忍者の無職　キャリアデザイン日記

現在　１６時過ぎです。
今日は、あまり仕事もはかどらず、昨晩、弟から借りてみたフジ系の心霊番組のせいか、右肩が痛くてなんか不調でした。
明晩から、イベントの現場が月曜まであるが、そういう体調と、先日のアルバイト水増し請求事件でなんかすっきりしない。今後のイベントの企画書も元請けから流れてこないし、モチベーションは下がる一方である。イベント現場用のマニュアルとか作戦書を制作しないとイカンのだが。昼からは昼寝をし、さっき起きて、細々、書類を作成している。

　おじゃ魔女（＝娘）はきかん坊だ。今朝も幼稚園への登園を拒否した。バスが来ているというのに。引率の先生に謝って、おじゃ魔女（＝娘）をなだめすかすが、行かないと言う。それでむずがる。しまいには怒り出す。
　俺はキレた。久々にキレた。
「そんなに言うなら幼稚園を辞めてしまえ」
洋服を庭に捨てた。

その後、エアガンを持ち出し、部屋の中でフルオートで５０発程度ぶちまけた。フローリングにＢＢ弾が踊る。泣きわめく子供。「撃たないで〜」と泣く。

「もう俺はおまえのお父さんを辞める」
「仕事に行く」
車で家を飛び出した。

子供は裸足、上半身裸で追っかけてきた。５００ｍ位走らせて、車を止めた。子供を乗せて帰る。その後も隙を見ては、おれは出かけようと車に乗った。そのたびに子供は出てきてわめく。

「もう、オジサンって呼ぶから〜」
「どこにも行かないで〜」
「ちゃんとするから〜」
「ごめんなさい〜」

このリフレインである。結局、俺は幼稚園まで送った。
帰宅する車で考えていた。
１．幼児虐待ではないのか？
２．銃の乱射は、おもちゃとは言え、やりすぎではないのか？
泣きそうな気持ちになったが、涙は出てこなかった。ただ情けなかった。そして、世間の幼児虐待や一般の主婦の気持ちを考えていた。俺の琴線を奏でてくれる前職の会社の経理担当者はよく不機嫌だった。夫である社長は帰ってこないし、子供は言うこと聞かないし、の繰り返しであったことは想像できる。会社でそれをぶちまけることはさすがになかったが、彼女は苦労していたんだな、と思った。大変だったんだな、と。

昼食時、今月の婦人公論を読む。中島らもの婦人の記事が載っていたので初めて買ったのだ。今月の特集は投稿による女の苦労みたいなヤツで、中には幼児虐待、冬ソナみたいな経験した女性、ＤＶの夫から逃亡した主婦、性生活をレポートするじいさん（この人、なんで女性誌に投稿してんのかな）、障害者専用のデリヘル嬢、などの記事が重くて、中島らも婦人の記事までたどり着かない。
　で、昼寝だ。

で、今、おじゃ魔女（＝娘）が幼稚園から帰ってきた。この日記を書いているガレージ事務所の俺の机の前で、椅子を持ち出して絵本を読んでいる。

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＊離婚したいんですが、というスレッドに書き込みをした。どうにも恋愛至上主義と言うヤツが蔓延している。業田良家「ヨシイエ童話」後半に恋愛についてばっさり書ききったエピソードがある。性差に気づいて起こる初恋、第二次性徴からの成長から発露する恋愛、または同時期に起こる恋愛に憧れた恋愛、流行・ステータスとしての恋愛、というプロセスがあるとしたら、結婚はまさに恋愛の墓場である。恋愛していないと駄目だ！という価値観は、多様な価値観を「受容」せねばならないキャリアカウンセラーの俺をもってして、拒否する。恋愛していないからと他人から誹謗中傷されるいわれはどこにもない。そして恋愛と結婚は別物だ。１時間程度しか会っていない異性と決める（時には写真だけ）見合い結婚もあるのだ。

　だから離婚はだめだ、とか言っていない。人は変化する。変化に不安を覚えて、安定した幸福（すでにこの考え方がおかしいと思う）を求める。それで懊悩する。この壁を乗り越えるのは至難の業で、出来たのは釈迦、モハメット、キリストだけだろうと思う。「悟り」というヤツです。好きな人が嫌いになったり、嫌いな人が好きになったり。それで良い。ただし、はやりの言葉で言うところの自己責任です。

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多分、メーカーオプション（＝嫁）が帰ってきたら俺たちは叱られるだろう。怒る、と、叱る、の違いについて考えさせられた１日だった。