忍者の無職　キャリアデザイン日記

現在8：47です。


先日、誕生日を迎えまして、迎えたのに気がついたのは、当日、深夜1時半で、事務所でのことでした。

この記念すべき日が企画書の締め切りでありまして、徹夜続きで、ようよう出来た企画書に胸をなでおろしているばかりではありません。

企画書
会社概要
見積もり書
決算書
謄本
メンバー紹介表
納税証明書

これらを・・・

正本1部
副本6部

用意するのであります。企画書は見栄えを良くしようと、光沢紙にプリントアウトすることにして、朝の出勤前に文具屋で買いました。100枚８５０円也。

午前中は、ほかの業務で作業が出来ませんでした。オリコミ済みです。この間に本社に送っている企画書の検討をしてもらう段取りです。

午後に取り掛かるのですが、本社の許可がなかなか出ません。
「え？　ファクス来てないよ」とバッサリ。袈裟がけです。絶命。。
再度、データで送ります。ＰＤＦで１枚づつなので、面倒です。（相手が）



そうこうするうちに14時になりました。本社から電話があり、許可が出て、出来栄えを褒められます。

褒められますが、その電話が長く感じられます。早く作業したいわけです。焦りの気持ちが高まります。ホメラニアン！　小さい犬っ←勢いで書きました。




締め切りは17時15分です。役所ですから、そういう感じ。

15時になりました。作業しますが、間違いに気付き、光沢紙が浪費されていきます。紹介書ってのが、「紹介所」になってます！　やりなおし。

メーカーオプション（＝嫁）が確定申告のためにやってきましたが、そっちのけにして、手伝ってもらいます。製本しようとすると、光沢紙の厚みのせいで、ホチキスが通りません。てこずります。

16時30分にはミッションオーバー（＝任務完了）の予定ですが、このミッションオーバーは役所へ提出を差すわけで、移動を考えると16時には事務所を出たい。


製本作業をし、ほかの書類を用意していると「会社案内」が3部しかありません。しかたなく、副本のほうはカラーコピーします。カラーコピーは時間が掛かります。


「シアンのトナーがなくなったわよ」メーカーオプション（＝嫁）が叫びます。

カラーコピーしすぎで機械のインクがなくなります。

40前のワタシが前より、成長した部分といえば、こういう事態のために、予備を用意しておいたこと。シアンのトナーだけに、思案できてました。（激ウマ！）



でも、その前に、光沢紙がなくなってメーカーオプション（＝嫁）を文具屋に走らせたのはヒミツです。この辺が、「鬼の段取り」の異名を取る所以です。けして、段取りの鬼ではありません。倒置法でこんだけイメージは変わります。





おのおの書類封筒に入れ、封筒には正本/副本とシールを貼ります。最期はこれらを手提げ袋にまとめて入れていくのですが・・・


手提げ袋がありません！　なぜかキオスクが脳裏に浮かびます。
キオスクというのはポルトガル語だったっけか、という不要な向学心がアタマをもたげましたが、押さえつけます。

ままよ、とコピー紙の入っていたダンボール箱に入れて、車をゴー！




年度末の道路は工事も多く、気持ちが焦ります。ご丁寧にも、16時過ぎには役所から「何時来ますか？」と確認のご連絡もあり、プレッシャーが高まります。ボクがディーゼルエンジンだったら、ボイル・シャルルの法則から、自然に爆発燃焼するところです。（高2化学ギャグ）

役所に着いたのは17時。目指すは８階。エレベータで勤務終了間際の職員たちが、首からタグをぶら下げて「ありゃあ、ワシが用意しちょくけぇ」「そうですかぁ？」てなやり取りを３回くらいリフレインしています。用意しておくというんだから、それでいいじゃないか！　タグを引きちぎりたくなりますが、これは八つ当たりです。


締め切り15分前にミッション完了。。

かと思いきや。役場では、書類の確認をし始めます。企画書のほか、決算報告書などを、チェックリストに応じて確認していきます。「謄本がコピーですねぇ」馬耳東風な感じで官吏が言います。「コピーで悪いとは書いてなかったですが」と反論を試みます。

結果、受理され、17時10分にミッションオーバー。コピー紙の箱は受け取ってもらえませんでした。

正直、サラリーマン時代にも企画書提出してましたが、往々にして、このパターンで、ギリギリばっかりでした。成長なし。



帰りの車では、トップガンのｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞを聞きながら事務所へ。景色がまばゆく見えるのは、花粉症のせいだけではありますまい。。