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曖昧な未来 |
■ 2005/09/06 (火) 彼が観た風景 |
台風が来ている。
昨夜は酒と風の音であまりよく眠れなかった。 久々の休みだと言うのにいつもより早く 起きてしまった。 まぁ折角なので映画「17歳の風景〜少年は何を見たのか」 を観に行った。新聞で紹介されていたのを見てずっとひっか かっていた。 で内容はというととてつもなく暗い。超暗い。 東京で母親をバットで殴り殺した17歳の少年が自転車で逃亡する。 彼は日本海を沿って北上する。北を目指してただひたすら走る。 台詞はほとんどない。 全て観客に想像を委ねているそんな映画だ。 こんな映画わざわざ電車に乗って¥1700払って観に行く私も どこか常に相当病んでるのだろうな。 これは実際に5年前に岡山で起きた事件をモチーフにしている。 母親を殺した少年が1千キロの道のりを自転車で逃亡し秋田で 捕まったまだ記憶にある「あの事件」だ。 何が彼をそこまで走らせたのか?、が創作のきっかけらしい。 私もあの事件がとても印象に残っていたので観たかった。 冬の荒れた東北の日本海は絶望の景色だ。死にたくなるような 景色だ。そんな景色と少年は黙々と対話する。 結局私には彼が何を見たのかわからないし彼もわからなかった のかもしれない。 |
名前 内容
ゆずぽん 幸運を祈るさん>とにかく落ち込むための映画なんですよ。見る人によっては拷問のような映画だと思いますよw (05/09/14 15:07)
ゆずぽん インテルさん>お久しぶりです。お元気ですか?僕も絶望する風景にはそそられますね。何故かな考えたのですがこれ以上ない絶望を見てそこから這い上がるという僕にとっては救いなのかもしれません。逆説的な意味で。。とことん絶望してまた一から出発です。 (05/09/14 15:05) ゆずぽん スネ夫さん>簡素な佇まいの映画は情報量(台詞etc)が少ないぶん色々考えさせられる内容のものが多いですね。 (05/09/14 15:00) 幸運を祈る そのような映画があったのですか。しりませんでした。なんか考えさせられる物のようですね。 (05/09/10 00:58) インテル お久しぶりです。僕は最近死にたくなるような日本海に強烈にそそられています。寂しい風景を求めている今日この頃ですね。 (05/09/08 02:28) スネ夫 最近、「誰もしらない」を見ましたがドキュメンタリー番組を見ているようで非常に考えさせられる内容でした。 (05/09/07 02:14) |
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