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爺放談


 ■ 2014/05/13 (火) 自由という名の・・・


上海での知識や経験は私の中で大いに、本当に良い経験となった。

特に目を見張るべきは「資本主義」という有り方だ。

「資本主義」とは金本位の正に弱肉強食である。

ここ上海と日本を比べれば、どれだけ日本は社会主義で弱者にやさしい国家だということが本当に実感する。

別に中国だけとは言わない。

タイ、フィリピン、シンガポール、インドネシア、インド、アメリカ、南米諸国、・・・どの国々も日本よりはるかに資本主義である。

社会主義代表とされるヨーロッパ諸国でも、日本より秀でている国家はほぼ無い。

そもそも無理であるヨーロッパ共同体がギリシャ、ポルトガルをはじめとした経済破綻、潜在的破綻のイタリア、失業率、若い労働力の流出など問題は山積している。

日本人の中で良く日本批判をする、特に社会的弱者に多く見受けれるが、この人々こそ海外へ行くべきである。

どれだけ日本はこの社会的弱者達に優しい国家であるかを肌で感じれるはずだ。

もうそろそろこの国民も客観的視点からこの国を判断するべき時で、しかもそれが一番景気にも作用する事だと理解してほしいと思う。

毎日連夜のごとくマスコミから垂れ流される報道にも疑問を持ち、さも弱者寄りな意見で聞き耳の良いことに惑わされず、マスコミお得意の「権力=悪」という構図に嵌らず。

弱者ゆえの「妬み」「迫害感」「孤独感」「失望感」「喪失感」から一歩踏み出した視点を持つ事が全てのキーワードとなる。

全ての自由国家、民主主義国家の最大なる本懐は


「努力が報われる!」


ということに尽きる。


これが無ければ民主主義も自由も何の意味も無い。


しかしこう言うと否定的な人たちは「すべての努力が報われるわけではない」というロジックを展開しがちだが、しかしこれだけは言える。


「努力を放棄した人たちには何のチャンスも巡ってこない!」


と言うことだ。


本当の平等とは「努力の自由」と言う事だ。


また、「努力」という物は弱者達にありがちな「自己分析」では何の意味も持たない。

いくら自分が努力をしている、もしくは努力をしてきたと100万回唱えても100万人に訴えても負け犬の遠吠えに過ぎない。

「努力」という物は結果が全てで、かつ他人が判断するものである。

あらゆる資格、試験、学歴、肩書、は全て結果である。

これらも全て「努力」と言う大前提があってこそ付随するものでそれらを放棄した者には何の結果も持たない。

多くの国民はこの事を忘れ、しかも自分は何の努力もせずただ単にマスコミの誘導に嵌められ「権力=悪」と言う構図に思考が毒されていく。

権力を持つということは少なくとも多くの弱者達の何倍も努力をしてきているという事だ。

別にこの「努力」という物に対して格別の価値を付けて言っている訳ではない。

例えばスポーツの世界で「金メダル」を取れたからと言ってその人間が人間性も思考も全て秀でているとは思わない。

しかしその「金メダル」取ったプロセス、努力を垣間見るこの行為に国民の多くは称賛する。

スポーツの世界では見えやすいし判断しやすいから称賛されるが、それと同じ様に権力を持つ者、官僚、政治家、企業家、達もスポーツ選手と同じ様に努力を重ねてきた結果があるという事だ。

見えやすいものは称賛し、見えにくいものはただ一つの出来事で全てを判断し重箱の隅をつつくがごとく非難の対象となる。

多くの人々は「客観」と言う行為を忘れ、すぐ「独善」に嵌る。

もし、国民の3割以上がこの「客観」を自然体すれば、現在の景気も回復基調にすぐ移行するだろう。

とくにどの国家でも一番数が多い生活弱者達、彼らがこの客観を受け入れる事が出来れば、その国家は理想的国家へと移行出来うるだろう。

なぜなら多くの生活弱者達のほとんどが「独善」で、いちばん国家の足を引っ張っているからだ。

特にこの日本ではその割合が多い。

なぜなら、これほど住みやすい国家でありながらそれでも飽き足らず不満の声を高らかに挙げまくる。

彼等の多くが諸外国に行けば本当に死ぬしかないであろう・・・

福祉、ボランティアも結構だが、それらが本当に必要なのはこの日本にはほぼ居ない。

自由、権利、民主主義、これらは実に本当は凄く残酷なもので、競争と弱肉強食を強いられるものである。

そんな中での本当の平等とは何度も言うが

「努力の自由」

だという事だ。


今回の上海では本当の自由社会を垣間見たことであった・・・・











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はいむるぶし まりあっち そうですどんなに文明が進もうと、どんなに道徳モラルが進化しようと、所詮人間が考える事は突き詰めれば原始的な思考が支配するものです。 (14/05/17 23:23)
まりあ 既得権益者になるかどうか・・・人である限り、有史よりづづくめっちゃ原始的・現実的な考え方ですねぇ^^; (14/05/15 21:06)
はいむるぶし 記入なしさん 何時の世もどの様な時代でも、上記のロジックは普遍です。既得権益者になる努力をすればいいだけの事です。努力次第で誰でもなれますよ! (14/05/15 19:32)
記入なし 一億総中流時代は努力すれば皆でパイを分け合えたから社会的不満は少なかったけど、今は分けるパイが小さくなってしまい既得権益者は自分の分を減らしたくないので、努力だけでは如何ともし難い状況もある訳ですが、新しいフロンティアを開拓するしかないのでしょう。 (14/05/13 17:50)


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