日は来るのだろうか？
待ちつづけては永遠にこないのだろうか？
強大な敵に立ち向かい打破しなければ幸福は訪れないのか
神よ、もういいだろう、祝福を解き放ってくれ