U_sanのいいんですよ。それで。

ネットカフェでマンガをむさぼる。
海皇記、久々によみかえすと面白い。
カガクという名の古の呪文。
それは大砲だったりロボットだったり。
日本刀も登場するけど、どうやら日本刀はカガクの産物ではないらしい。
なにをもってカガクというのか、よくわからないが
緻密な計算とか設計とかが色濃くでたものがカガクの産物なのだろうか？
職人の勘と知恵、腕前によって得られた産物はカガクではないらしい。

僕はコトバというものは魔法だと思っている。
だから取り扱いは注意が必要だ。
へたに使うとやけどを負う。
良くもしてくれるが悪くもしてくれる。
そしてカガクとは高度な魔法だと思っている。
コトバとよく似た性質をもっている。
へたに使うとやけどを負う。
良くもしてくれるが悪くもしてくれる。

でも鉄を得るってのは純粋にカガクの領域だと思うのだが・・
だったら日本刀もカガクの産物だろう。

とケチをつけてしまったが、このマンガ、海を舞台とした帆船ものなのだ。
風を帆にうけて巨大な船が大海原をはしるのだ。
星をみて、陸影をみて位置を把握するのだ。

以前「源義経」を小説で読んだとき、忘れたが「俊寛」とかいう名の坊さん
が鹿児島の南方にある島に流刑されてしまうのだ。1000年も前でもちゃんと
目的地に着けるんだと感心しました。

1000年前の日本、カガクとは程遠かったと思うけど、人の成す術というもの
は太古からすごかったのだなと思ったのでした。

世の中には様々な問題があったろう。公害しかりだ。高度経済成長の夢覚めぬ
多くの国民は、「技術がなんとかしてくれる。」って本気で思っていた。
そのコトバは他力本願では？
いいすぎであるなら少しまろやかに
それはただたんに問題の先送りでは？

はなしがまとまらない(笑)

夜勤明けでネットカフェにいって思ったことを綴ってみました。