忍者の無職　キャリアデザイン日記

現在11：34です。


昨日はキャリアカウンセラー関係で、急な出張が入り、100万人都市に行く。用件そのものは1時間ですんで、せっかくだから、イベントの同業者さんに会う事にした。

イベント業界、いや、マスコミ業界は総じて人の出入りが激しい。特に休みの日が稼ぎ時のイベント屋は、未経験者ではけっこうキビシイみたいだ。

100万都市でも、いい人材がいないという。もっとも、デキる人間は、転職先を決めて退職するか、フリーになるかで、なかなか労働市場にはいないのである。

なので、未経験の新人さんを入れる。育成には時間が掛かる。その間に、ついてこられなくなり、辞めちゃうのである。


「忍者くんは前の会社よりも稼いでいるんでしょう？」なんて聞かれて「いいえ」と答え、沈黙。「子供も小さいんだから、がんばりなさいよ」「はい」てなことで終了。

なんだかツライ話だなあ。

新幹線で、事務所へ戻る。

その間、実母から電話があり、明治期の詩人、金子みすづの亭主の名前はなんと読むのか？と聞かれた。ボランティアで、目の不自由な方むけに広報を音読しているのだ。事務所へ帰り、さんざネットで調べたが、よみかたが分からなかった。

帰宅が遅くなった。帰ったら、ひさしぶりに牛肉入りカレーだった！　いつもは安い鶏肉カレー。翌朝には、鳥のゼラチンで固まるのが特徴だ。

入浴しながら、ふと行政の「ボランティア」ってやつに腹が立ってきた。イベントごとなどボランティアで住民参加なんて、どうなの、と。有償ボランティアにしたら良いのに、と。