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無色の妄想日記

タイトルを変更しました。

現在、福島県郡山市に仮寓させていただいている。
ありがたいことです。

旅をしている時の状況が時に思い出される。泊まる当てもなく、地図を片手にひたすら歩いた。雨の中、強風の中、雪降る中、そして、暴風雪の中。ひたすら歩いた。歩いている時には不思議に恐怖感や切迫感は無かった。何とかなるという気持ちですね。

今、雨、露、雪、風を凌げる部屋を提供していただいている。このことがどれほど嬉しい事か。実感している。

残された時間がいくらほどあるかは判らないが、残された時間を、自身の身魂を磨くために使おうと思う。スピリチュウアルを学んできているのだから、自身が信じる道を進む。    ただ・・・それだけ。

 ■ 2012/11/06 (火) 11月6日


山形県酒田市のホテルに居る。
天気は曇り。予報では、曇りのち雨。

のんびりしたい。

不安感、恐れ・・・!?
現在のところ、肉体的にも、経済的にも、時間的にも問題はない。
ならば、何を恐れ、何に対して不安感を感じているのか!?
それは、これまでの歩き旅における、他人様、社会との接点において、私の潜在意識におけるトラウマが関係している。過度に、他人の思惑を詮索する・・・恐怖感を持って、他人の心模様を感じ取ってきた癖。また、歩いている時に目にした警告書。
気弱な、脆弱な精神構造・・・か。

恐れと不安の心理・・・か!?

肉体を捨てようとしている私にとっては無意味な事となるはずだが、この心理は、私の最後の大掃除になるのかもしれない。強烈な足枷、手械になっている。

テレビニュースを見ていると、中国の「万里の長城」での日本人死亡事故が大きく取り上げられている。領土問題をでっち上げている、中国への当て付けか!?
現在の日本での原発、放射能による死亡事故などは、日本のマスコミ(報道管制されているから、どうしようもないのが事実だかね)は大きく取り上げる価値の無い物なのだろうか!?

11月5日
鶴岡市のホテル。
目覚めた時の天気は曇り。鶴岡市に入ってから、天気のよい日はない。それでも、元気を出して出発だ!?

9時過ぎ、ホテルを出発。出発時には快晴に近い天気。
7号線を、酒田市に向かって、とことこと歩く。

歩きながら考える。「今を生きる」「今日を生きる」それだけでよいのだが、湧き上がってくる不安感、恐怖感がある。これらの根にあるものは、今までの人生においての経験と、刷り込まれている社会常識。そして、トラウマ・・・。
明日の事を、他人様の思惑を気にするように、それも過剰に気にするように刷り込まれてきた。刷り込んできた者(ある種、物の怪のような物たち)たちは、自分勝手に行い、気にもしない。だからといって、物の怪のような物たちと同じように振舞う事は出来ないが、少なくとも、「やった事は、還ってくる(自身が発したエネルギーは、絶対値のエネルギーとして、自身に還ってくる」の理をしっかりと肝に銘じて、今後も生きてゆきたい。恐れてもしかたがないこと、陰を見て恐れているのだから、自身の弱さにも繋がる。これも、克服しなければならない(手放さなければならない)ことなのでしょうね。私にとっては、大きな課題です。だからこそ、今の置かれている環境は、大きな学びと共に、克服する為の絶好の環境である事には違いない。

陰日なたになりながら、多くの人たち、存在に助けられている。

7号線をとことこと歩く。
お日様の光が心地よい暖かさを与えてくれる。
遠方に、山頂に雪化粧をしている山が見える。美しい山だ・・・。(ホテルに入ってから聞くと、鳥海山ということ。2236mの山。)
とことことこ・・・テクテクテク・・・ごろごろごろ・・・と、7号線を歩く。途中、歩道がなくなっている。こんな場合は、車道に沿って歩いている。何の疑いもなく、当然という気持ちで歩いている。地図通りにね。このような私の動きも、何気なく社会常識から外れているのだと思う。対向車線をパトカーが通る。警察官が、じっ〜と見ている。が、私は気にもせず歩いている。近頃、気温が下がっているから、小用を催すと我慢が出来ない感覚になっている。途中、立ちしょんをする。

