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ひとりごと備忘録


 ■ 2008/06/03 (火) 「男は黙って・・・」就職都市伝説のお話


昨日、面接を申し込み、明日行くことになる。

今日、会社の場所と駐車できる場所を確認後、ハローワークで新規の求人を探す。

その際、何の脈絡も無く、3ヶ月前の合同企業説明会のことを思い出した。

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その頃、ある一社が気になったのだが、一部気に食わないところがあり、
受けようか迷っていた。

そう思っていたときに、この会社が合同説明会に出るとのことだったので、
参加して、話を詳しく聞いてみた。

この会社の担当者からは、現場の環境な目指しているところなど、聞いてみた
が当初の疑問が晴れず、応募は見送ることにした。

この一社のみ話を聞いて、会場を去ろうとしたとき、一人のかっぷくのいい方
が歩み寄ってきた。主催者側の方でしょう。

「もう帰られますか?」
「ええ、気になっていた会社のことが聞けたので・・・」

この会話の後、主催者が引きとめるように話しかけてきた。

話し始めて2分ほど経ったとき、ある例え話をしだした。

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内容は、一人の技師のお話。

定年で地元に帰ったが、培った技術をまだ活かしたいと思い、
求人を出している会社を何度も受けたそうです。
しかし、どこからも受け入れてもらえなかった。

受けた数は1年間で100社以上。年齢制限お構いなしに受け続けたようです。

そんな中、ある会社を受けたとき、面接官にそのエピソードを話したところ、
情熱に感銘し、技師はその会社に就いたとのこと。

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「そういう人がいるんですよ。あなたはまだ若いんだから、もうちょっと積極的
にいろいろ話をきいてみたらどうですか?」

・・・とまあ、説き伏せたかったようですが・・・これに内心キレました。

表に出して怒ることはしませんでしたが、カレーの入ったなべ底が黒く焦げ付く
ぐらい煮えくりかえりました。

なぜかというと、私の地元にはその定年男性の技術が必要で、且つ求人出してい
るを会社が、





「100社以上」もあるからなんです。





その方と比べると私の場合は、コンピュータ関係はたくさんあれど、その技術
すら達してなく、その制限をかけると、足りる求人は十社もあるか無いか・・・。

その方と比べられても、地元のベースと培ったものが違うでしょうに。

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その話が終わった後、
私は、なべ底に黒く焦げ付いたカレールーを剥がし、それ見せるがごとく、
やんわりとした感じで、

「それだけ情熱を持てて受けられる会社がたくさんあるほど、地元が潤って
くれるといいですね。」

(主催者は役人です。)

と言ってその場を去りました。


求職者のサポートをしたいという気持ちは嬉しいが、
事実かどうかわからない例え話しても、正直困ります。




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