忍者の無職　キャリアデザイン日記

現在17：51です。

日曜日の朝一番の飛行機、しかもスーパーシートで上京。予約が取れなかったので、スーパーシートにせざるをえなかった。日曜の午後に嫁の実家で子機の、ちがう、古希のお祝いがあり招聘されてしまったのである。

スーパーシートは、かつて客室乗務員がホステスと呼ばれた故事も、さもありなんというほど、世話をしてくれた。挨拶から、新聞はどうかとか、弁当をくれたり。横は19歳くらいの娘さんが、イヤホンから音楽を垂れ流しながらの搭乗で、金があるところにはあるんだなと思わせる90分のフライトだった（その人はお金を貯めて搭乗していたのかもしれない。しかし、なんか、金だけではなく、こういうのは「資格」が必要なもののような気もした。じゃあ、彼女は売れっ子のモデルだとしたらどうだ？　ってダレに問うてる？）

昨日は、朝、東京本社へ出頭し、短い打ち合わせの後、することもないので新宿へ出る。

アニメ「時をかける少女」を鑑賞して、寄席「末広」で時間をつぶす。話芸の素晴らしさを堪能して、横浜の嫁の実家へ身を寄せて、飲み手のいない、賞味期限のきれたビールを飲んで就寝。

この土地には人が多い。もう15年前にもなるが、俺もここに住んでいた。こうして年を取ってみると、人は多いけど、ひとそれぞれに苦労したり喜んだりしてんだなあと思うようになり、さほど窮屈に感じない。情報は溢れているが、自分の必要な分だけを知るというか、ほかは知らんと思うと雑踏も苦にならない。若い頃は、なんでも手に入れよう、知ろうとしていたように思う。この話、自分は、ですよ。格好を気にしていたこともあったけど、今回はカジュアルを持ってくるんが面倒なので、ずーっとスーツであるため、人目も気にならないのである。

今朝は嫁の実家の手伝い（男手が必要な作業）を行い、おかげで腰痛だ。実家に飼われているウェルシュコーギーは、思っていたよりバカだったので、なぜかホッとしてる。雑種でも賢い犬はいるし、血統書付きでもバカはいるんだなあ。