ヌレヌレ草★這い上がる雌ブタ

昨日は弟の病院へ義妹と一緒に行った。
ここ最近、お父さんと弟は顔を合わせてないの。

鬱病の理解がお父さんにはイマイチ出来ていない。
年齢のせいで理解力も少ないだろうし、それについての本も読まない。
だから、会うと言ってはいけない事を言ってしまってその度に険悪なムードになるの。
お父さんは極論者だし、弟は鬱病。
間に挟まれてるのはヌレﾀﾝと義妹。

ヌレﾀﾝはもうすぐ英国に帰ってしまう。
そうしたら、間に挟まれて辛い思いをするのは義妹。

ヌレﾀﾝにとってはお父さんも弟も血の繋がった家族なので言いたい事は大概言える。
だから、さほどのストレスは感じない。
余りシリアスに取るとこちらまで鬱になるって本にも書いてあるけど、ヌレﾀﾝの場合は大丈夫でしょう。
図太く生きてますから。

義妹は本当に心優しい子だし、なんていったってあのお父さんに強く出ることなんて出来ないみたい。
それは義妹の優しさ故．．．というよりお父さんの自己中は凄いっすから。
紅白歌合戦に於いての和田アキ子レヴェルですから。

だから、昨日は患者本人が通院する気がない、でも、ヌレﾀﾝと義妹は先生と現状と対策を相談する為に会うお医者さんの前でも泣いてしまった。
『お義姉さんが英国に帰ったらどうなるのだろう．．．』
クッション役が居なくなるのはそうとう堪えるだろう。

今後の事を考えて義妹にパソコンを修理する事を勧めた。
早速、修理をして、今後は彼女の負担が少なくなるようにメールやメッセでやり取りをすればいいと思う。
ほんの気安めだけど、義妹の毒吐き場が必要だもんね。
どんどん、毒を吐いてストレス発散してくらさい。

今回の帰国、結局芳しい結果が見られないでいた旨をお医者さんに伝えたら、お医者さんは
『鬱病ってのはそんなもんです。すぐ結果なんて出やしません。でも、通院意思を固める為にはお姉さんの存在は大きいですよ。今は分らないだけですよ。』
って言われて情けないながら救いになったよ。

と、そんな一日でした。



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『ヌレヌレ草』
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