日記HOME TOP タイトル一覧 月別 

曖昧な未来


 ■ 2004/10/30 (土) ますい酒at渋谷、、


送信ボタン押しても何故か日記が更新されない。
というわけで昨日の日記再度書き直します。

昨夜、渋谷にて一番最初に勤めていた会社の先輩&後輩の
3人で飲みました。
2人ともにIT関係の会社に転職し先輩の年収は800万
にまで達してるそうだ。
後輩はといえば忙しいが仕事にやりがいを持っておりプライベート
ではもうすぐ彼女と同棲し週末はクラブでDJ活動、いろんな
イベントをオーガナイズし友達もたくさん、おまけに
合コンにも勤しんでいるときたから絵に書いたように絶好調そのもの。
そんな2人と歴然の差に居心地の悪さを感じた。まだビール1杯も飲み干して
いない早々にだ。僕はすっかり小さくなってしまいポツポツと無職になるまで
の経緯を話すと矢次に
「じゃあ今何やってるの?」
「彼女は?」
「何やってる時が楽しいの?」
「何かやりたいことないの?」
「欲がないよなぁ」
とカラかい半分で聞かれ答えに窮し2人はしょうがねえなぁと呆れた表情で
鼻に息が抜けるように笑われた。
次第に僕をよそに2人は会話で盛り上がりもう住んでる世界が違うなと
思った。正直、来るんじゃなかったと後悔した。わざわざ惨じめな思いを
するために渋谷まで来たようなものだ。。

わかった答えてやるよ。
Q「じゃあ今何やってるの?」
A「何もやってねえよ」

Q「彼女は?」
A「いねえよ、今インポなんだよ」

Q「何やってる時が楽しいの?」
A「愛のソレアを観ている時が一番楽しいんだよ(悪いか?」

Q「何かやりたいことないの?」
A「何もねえよ、また食品工場でキッタねえ魚臭い作業服で働くのが関の山なんだよ」

Q「欲がないよなぁ」
A「ああ、ねえよ。何にもねえよ」

「何がITだ畜生!」

僕のような人間は存在価値がないのだろうか?

金曜の夜だけあって周りは会社帰りのアサレな客で賑わってた。
みんな幸せそうだ。
僕だけが孤独だと思うのはよそう。
この都会のネオンの下に僕と同じようなたくさんの孤独がある。
それでもみんな生きている。





名前

内容

ゆずぽん ジョッカーさん>合コン、誘われるだけでも恵まれてますよ。でも行ってもあまり楽しめないですよね。 (04/10/31 00:29)
ゆずぽん 幸運を祈るさん>そうでしたね、なんか将来のITヴィジョンについて熱っぽく語ってましたね。さっぱりわからなくて宇宙人の会話を聞いてるみたいでした。。。 (04/10/31 00:26)
ゆずぽん ごんべえさん>ほんと身に染みました、、なんか色々と論理的に攻められて疲れました。ありがとう。 (04/10/31 00:22)
ゆずぽん ヴィオラさん>ありがとう、僕も貴方といつか飲みたいです。なんかもう昔のように付き合えないなぁと思いました。それはそれでちょっと寂しいですが仕方ないですよね。 (04/10/31 00:19)
ジョッカー 漏れも同じですよ。働いてる友人と会う場合、肩身狭いし、合コン誘われても、「バカ野郎!誰が無職を好きになるんだよ!!」と怒鳴り散らす始末 (04/10/30 23:41)
幸運を祈る 確かに働いてる人と飲むと、仕事の愚痴やら将来へ向けての会話がほとんどですよね。自分も確かにいずらいですね・・・酔っ払ったら、関係なりますけど、なかなか酔えないんですよね。 (04/10/30 19:00)
ごんべえ うまくいっている人と飲むと自分の惨めさが身にしみるでしょうね・・・さぞかしお疲れになったでしょうね・・・お疲れさまです。 (04/10/30 18:38)
ヴィオラ 僕はゆずぽんさんと飲みたいですよ。有職者と飲んでいて自分が見下されていると感じたらもう、その人たちとは飲まない方がいいと思います。メールくらいの付き合いにしとかないと関係が崩壊する恐れがありますから。 (04/10/30 16:09)


[前] しばしの別れ | [次] 殺りくと天災


曖昧な未来TOP

タイトル一覧 月別