忍者の無職　キャリアデザイン日記

恭賀新年

現在　17：41です。

昨年の日記に書いたとおり、昨日、今日と商店街に出店した。いわゆる参道に位置する商店街で縁起物の商品を製作、販売したわけだ。これは、挑戦だった。

1.仕事を自分で作ること
2.接客スキルの実験
3.ブランド力に対する挑戦
4.ロイヤリティに対する挑戦
5.人間観察
6.商店街の観察

結局、１０万円以上、投資したのに、売上げは１万円以下だった。２日間で、だ。本当は昨日だけにしたかったが、売れないので今日も出た。ロイヤリティ、ブランドに対する挑戦というのは、参詣に行く方々は、ナニに対してお賽銭はじめ、グッズを買うのか？ということに対する挑戦だった。「信じる力」で我々は完敗した。信じる力というのは、他の価値観を受け付けないこともある。なぜ、そこでなくてはいけないのか？　ということに対しての挑戦である。
　これは俺が長年、主戦場にしてきた流通関係でも言える。ディカウントで２４８円の洗剤があったとして、なぜ298円の同じ商品をその店でお客様は買うのか？　なぜ、同じ商品なのに、値引きの無いデパートで人はお歳暮などを買うのか？　そういうことだ。

　信じる力は恋愛、就職にも大きな要因だと考えていた。はたから見たら「なんで、あそこに？（人に）」という事を人間は往々にしているのではないのか、と考えていた。

　正月の商店街は人出はそこそこだった。元日は雪で少なかったが、今日は多かった。振袖の女性が少ないことに気が付いた。また、若い女性はなんでミニスカートを穿くのだろうかと考えさせられた。今回、商店街では占い師を何人か呼んで、占いコーナーを販売促進のイベントで行った。
　えへ。俺は占いに行き倒した。昨日は２人、今日は１人。演目？は「仕事運」だ。占いの共通性があるのか？という疑問から、１人あたり１０００円。計3000円を使った。元締め（センセイ）が居るからか、占い方は共通していた。水晶、姓名判断、霊感占いを受けたが、すべて最初はタロットカードだった。で、こっちが「○○占いはしないの？」と聞くとそれをしてくれた。１人は「今日がデビューなんです。緊張してます」って言う若い娘さんの占い師で「それは言ってはいかんだろ？」と思う。しかも、この寒空に胸元の開いたドレスなんか着てるから、かがみこむたび、こっちのほうが緊張する。おまけにその占い師が連れて来ている犬が吠えるから怖い。
　３人３様の結果であった・・・。占い師というのは、キャリアカウンセラーの俺としては、古来のカウンセラーであったのだろうな〜と思っている。実際、トリック暴きとは言わないが、うまい占い師はこっちの情報を引き出すのが巧い。だから俺は占い師にあたるときは、あまり自分の情報を出さないように心がける。しかし、屋号まで占ってもらったりしたので、さて、これからどうしたものか？と思っている。あ。占い結果は謙虚に、お金をかけすぎず、って言う点で共通していた。まあまあ、悪い年にはならないらしいです。ただ、デビューしたての娘さん占い師には、「殺界です」って言われたんだ〜。

俺、大殺界、一昨年で終わったハズなんだけど・・・・。