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忍者の無職 キャリアデザイン日記


 ■ 2007/03/02 (金) 3年目近し 忍者からの手紙


現在9:18です。

無職.COMに参加というか、末席を汚させていただくようになり、5月で3年目に入ろうとしています。3年の間を振り返ると、全部を読み返したわけではありませんが、自分の精神史というか、気持の移り変わりを感じます。

 横を見渡して、同じくらい長い期間、日記を書いておられる方はおられるのでしょうか? サイトの趣旨から、無職を脱し、それはそれで大変な仕事の生活に入っている人も多いのでしょう。

 3年間、借財を背負いながらも、追加借金もせず、低空飛行ながらも生活が続けられて来たのも、このサイトに日記を書くことで、気持ちを整理したり、見ず知らずの方のコメントに励まされたり、叱られたりしてきたからだと思います。インターネットの匿名性を悪く言う風潮も、思い出したように、ほぼ定期的にメディアを賑やかしますが、同じくらい、「功」の部分もあるのではないかと思いますし、それを成し得るのは参加者のモラルの賜物だと思います。

 教育界では、キャリア教育が流行の兆しで「夢を追え」だの「諦めるな」だの、挫折を知らない、高学歴な教師が喧伝しています。映画監督を目指し、実際になった監督を講演会に呼んだりして。多分に、彼が学生時代は教師から馬鹿にされていただろうに、です。こういう教育を否定しませんが、現実感に乏しいよな気がしています。なにより、教科のように、何をどうしたらこうなる、これはこうだからこうだ、という科学的、論理的な考え方に反感を覚えます。就職は人の縁や相性が大なるところがあり、けして何点取ったから入れる、お辞儀を正確に45度の角度で行えばOKというわけではないでしょう。かといって、今の取り組みを否定するわけではありません。もっと挫折者の意見を聞く。挫折を否定しないで欲しいと思うのです。

 お前は無職か?と問われれば、無職ではなさそうです。浮き草稼業で、日々、キャリアカウンセラーしたり、ラジオで働いたり、イベントの作業をしたりしています。安定はしていません。今は、3食、食材にこだわらなければ食べており、子供たちも健康です。これから不安なのは、自分の老後ではなく、中学、高校、大学に進むかもしれない子供たちの学費のことです。地方なので、生活物価は安いのですが、学費は全国一律です。

とりとめのないことを書きました。

生きてこそ、浮かぶ瀬もあれ。


名前

内容

サンダース36 先の事など誰にも分かりませんのでけせらせらで参りましょうお互いに! (07/03/04 20:43)
一般人 学費高いですよね〜。今のうちに学費保険に入ることをお薦めします。私立高校・大学は授業料だけで150万くらいかかりますから。 (07/03/03 07:41)
フリーランス またまたあ そういいながらも普通のサラリーマンの月収ぐらいは毎月入ってくるんでしょ? 目さめちまった。 (07/03/03 04:34)


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