忍者の無職　キャリアデザイン日記

現在09：03です。

キャリアのほうは、開店休業状態が続く。登録者が減っているので仕事のしようがなく、カウンセリングの腕が鈍りそうである。再就職支援の仕事なので、就職する、就職せずに年金まで貯蓄で暮らす、そういう人々が増えると登録者が減るという仕組みである。

まじめなことを言うと、歳がある程度までいくと、それまでにやってきたことを流用するか、似たような仕事でないと仕事にならない。「新しいことをしてみましょう」というのが都会ならいざ知らず、田舎では無理に思う。そして、キャリアは積み重ねるものであり、仕事を転々とすると、待遇の良い仕事にはなかなか就けない。正確には、やり続けることで待遇が上がっていくということ。どんな雇用形態であろうと、もぐりこんで仕事をがんばれば待遇は良くなる。マスコミの仕事なんてその最たるものであろう。
　仕事を覚える、プロになるには、最低でも10年と言われているが、「○○をやってました」と言うには最低3年は必要ではないかと思う。

若い人はまだ良い。いろいろ仕事を経験して向き不向きを探すのも悪くない。

年取ってからだと厳しい。なまじ定時労働を長くしていて年収ウン百万ともらっていた人は、そこが基準になるので、価値観を変えるのが厳しい。年収ウン百万もらっていたのに、こんだけ落ちるのかとショックを受ける。自分の存在意義を年収で測るのである。その考えは危険だと思う。そして、その年収は長い間かかって上がっていったということを忘れてしまっているのである。金だけを追い求めるなら、いろんな仕事を掛け持てば良いのだが、それを良しとしない。でもって金はそれなりにあるから、就職活動を本気でやらない場合もある。

うちの近くのハロワに集う人々の車の良さになんかこう矛盾を感じる。生活のダウンサイジングをしたら良いのに、と思うことが多い。


事務所のＨＰを見た人からイベントの仕事をもらった。小回りの利くイベント屋を探していたということで、ヒットしたらしい。デザインは悪いが、ＨＰ出していて良かった。

金融ショックで、地元の自動車製造にも響いているようで派遣を減らす方向に向かっているようだ。派遣の自由化なんてしないほうが良かったのにと思いつつ、往時には「請負」で同じようなことはしていたわけで、あんまり変わんないかとも思う。