忍者の無職　キャリアデザイン日記

現在21時16分です。

　今日はＭＤをガレージで聞きたいと考えた。ソニーの最初のＭＤポータブル　ＭＺ−１を引っぱり出す。とても大きなＭＤウォークマンだ。メーカーオプション（＝妻）と付き合っていた時に「おねだり」して買ってもらった遺物である。当時、「どうせ結婚して私の物にもなるのだから」とヤツは言っていた。そしてその通りとなり、全権を握る山椒太夫になったのは周知の事実である。ＭＺ−１からラジカセに繋いで聞こうかとしたら、ラジカセに外部入力がなかった。前にパソコン用に買ったＰＣスピーカーが前職の会社に置きっぱなしになっていたのを思い出し、事務所へ向かう。

　今日は前職の会社とレートの問題の決着日である。電話でやりあうと負けるのは分かっていたので、それもあり行ってみた。着いてみたら経営者が派遣希望の人と面談してた。面談者に話させない一方的なものに思えた。このやり方の是非は言わない。ただ俺のやり方ではない。その面談が終わり、レート問題の話に。やっぱり俺の提示した条件では呑めない、とのこと。派遣およびイベント関係の引き継ぎの話をし、あすは引き継ぎ大会だ。なんとかなる、と思っているらしいので、なんとかするんだろうと思うことにした。派遣稼働中のスタッフになんと言えば良いのかを悩む。

　帰宅したら昼。冷蔵庫から３個パックになっている「手作りハンバーグ」を発見したので焼いて喰う。（ここ重要なので覚えておいてください）　それから、アポを取っておいたメディア系会社の方に会いに行く。挨拶と相談をしたが、相談は却下された。うーむと唸りつつ、ハロワへ走る。キャリアカウンセラーの求人に関しての追跡調査である。充足していない、という。速達で書類を送れ、と言われる。ハロワの職員はまあまあの対応をしてくれたのでお礼を丁寧に言う。「給料高くて良いですね？」なんて言われる。それは月給ベースは高いが、賞与などがないので年収にしたら400万を大きく切る金額だ。無論、引かれモノでどうなるものか、と言う金額である。「求人票をもっとよく見て言え」と思った。余計なことに「年収にしたら、あんまりないっすよ」と言ってしまった。近くの現場へ寄って「いやあ、おれもここまでだ。アデュー」と古参のスタッフに挨拶をして、ついでに新しい名刺入れを買う。帰宅すると16時近い。またおじゃ魔女（＝娘）の帰宅時間である。ヤツはいつものように猫の造形を施したバンに、パンダみたいな保母さんと、キツネみたいな運転手さんに送られて帰ってきた。（保母さん、運転手さんの比喩は「いい意味で」です）　俺は事務所で履歴書を書く。キャリアカウンセラーは就職の相談に乗る仕事である。履歴書の書き方、職務経歴書の書き方にも通じていなければならない。履歴書は学歴から書き進め、仕上げは写真だ。学歴でいつも間違うのは俺だけか？　幸い、ファーストトライで履歴書は成功。職務経歴書は前に作っていたデータを使用した。ついでに今日届いたキャリアカウンセラーの資格証明書をコピーし添付した。添え状も書いた。

　メーカーオプション（＝妻）が帰ってきた。18時である。ヤツは仕事が休みなのを悪用し、「世界の中心で愛を叫ぶ」「トロイ」の２本を観に行きやがったのだ。「家族の中心で食器を洗う」「ノロイ」の俺としては忸怩たるものを覚える。「今日の夕食はなんだい？」と洋画のアテレコの広川太一郎風に気さくに訪ねたら「ハンバーグ」と答えた。おじゃ魔女（＝娘）が言った。「幼稚園の給食がハンバーグだった」　嫁・微笑み。俺が言った。「あ〜、俺も１個昼に喰った」。嫁・般若！　「３人家族で３個なのに、なんでくっちまうだ！？」（俺にはこう聞こえた）　

　逃げ出すように郵便局へ速達を出しに走る。19時までだったような気がしたので。時間がない。途中で派遣のスタッフの定時報告があり、電話しながら郵便局へ急ぐ。宛名のシールが曲がって貼られた封筒。良いのか？　これで？　同封書類に不備はないだろうか？　そんな事を考えながらも、郵便局。
　
発送！　４１０円也！

サイは投げられた。
家に帰った。夕食は回鍋肉だった。精力的に米の飯を食うことにし、よし、２杯目！とジャーを開けたら、もう飯がない。酒に走る俺。ＭＺ−１はまたしてもピックアップレンズの具合が悪くＭＤを読まない。ソニーの製品ってどうよ！　この機械だけでも３度目の症状だ。ソニーのサービスには、履歴書を書くときに逃避行動として、連絡を取り、修理の確認をしたが、ヤフオクでみたら直す方が高い。分解か？　と思う。カーオーディオ分解清掃の俺だ。今は酒が入っているのでしないが、明日、チャレンジしてみるかもしれない。

今日の日記は入浴後に書かれた。体重測ったら、ちょっと増えてた。道理で体のキレがないわけだ。

ちなみに土曜日は隣県に行く。結構、金がかかる。干された俺だが、保険は打ってある。こうして初期投資ばかりが増えていく。