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忍者の無職 キャリアデザイン日記


 ■ 2005/06/01 (水) 目線について考えてみた月曜日


ああ、いかん。今の俺って、なんか物欲しげな目になっているよ。

現在10:12です。

昨日は、メーカーオプション(=嫁)のパートが長いため、おじゃ魔女(=娘)を幼稚園まで迎えに行かねばならなかった。加えて、昨日の日記に書いた高校生について、紹介してくれた担任の先生へ報告と挨拶に行った。おじゃ魔女(=娘)奪回は、一日の最後にしたかったので、その前に高校へ。

「少し前まで中学生でしたから・・・」曰く、先生。
確かにそうだ、そりゃそうだ。高田文夫調で、いたく納得する俺。やりたい企画というのは、こっちの世界では彼らの持つ予算の10倍はするものだった。そこらへん、センセイとて、分からなかったようだ。なんか、先生の話し方って、民間人の我々と少し違う感じがする。俺、あなたの生徒じゃ、ないよ。それと全面的に公共の福祉の前に、かしづく気もないっす。(ここらへん、よく教師の友人と喧嘩になる)

しかし

この予算てのが、センセイの持ち出しと聞き、俺はいたたまれなくなった。あちゃあ、痛い、痛いよ、先生。
 俺が高校の自分には、自主制作映画を作っていて、部費だけでは賄えないのは当たり前で、部員が出していたもんだ。よくカンガエルと映画製作に反対だった部員からも徴収していた。よく出してくれてたな。
 それがいまや、クラスの一部のグループの発案とはいえ、(言葉悪く書きます→)てめえらの考えにてめらで金使わないってのはどうよ! と思った。甘やかしではないかと。むろん、親が出すことに他ならない。それにしたって、なぁ! 

目線はどこにあるんだろう?と思った。先生の目線は子供達にあるんだろうけども、対する俺は大人で、喰えないけども、プロの端くれだ。そのへん、俺は教師じゃないしな〜。俺の目線はどこに設定したらいいのか、分からなくなった。とにかく、先生がそこまでする必要ないんじゃないかって思った。

で、帰る。

兄貴の3000ccセダンを運転しながら、思った。こういう車はちゃんとした格好で運転しないとサマにならないな、と。Gパンでは、どうにも、スワリが悪い。

でもって、たぶん、もう20代から大きく大きく離れた女性がいて、彼女のことを考えていた。彼女の目線は20代のおねえちゃん、お姉さんの、それで、なんで年を取ったこと、取ることに素直になれんのだろうか、と思った。そういう過ごし方って苦しくはないか、と。若いことが無条件で良いという事ではないだろうに、と。
 経年すると、周りの所得とかステータスとか、「こうなっていなければならない」みたいなことが気になる。たしかになる。会社員していた頃の俺はそういうの、結構、気になっていた。やれボーナスが云々とか、そういうの。

でも、毛細自営になって、あまり気にならなくなった。自分しかいないからだ。喰えないけどね。仕事してないから。それはそれで遺憾に思います。

俺の目線は、今、どうなっているのか。気になるところです。


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