忍者の無職　キャリアデザイン日記

現在20時3分です。

ガレージ事務所からの配信？です。部屋の中にかなぶんが飛んでおります。
今日は、したいことがあった。
それは惚けてしまった祖母の見舞い。転院を繰り返して、今は４件目の老人ホームにいる。彼女と話す時、いつも俺は映画「ドライビング　ミス　デイジー」を思い出す。気位の高い未亡人。それが祖母と重なるのだ。実際、戦後、祖父を亡くした彼女の苦労は大変なものだった。それに俺が気がついたのは、自分が家庭を持ってからだ。そう思うと、これまで彼女に言った言葉とか、態度とかを謝りたい気持ちになる。
　朝いちで今日行った工事は母屋のファックス付きコードレス電話母機を玄関に移設することだった。ガレージに置いている子機との距離を短くするための方策である。それは配線を隠すのに、ちと苦労したが難なく完了。ただし、下駄箱の上に母機を置いたため俺のコレクションは撤去せざるを得なかった。（電人ザボーガとかの人形）
　
　午前９時過ぎ、前職の経営者から電話。顧客の世話とか、レート決着日、それまでにした仕事の暫定レートなどを押し切られる。派遣スタッフの集まりが悪く、求人を出している大学に求人票が出ているのか？という議題に移り、つい「今日、その方面に行きますから見てきましょう」なんてことを言ってしまう。お人好しよの〜。
　午前１１時に家を出る、老人ホームに着き、祖母を探す。老人ホームは痴呆老人を抱えるホームの場合、様々なルールがあり、施設毎に違う。今回のホームでは受付で記名し、係員が老人達の集うホールに連れていってくれる。そのホールは施錠してある。徘徊を防ぐためだ。祖母は俺を認識してくれた。しかし、話は「どこに住んでいるのか？」「仕事は何をしている？」といった話を６回位リフレインする。幼年期に住んでいた家と今のホーム、前のホームなどの記憶がごちゃ混ぜになっているので、辛抱強く聞かなければならない。昼食の給食が配られ始めたので退散した。うちの係属で「お見舞い記録帳」を行ったら書くのだが、そのノートがない。前まではベッドサイドにあったのだが、筆記具などは持ち込めず、係りの人から出してもらった。つまり、老人のいるベッドルーム（個室ではない）はベッドのみが並ぶスペースで、問題行動を防ぐための措置だろう。
　昼前に、俺の住んでいる地域の最高学府に着く。公務員でありながら、カウンセラーの大学院に進んだ兄貴を呼び、学食で飯を食う。定職、いや、定食が４００円だったが売り切れており、ソースカツ丼を食ってみた。カツはハムカツか？という薄さだった。
俺はキャリアカウンセラーで兄貴は本物？の臨床心理士を目指しているのだ。大学院の授業は難しく、専門用語をいきなり解説なしで「分かっていることを前提に」講義されるらしい。おなじみのフロイト、ユングなどを一通り実習するため、来週の俺は彼に夢に見たことを話す事になっている。学食の空気に１０年振りくらいに触れた。若者の汗とか、化粧とか、なんとも言えない雰囲気を味わった。（当然、学生の彼らにはそれには気がついていない。俺が訪問者だから分かることだ。例・住んでいる住人には家の臭いがわからんが、お客にはわかる）　彼と別れてアルバイト求人を確認し、更新、新規のアルバイト求人を出す。担当者名に悩む。現在、スタッフナビゲーションをしている俺のかつてのパートナーのパート（ややこしい）の女性も辞めたからだ。しかし、彼女も足が洗えないままでいる。補充兵のパートはもう辞意を表明。つまり、辞めた人間たちがスタッフのきりもりをしているのだ。
　その後、知り合いの所に行ったり、ブレーカスイッチを工具店で探しているうちに１６時近くなり、慌てて帰宅。おじゃ魔女（＝娘）のご帰還である。ちなみにブレーカーは安い物でも４０００円。しかも、設置には電気工事士の資格が必要だった！　それでは、とタイマーの着いている延長コードはないかと探すも無かった。

　ガレージ事務所を空けるときに、室内の温度上昇が今の問題だ。念のため、温度計をぶら下げ、今日は換気扇をつけっぱなしにし、壁掛け扇風機を２時間のタイマーかけて出かけた。今日の室外最高気温は２８度。ブロックとトタンで出来た我が事務所は「三匹の子豚」では狼に喰われることはないが、熱がとれだけこもるかがワカラナイ。

　今日はこのへんでおしまい。運転資金に関する問題が突如、わき上がったが、それはまた項を譲りたいと思う。
　帰宅してみると３０度であった。シャッター全開、扇風機全開で３０分ほどで２５度。今の時間２０時過ぎで室温２１度。シャッター空けていると外から冷気が漂う。