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ボロクソ駄目日記


 ■ 2010/01/16 (土) 悪魔城の侵入者


そいつは理解できなかった、たいした武器を持ってはいないのに・・しかも相手は一人だ。
こちらの数の方が多い、圧倒的に有利だ、しかし・・
相手は強かった、最初は城に迷い込んだ人間だと思った、もしくは村人がよこした生贄かと思った、持っていた物はホウキだけ、どう見ても害は無い、捕まえてボスの前に差し出すか・・・そう思うなり静止を聴かず仲間の一人が飛び掛った、鋭い歯が女の喉に辿りつく前に仲間は四散した、直に敵と判断した、そいつは仲間を呼んで一斉に飛び掛った、だが女は手にしたホウキを向けた途端、仲間は再び四散した、さらに仲間が一斉に飛び掛ったが、結果は同じだった四散するか魔法によって撃退されるか、自分も攻撃をくらっていた最後の仲間が四散する時、ソイツの意識も途切れた
アリシア「どうやら、近づいているようね」
?「瘴気が濃くなってきている、この城の主のようだな、さて、うまくいくと良いが・・・」
アリシア「うまくいってくれないと困るわ、でないと決着がつけられない、それにしても・・気付いてる」
?「ああ、この渦巻く死臭、ガイストと同じものだ」
アリシア「どう見ても、私達の居た世界のガイストは違うみたいだけど」
?「興味ぶかいな、一筋縄ではいかんようだ」
アリシア「相手が何であれ関係ないわ、行くわよ」
アリシアはガンロットを担ぎ、足を進めた

ポポロン「これはいったい・・・」
一行が城に着いた時、そこはゾンビや大蝙蝠、半漁人死体が続いていた、城門も焼け焦げており、死体や壁にはは銃弾でも打ち込んだかのように蜂の巣になっていた
シモン「いったい、何が・・・」
リュウ「ケン・・・・」
ケン「ああ、この死体の傷跡どう見ても俺達の武器に近い、もしかしたら俺達以外にも何人かこの世界に迷い込んだ人間がいるみたいだな」
ランディー「リュウさん達の他に異世界から来た人が居るって事ですか」
ケン「確証はないがな」
沈黙を守っていたシモンがふいに足を止めた
ケン「どうした?シモン?」
シモン「おかしい・・・、何故かは知らないが別の力を感じる、人間と似ているが、これではまるで・・」
その時奥の方から爆音が轟いた・・・・


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