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忍者の無職 キャリアデザイン日記


 ■ 2005/01/15 (土) 別居生活始まる


現在10:28です。

昨日、妻子が実家に帰省した。しばらくは独身貴族(ただし没落した貴族のほう)である。なんせ、メーカーオプション(=嫁)の実家が遠いため、いったん行けば、元を取るべく長逗留である。その間は、俺は自炊したり、外食したり。まあ料理は好きなので食うには困らない。

だけど。

食器洗い乾燥機の使い方が分かりません! 21世紀の挑戦か?

なんだかんだで土曜日になってしまった。
昨日、金曜日。

正月の商品化作戦について、経営コンサルタントと会ってお話をする。原価、戦略について甘かったな、と思い知らされる。その後、中座して、帰宅。メーカーオプション(=嫁)たちを駅に送る。それからFMへ出勤だ!
 18時から22時までミキサー卓をいじる。今回、初めて、電話中継なるアクションがあった。電話インタビューをミキサーがつなぐのだ。電話回線だか、音声のみなのか、ミキサーに引かれていて、ONするとパーソナリティーがマイクで話した声が電話で先方には聞こえ、電波には相手の電話の声が乗る。
 俺は緊張し、相手を待たせた状態でスイッチ・オン!

音、出ないよ。

フェーダーを上げる。

出ね〜。

何でだ??????????????????????(以下繰り返し)

慌ててスタッフルームに行き、指導を請う。他の機械でもオンしておかないとイケナカッタ。

習ってないよ。姉さん〜。

こうして、緊張の中、また新しいテクニックを覚えた次第。ある程度、緊張しとかないとモノは覚えられないんだな、と思う。だって、その後寝たら、夢に繰り返し出てきたんだモノ。

最近の読書の話を。
図書館から借りてきた「遠藤ケイ 男の民俗学」を読んでいる。さまざまな職人が出てくる。人体模型職人とか、ピッケル職人、トド撃ち猟師など、読んでいて飽きない。そしてそれらの仕事は「好きだから」という土台に「経験」が立っているようなシロモノである。ただし、その「家」を立てる土地は彼らは選べなかった。貧困や社会情勢が大きな影響を及ぼしているようだ。

 結局、長くやらないと駄目なのか?という疑問を持ちつつ、まだ読んでいる。

 それと、現金収入というか、その生活の中で彼らはどう自分の子を育てたのか?

加えて、以前買っておいた禅寺修行記を再読している。これがもうハードな生活で、自我を消滅させる作業として、重箱の隅を細い細い針で突くようなルールの中で修行をする雲水のルポである。そして、その先にあるのは・・・・。

どちらの本も、「自己完結性」がキーワードのような気がしている。自分で考え、行動する。さまざまな状況をそのまま受け入れる。そしてそこにただ「存在しつづける」 これは俺も含めて、なかなか出来ない。煩悶し、苦悩し、あがく俺。

独りになって広くなった我がアジトで、そんなことを考えている。


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内容

幸運を祈る お一人だと、色々家事やら大変でしょうね。たまの一人ってのもいいものですよね。 (05/01/16 01:11)


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