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忍者の無職 キャリアデザイン日記


 ■ 2004/06/23 (水) ドライビング ミスター 師匠


現在21時31分です。

朝、突然の師匠からの電話。彼の母親であるところの、おれの祖母の具合を見るのと、師匠の仕事でこっちに来ているので昼飯をどうか?という内容である。彼は運転免許を持っていない。駅からタクシーをチャーターし、仕事をしつつ、途中からは俺が運転手となり各所、そして婆さんの老人ホームを回るのだ。
 ドライビング ミスター 師匠であるから、師匠も気位が高い。こう書くと、えばりんぼう(大林宣彦監督?)のようだが、そうではない。修羅場をくぐり、親族といえども甘えは許さない、ジェントルマンである。
 よって、俺はいつもこの人に会うと緊張する。終戦までの男達は、年上の男に敬意を払ったというし、実際、映画で見ると、当時の親子関係や、年長者に対する敬意の表し方は今の我々には「芝居じみて」いるほどである。タメ感覚を親世代が許し、それを勘違いして社会でそのノリで行くから、新人類とか言われちゃったんだな、というのが俺の意見だ。だから職場でもうまく行かない。
 対面、30秒後。すでに俺は失意の中にいた。そして昼食を取る、うどん屋に到着する。そこからはサンドバッグ状態である。

1.笑顔がない
2.挨拶がなっていない
3.背筋が伸びていない
4.会話を相手に合わせてない
5.名刺がわかりづらい
6.相手の考えていることを考えて話していない

太破炎上である。うどんはただの「粉を練ったもの」といった風情の食感と砂のような味わいになっている。当然、師匠のおごりである。(傲り、ではありません) 緊張でなかなか俺にエンジンがかからなかったので、こうなった。言われてみると確かにそうだ。だけど、、、、とは言わない。書かない。当然のなりゆきである。初対面で相手がどういう印象を持つかというのは、就職活動における一大事であるからだ。これは営業活動でも同じ。就職活動は自分の売り込みだから、自己の営業活動である。
 師匠は都会暮らしである。で、免許も車を使わない生活で返上した経緯がある。俺はこうして毎回、「傷みを伴う指導」を受けているのだ。その後、婆さんを2人で見舞う。息子としての彼女の状態の見方、孫としての見方は違う。師匠は口をあまり開かなかった。今日の婆さんは俺を認識してくれず、話もリフレインで、外国語の落語かなんかのレコードで針が飛ぶ、てな感じだった。
 師匠を次の仕事場まで送り、その後、その近辺をうろうろし、兄貴の嫁の実家に電話も入れずに訪ね、コーヒーを飲みながら談笑。この、遠い親戚の家に連絡もせずに訪ねるというのは「常識のない行動」として、毎回、非難を浴びるゲリラ作戦である。しかし、そういう状況でネタを披露するのは芸人の俺としては好きだ。今回は「刺身号泣事件」「自宅改造作戦」の2題を披露し、成果を発揮できたと思う。今回は兄貴がいね〜ので、「このことはご内密に・・・」と相手に防御戦を張ったが、兄貴が意に反して早く帰宅したためバレて、兄貴に叱られた。前に、師匠と一緒に同じようなことをしたために、親族関係では俺と師匠はデンジャラスコンビである。予想外の行動をするから。師匠と一緒だったのか?と詰問されたが、経緯を説明して納得してもらう。腹いせでもないが、兄貴の息子(5才)のお菓子を兄貴の息子に「くれ〜」と言い、「いいよ」と言われたので(本来は冗談で終わらせるのか?)本当に持って帰った。この動作はその後、立ち寄った俺の実家で、俺の母親から、そして帰宅してからメーカーオプション(=妻)から同じ責め、質問を受けることになる。明日は次兄から質問を受けるだろう。

捕まったスパイか? 俺?

同じ事を何回も出来るミュージシャンや役者や政治家は大変だな〜 

昨日書いた、今月のギャラについては、朝方、メールで聞いてみた。返事はない。それと前職の会社のオペレータから派遣契約関係で問い合わせがあり、「俺はもう関係ね〜!」的口調をきいてしまい、その後、反省して謝罪し、教えた。ここらへん、オペレータには罪がなく、指揮者が指揮できない、またはワカラナイから聞けという、卑怯とも言える状況を生みだしている。ワカラナイなら分かるようになるべきだし、ワカラナイなら自滅、自決すべきだろう。またはそれなりの報酬を払う、または俺は要求して良いはず、と思考はとりとめない。指揮者は未だに俺に対する口調が社員であった時と同じである。

ど〜なってるの!






名前

内容

ほも太郎 えばりんぼう→さびしんぼう、ですよね。 (04/06/23 23:05)
韮山 いつも、ご苦労様です(^^;) (04/06/23 22:08)


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