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曖昧な未来 |
■ 2004/11/20 (土) 幻の商店街 |
先週にも懲りず街に出てブラブラしてきました。
まず線路沿いの商店街を歩いてみました。 そこは街の賑わいから完全に隔離され、まるで時が止まったような異様な空間でした。 骨董品、古本、ジャンク品、消費されつくされたAVビデオ、もう誰にも針を落と されなくなった昔の歌謡曲のレコードなどなど埃まみれの無数の「ゴミ」が 無造作に店先に投げ出された店がズラッと数百メートルにわたって軒を列ねている。 誰にも手に取られた事がないような物も多数、AVデッキに油性ペンで直接値段が 書かれていました。一応売る気はあるのですね、でもこんな商売初めて見た、ある意味感動でしたね。究極の商売を目の当たりにした感動というか。。 ここの人たちはどうやって生計をたてているのだろう。もちろん商売気はゼロです。 それを通り越してなんか悟りを開いた廃人という名詞がぴったりかもしれない。 店の主は奥の方でボォーとしてるかタバコふかしながらスポーツ新聞を広げている かで、どんよりと流れる時間に身を任せていました。 こういう生活もあるのだなと思わず息を飲みました。 繁華街へ戻りレコード屋を何軒かハシゴしましたが何処も高いですね。頭に来ました。 セールでtotal scienceの12インチ1枚を¥200で買っただけ。 みんな嬉しそうにオサレなショップの紙バックを抱えて買い物を楽しんで おられますが僕収入がないからなのか仕事のストレスがないからなのか最近 あんまり物欲ってないんですよね。服とか欲しいと思わんし。。 レコードは常に欲しいんだけどそれはコントロールできます。 愛のソレアがない日はなんだか物足りないなぁ。 今日から「ハウルの動く城」ですか、世間は騒いでるみたいですが僕は あまり興味はないです。 「もののけ姫」昨日テレビで観たんだけど、どうも宮崎映画って 好きになれないんですよ、、 確かに内容的にも映像的にもよく出来た映画だなぁとは思ったのですが なんか上から物を教えてやるぞみたいな説教臭さがどうも鼻につくんです。 観客に想像を膨らます余地を全く与えてくれない映画はあまり僕は好きに なれないんですね。純粋な中年おじさんとかにウケはよさそうですが、、。 明日はゆっくり本でも読もうかな。 あっ今日帰りに椎名誠さんを見ました。彼って意外と背が高いのですね。 |
名前 内容
ゆずぽん 幸運を祈るさん>一歩路地裏に入るだけでも街の違った表情が垣間見えますよ。最近ひとりで気軽に入れそうな路地裏のコーヒーショップを探してます。 (04/11/21 21:22)
ゆずぽん Kさん>僕はね、初恋ではないけど以前同じ現場で働いていた女の子をすごく好きになってね、結局叶わぬ恋でしたけどふとたまに彼女の事思い出して切なくなります。そう言えば彼女も少女時代の美保みたく口数が少ない大人しい子でした。 (04/11/21 19:27) 幸運を祈る 街をブラブラすると、色々な発見があって楽しいですよね。普段は、急いで通っていたりする所をゆっくり歩いてみると、こんな所にこんな店があったのかってのよくあります。 (04/11/21 19:25) K おれ、ゆずぽんの考え方1つも否定するところが見当たらないです。なんでだろう?愛のソレアは初恋を思わせる。大切な思い出をいつまでも大切にできる人間でいたいものです。 (04/11/21 00:56) |
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