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U_sanのいいんですよ。それで。


 ■ 2016/04/08 (金) 貧困かんこん


高度経済成長からバブル期を経て、今に至る。
非正規雇用が増えて、中流階級層が崩壊。
貧困が増えた。

ここ30年の経過で僕が一番の問題だと思ったのは
貧困層の増加や社会保障の崩壊ではない。
一人当たりに押し付けられた仕事量の増加だ。
給料は上がらないのに会社だけは肥えていった。

やればできる、なにか方法がある、考える暇があったら動け!

給料は上がらないのに仕事量だけ増える。

日本にいる限り、それはどこへ行ってもかわらない。
そう感じていたのではなかろうか。働く人の大部分が。

大企業で働こうが中小企業で働こうが
あほみたいに仕事を押しつけられるのだ。
身も心も病んで辞めていく。
そして貧困のとびらを開く。

働くことに希望を持てない、そうして身内同士の潰しあいが
横行する。生き残るために。


さて、今日は図書館でビデオを観ておりました。
作品は「リアムのすむ村」
だだっ広い大地を一人、水をかついで歩く。
気温40度は超そうかという灼熱地獄。
貧しい村の一人の少女。
貧困と隣り合わせ。
子どもの多くは栄養失調。
親にそのことを伝えるもどうしようもない。
リアムは将来、学校の先生になりたいと思っている。
小学6年の彼女は成績優秀。
村から中学へは4人しかいけないが、その候補にもあがっている。

しかし、お金がない。
父親が無念そうにリアムに話す。
リアムは悲しみを堪え、声を発しない。
しばらくしてリアムは立ち直る。
父や母への感謝、自分が今生きているのはこの人たちのおかげ。
そして周囲の人たちのおかげ。
そう気づいて、「人のために働きたい。」
そこへたどり着く。

この村では、村をよくしようといろんな人たちが頑張っている。
彼らは貧困ではあるかも知れないが、不幸ではないと思う。

だだっ広い大地を一人、水をかついで歩く。
気温40度は超そうかという灼熱地獄。
僕には彼女が神々しく見えた。








名前

内容

うーさん サウナ&水風呂の後はポカリスウェット。サウナ10分、水風呂3分、4セットくらいかな。 (16/04/15 21:28)
記入なし サウナの灼熱地獄あとのビールが最高! (16/04/11 18:15)
うーさん はっはっは。山登りもよいよ、そのへんの。 (16/04/10 15:29)
記入なし わしもこの30年ででっぷり肥えた。今ではメタボで高血圧と痛風じゃよわっはは (16/04/10 12:58)
うーさん 社会人になった頃はバブルはじけてたよ。 (16/04/10 09:09)
記入なし うーさんはバブル世代ど真ん中なのだ! (16/04/09 23:33)
うーさん ななこさん、結局は選択だと思うのです。が、社会の大きな流れに対して個人の思いなどまったくといっていいほど通用しませんね。それでも人数が増えればわずかながらでも力にはなっていく。僕たちはなにを欲するのか、それを自問自答することが第一歩なんでしょうね。その答えの精査として人と触れ合っていくんだと思います。 (16/04/09 23:07)
うーさん 難しく考えるふりしてるんですyo(^^) (16/04/09 22:55)
記入なし ライクア ローリンストーン 人生成り行きさ うーぴーは難しく考えすぎw (16/04/09 13:00)
ななこ 同じテーマ?について、私も考えることがよくあります。物質的に豊かでも忙殺され孤独・・貧しくても助け合い強い絆で結ばれていること・・。「何かがあれば何かがない」のは、場所は違えど変わらないような気がします。 (16/04/09 10:44)
うーさん 若い人が減ってるんだから、これからもっと人不足。質の低下は免れないでしょう。MADE IN JAPAN! (16/04/09 09:42)
村雨 うちの職場も同じ。人が減らされ、その分しわ寄せが来て、さらに仕事が追加。バブル世代が羨ましい限り。 (16/04/09 01:27)


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