曖昧な未来

とうとう５月になってしまいました。
ここ最近、私の近況はというと数少ない友達の
結婚式に出席するため花の都、東京に行って参り
ました。かなりタイトなスケジュールだったのですが
久々に汚染された空気を吸って都会をプチ満喫して
参りました。

初めて出た結婚式はというと私はここに居てもいいのでしょうか
という違和感。私にとって場違いな所である事はわかっていましたが
大切な友達の幸せな時間に立ち会えた事が素直に嬉しかったし幸せ
になって欲しいと思う。
それにしても恋人おろか友達を作る事ですらままならない私にとって結婚
とは年収など最低限の条件を満たした上、幾多の意思疎通作業を経て
掴みとる「勝ち組」の儀式。そんな雲の上の二人を私はポカンと
口を開けたまま下から眺めるような感覚に陥ったのでした。

それにしても新郎側の出席者のDQN率が高かったのが引っかかり
ました。夜なのにサングラスを胸ポケットに差し込んでいかにも風な奴、
私服で堂々と来てる奴、目つきを悪くした高木ブー似のピアス野郎、
見ててイライラした。

ところで式には私の知っている人が一人もおらず完璧に孤立状態。
で、二次会での私はさらに浮きまくり。
まぁクラブにもひとりで行く私ですから孤独には慣れている
とは言え今回はちょっと辛かったっす。
帰りたいモード全開でひたすら酒飲んでたら私のあまりの
浮きっぷりに同情してか一人の女の子（巨乳）が
「私達と一緒に食べませんか？」と声をかけてくれました。
せっかくの好意なもんで輪に加わりとりとめもない話をしましたが
いかんせん人種が違う。みなさんカタギの世界で前向きにバリバリ
働いて社会の一員として自分を確立してらっしゃる方々。
社会の底辺で息を潜めて生きている私と当然話しが噛み合うはずも
なく、はぁそうですねぇ〜なんてひたすら冷や汗かきながら笑顔笑顔。
ダメダメスパイラルに陥り疲れた。そして退散。

家路に着く電車の中で自分の不甲斐なさにどう付き合ってこれから
生きてゆけばいいのか悶々と考えてた。すると胸元をパックリ開け
これ見ようがしに巨乳の谷間を露出した女の子が乗り込んできて
それまでの思考は一瞬にして彼女に凌駕されたのでした。
性犯罪に走る前に風俗へ行ってきます。



そーゆーオチかよっ！！