7号線を歩き、交差点についた。
交差点で一服して、ふと、7号線に沿った側道が設けられていることに気がついた。振り返ると、側道が続いている。
・・・・・!?
側道を歩こう。
車は通らないし、舗装されている。
側道を、とことことこ・・・テクテクテク・・・ごろごろごろ・・・と歩く。
暖かい!ここは山形県鶴岡市。時は11月上旬。
歩いていると、トンボ、蝶々が飛び、バッタが飛び跳ねている。・・・11月の山形なのにね。のどかな田園風景を見ながら、気持ちよく歩く。

あれ・・・あの鳥は!?
大型の鳥で純白、長い足をしている。私の持ち合わせている知識から、「白鳥」という言葉が浮かぶ。白鳥は渡り鳥。知識的に、寒い時期に日本に渡ってくる鳥という印象を持っている。寒い時期に・・・今は11月・・・山形という東北の県・・・白鳥・・・トンボ、蝶々、バッタ・・・まっ いいか!

国道7号線をとことこと歩き、赤川に架かっている「おばこ大橋」を渡る。左前方には、山頂を雪化粧をした鳥海山が見える。鳥海山に向かって歩いているようだ。なんとも美しい、趣のある山です。
おばこ大橋を渡ると酒田市であった。
とことことこ・・・テクテクテク・・・ごろごろごろ・・・と、歩く。
7号線を北上していると、最上川についた。名前だけは知っていた「最上川」。最上川に架かる両羽橋を渡る。
酒田市街に入り、街の雰囲気、風景を見ながら、感じながら歩く。

2時30分ごろ、目指すホテルに着く。
さて・・・部屋があるかどうか!?当たって砕けろの気持ちで、荷物をホテルの前に置いておいて、ホテルに入る。フロントに若い男性スタッフ(ホテルマン)が居る。
業者と接している。私に気づき、私に声をかけてきた。私は、部屋があるかどうかを聞いた。しばらく調べていたが、部屋は取れるということ。他の業者も待っているから、荷物をとって来ると言って、荷物を取りに行った。

幸いである。
いつも、寝床の心配をしている私が居る。ストレスフリーに近い状態だが、寝床だけは・・・時に、寒くなってくると、私は野宿でよくても、他の人たちが迷惑をするという思いで居る。「杞憂」という文字が浮かぶこともある。人様は、そんなに気を使っては居ない、思っては居ない、自分に災厄が降りかかってこなければね。
心配しても仕方がない。
目には見えない世界の同胞も、動いてくれているから、お任せしていればいいと思う。下手にじたばたすると、同胞が動きにくくなる。

若いホテルマンは、私が歩いて旅をしている事に吃驚している。
私は、旅の目的、行程を簡単に説明し、震災、原発、放射能・・・これらに対する政府、マスコミの動きを簡単に話した。若いホテルマンは、ネット情報をよく知っていて、また、被災地にも行かれたようだ。私の話を真摯な面持ちで聞いてくれた。若い人はネット情報を知っていて、自分なりによく整理し、考えているようだ。そして、自分なりの考えも持っているようだ。今までのおっちゃん、おばちゃんのように、新聞、テレビ情報だけで誘導されている人ではない。なんか、頼もしく思え、うれしかった。

ホテルマンと話していると15時になり、チェックインできる時間になった。
そのままチェックインし、洗濯と入浴をした。
疲れている(疲れているのだが、歩くと気持ちが軽やかになる)から、ゆっくりと休息をとる。天気予報では、明日から雨の日が続くという。今後の事は考えず、3泊し、ゆっくりと休む。


名前

内容

ルポ 孤独、虚無、死への恐怖、老いて自然に悟り許容する段階に至らない限り、常に闘い続けねばならない事ですね。 (12/11/07 11:10)
あたる いい旅してまんなあ 裏山の椎茸 (12/11/06 12:48)
中年競馬夜曲藤原紀香ちゃん どうもありがとうございます。僕はぜったい女遊びはしないつもりです・・・でも人のことはどうこう言うつもりはありません・・・人それぞれの生き方を尊重する・・・天の波動は申している。うふふ・・・ (12/11/06 11:18)


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