忍者の無職　キャリアデザイン日記

今朝は５時まで今のソファーで寝てしまい、メーカーオプション（俗名・嫁）に叱られた。１０時に元の会社の後輩から仕事の件で起こされた。ユニフォーム知りませんか？てな調子。うつつに答えて、また寝た。今度は10時30分頃に東京時代に６ヶ月でばっくれた会社の先輩（この人、同郷で今はＵターン就職してる）から久しぶりに電話があり、この会社の社長が亡くなったことを知らされる。確かに新聞で確認すると、載っていた。１１日に社葬みたいなモノがあるが行くか？と問われたが、こっちは逃亡の身なので合わす顔がない。マスコミ業界はばっくれが多い。しかし、社長はいい人で、バックれた俺にも、満額の給与を支払ってくれた恩義は忘れがたく、どうしたものかと悩んでいる。
　11時になり、元の会社の他の後輩から、イベントのＢＧＭを持っていないか？と電話がある。今日は母の日。母の日の絵画コンクールの表彰式があり、タッチしていないはずなのにクライアントから急遽電話があったらしい。持っていないが作成は出来る、また、１００円ショップのパーティコーナーにないか、レンタルＣＤ屋で「運動会　音楽集」を捜してみたら、とアドバイス。彼も先日、辞意を表明して、会社は蜂の巣をつついたような大騒ぎになっている。ＯＮもＯＦＦも中途半端なこの業界では、気が休まることはない。彼もそうだろう、と思う。
　午後から強風になり、庭を見れば、トタン屋根が引きちぎられて落ちているのを発見。慌てて、修復する。俺の家は２０００年に発作的に購入した中古住宅だ。前のオーナーがいい人で家の手入れが良く、狂いも生じていない家である。しかし、俺になってからずぼらなのか、それまでのストレスを家が発散したのか、いろいろ故障、不具合が生じている。ローンは２０年で組んだ。それだけ、当時は高給取りであったのと、家が安かったとご想像ください。
　それから、自分のＨＰを更新。その後、モバイルで使っているＰＨＳが自宅電話の子機になるのが分かったので、いろいろ機械をいじり、サイトを見ていた。結局、分からずに（親機、ＰＨＳともに古い）メーカーにメールを出して終わり。夕方のメールチェックでスタッフからクレームがあって、電話で会談。どうも、現場のディレクターのモノの言い方がきつくて、現場で言い争いになったらしい。こっちが退職していることは、混乱を生じるため、またタイミングをはかっている状態でスタッフは知らない。
　人を使う身分の人間が決して、言ってはならない言葉がある。それは「こっちは金を支払っているんだぞ」と言うことである。身分が上であるほど、ことわざにあるように「こうべをたれる稲穂」でなければ、人はついてこない。俺が退職した理由の１つもそれだし、これまで退職した社員もほとんど、この言葉に辟易して辞めていった。「そんなに言うならあんたがやってみろよ」という思いを抱きつつ。
　明日はゴミ出しから１日が始まる。在宅率が高くなったので家事労働をかなり、メーカーオプションから任命された。今日は掃除と風呂掃除をしてみた。家で最後の現場（ＧＷ）の報告書を作成しメールしたりもした。にんべんに動くと書いて「働く」と読む。人が動けば「働く」ことになるんだよな〜、と今しみじみ思う。