歩みは遅くとも希望に向かって

「うつ病と躁うつ病を知る」福岡会場に行きました。
電車に久しぶりに乗りましたが、スマートホンを利用している人が多い
ことに驚きました。
TVしかみたことなく実際見たのは、始めてです。
会場に着いて中に入ると、係員の方がどの辺がいいですかと尋ねられました。
前の方に座りましたがぞくぞくと入って来て前に詰めて下さいと言われて
ました。

司会者・精神科医・患者の方が壇上におられました。
うつ病と躁うつ病の治療方法の違いとかうつ病の方で躁うつ病の方もおられますが
最初うつ病で来院することが多く発見遅れやすく気付かないケースが多いと
いうことです。
別の病名をつけられることもしばしばあります。
今は、躁うつ病とはいいません。（大きな病気のようだから変更になったということです。）
双極性障害といいます。（躁と鬱状態を繰り返します。）
映写で実際の患者さんが出てました。
躁状態でしたことを何故あんなことをしたか分らないと言っておられました。

うつ病場合は、抗うつ薬　　双極性障害は、気分安定薬
うつ病になる脳のしくみ　双極性障害になるしくみ等絵柄で判り易く説明が
ありました。

双極性障害の躁状態
・睡眠時間が短くても頑張れる。
・いろんなアイデアが次々と思いつき
・いつもより自信がありよく喋る。
・好ましない結果を引き起こす
行為（浪費）に熱中する。
以上は、冊子からの抜粋です。
軽い躁状態の時は、元気が出た位しか思えないそうです。
間隔がおきます。
その方によって違います。
数年〜十年位とか・・だから発見も遅れます。
壇上にいた方３００時間残業して２時間しか寝なくても平気だったと言っておられました。
しまいには、会社で周囲の人を怒鳴り散らしたり今度は、鬱になり今まであんなに
元気良かったのにどうしたのって言われたそうです。
変に思い病院に行っても「パニック障害」と診断されたらしいです。
セカンドコンパニオンで、双極性障害と診断されました。
あの頃は、別に疲れたとは思いませんでした。
あの時躁状態だったんですねと思ったと言ってました。
治療が遅れますと、躁と鬱の切り替わりが早くなります。
私も発見が遅れましたが、先生は遅れてないと言っておられます。
現在これといった治療法はありません。
薬で脳を安定させるだけ
今度新薬がでました。
抑える薬だそうです。
早く寛治する薬が開発されることを祈ってます。
途中休憩の時後ろ振り向いたら凄い人数満杯状態で驚きました。
患者さんやご家族の方がいっらしゃっているのでしょう。
皆さんも病気が快方に向かい寛治することを祈念しております。