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日常或いは最悪な日々


 ■ 2010/06/13 (日) さて、半年振りの日記だな


無職を1年半ほど経て70社ほど就職活動をして、現在働いてる40前半の人間。
まぁ、そんなことはどうでもいい。

再就職が決まったのは良いけど、すでに辞めたい誘惑と戦いながら日々を鬱々と過ごすだけの無意味な日常を繰り返すのみ。
やはり40超えからの転職は今までの経験や環境を全て手放すのと同義で、何一つ自分の思い通りの仕事もできない。
それだけの能力が全くないのがそもそもの問題ではあるのだが。

友達もいず、恋人もいず、ただひたすら耐え凌ぐだけ。
日常に埋没するのみ。
それでも自発的に死ぬだけの意味も見出せない。

取りあえず、安い給料でも働いてさえいれば、本は買うことができる。
その位しか本当に趣味がない。
休日はひたすらヒキコモリだし、もはや付き合う友人も居ない、まぁ、これは最初から居ないが。
恋人なんて、最初から居た試しもないな。

それにしても何の意味も見出せない人生でも、40代まで生きることができた事実に自分で驚いてる。
いま思えば小学生当時から死ぬことしか考えてこなかった自分が、ある意味病んでいると知りつつ、深く思考を掘り下げないように(深く考えるとマズいことになるのが自分で分かっているので)、それから30年未だに恥を晒しつつ生きてる。
そんな自分の降りかえりつつ、砂で作った城を作っては崩し、それを何度も繰り返し、結局今現在に至って、手元には何も残っていない。あるのは砂だけ。
友人関係も、恋人も、仕事も、能力も何も残っていない。
あとはただ静かに死ぬだけを考えている。
もうこれだけ生きたから良いんじゃないか?と毎日考えている。

自分より年下の人間に毎日何をすれば良いのか?とか仕事の指示を仰ぎつつ、ただ一週間が過ぎるのをひたすら待つ。
そして土日が過ぎれば、鬱々としながらまた一週間を始める。
自分を騙して生きるために、自分に「本」というご褒美を用意はする。
それすら一瞬の幸福にしかすぎないのは知ってるけど、もうその位しか楽しみがない。



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